こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。
今回は1978年の登場から現在まで、ロレックスの短期間のみ販売されたレアモデル「シードゥエラー 16660」の最新買取価格相場をご紹介いたします。 ※あくまで参考程度にご覧ください。
【2022年 秋】高価買取が期待できるシードゥエラー 16660
ロレックスの 「シードゥエラー 16660」 2022年09月時点の最新買取価格相場をご紹介します。
ブランド | ROLEX ロレックス |
商品名 | SEA DWELLER シードゥエラー |
品番 | Ref.16660 |
文字盤 | ブラック |
ムーブメント | パーペチュアル 機械式 自動巻 |
キャリバー | Cal.3035 |
ケース | オイスター 40mm |
ベゼル | 逆回転防止ベゼル |
ブレスレット | オイスターブレスレット(3列リンク) |
素材 | オイスタースチール |
パワーリザーブ | 約48時間 |
大蔵屋 買取価格 | ASK |
※買取価格はインデックスなどで大きく変動します
ロレックス(ROLEX) シードゥエラー 16660 トリプルシックス について
ロレックス(ROLEX) シードゥエラー 16660は、1978年頃~1991年頃まで製造されていた、シードゥエラーの2世代目にあたるモデルです。
シードゥエラー 16660は型番に666と6が3つ続くことから「トリプルシックス」「トリプル6」といったニックネームで呼ばれ、ディスコン(廃盤)から30年以上経過した現在もヴィンテージ・アンティークウォッチとして需要のある腕時計です。
この記事では現在もファンを抱えるヴィンテージのダイバーズウォッチ、シードゥエラー 16660 トリプルシックス をご紹介いたします。
初代シードゥエラー 1665と16660の違い
シードゥエラー 16660 トリプルシックスは1世代目の1665と比べ、プロフェッショナル向けダイバーズウォッチとして進化したモデルです。
ここからは初代シードゥエラー 1665からの進化ポイントをご紹介します。
ムーブメントがCal.1570からCal.3035へ変更
シードゥエラー 16660 トリプルシックスでは、その後のムーブメントのベースとなるCal.3035が搭載されました。振動数はCal.1570の19,800振動/時から28,800振動/時へと進化し、精度や実用性の面でスペックアップしています。
プラスチック風防からサファイアクリスタル風防へ変更
風防が強化プラスチックからサファイアクリスタル風防へと変更されました。
シードゥエラー 16660 トリプルシックスの製造は1978年頃から開始されているので、ロレックスの自動巻き時計の中でもいち早くサファイアクリスタル風防が採用された時計といえます。
シードゥエラーはプロユースのダイバーズウォッチということで、頑丈かつ防水性能にも関わってくるサファイアクリスタル風防の採用が急がれたのでしょう。1980年に登場したサブマリーナ 16800もサファイアクリスタル風防を採用し、300m防水を実現しています。
ちなみに、ロレックス(ROLEX)で最初にサファイアクリスタル風防が採用されたのは、1974年の「ベータクォーツ」とのことです。
両方向回転ベゼルから逆回転防止ベゼルへ変更
ダイバーズウォッチの鉄板機能ともいえる逆回転防止ベゼルもシードゥエラー 16660 トリプルシックスより採用されました。
逆回転防止ベゼルとは?
ダイビングでは潜る前に、何分後に水面に戻ってくるか「潜水可能時間」を決めて潜ります。ボンベの酸素の量には限界がありますし、自身のポテンシャルを超えた潜水は危険だからです。 ダイビング中、潜って何分経過したかを確認するために使うのがダイバーズウォッチで、時間確認を容易にするのが逆回転防止ベゼルです。
逆回転防止ベゼルにはルミナスポイントと名付けられた丸いカプセルがあり、ルミナスポイントを分針の位置に合わせることで、現時点での時間を始点にすることができます。
水中ではルミナスポイント(始点)から何分経過したかを確認すれば現在の潜水時間がわかるので、時間確認が容易になるのです。
しかし、ベゼルが回転するということは、何かにぶつけてしまったり誤って触ってしまったりした際にもベゼルが回転してしまうということです。
ベゼルが時計回りに回ってしまった場合は潜水可能時間が短くなるだけなので問題ありません。しかし、ベゼルが逆回転してしまった場合は本来決めていた潜水可能時間以上に潜水してしまう可能性があり非常に危険なので、逆回転防止ベゼルが採用されているのです。
ヘリウムエスケープバルブの大型化
ロレックス(ROLEX)の公式サイトでは「ヘリウム排出バルブ」と呼ばれるヘリウムエスケープバルブは、時計内部に侵入したヘリウムガスを排出する機構です。
深い水深にいるときは、圧力がかかっているのでヘリウムガスがギュッと小さくなっている状態ですが、水上に戻る際にかかっていた圧力が弱まっていきます。圧力が減ることでヘリウムガスが時計内部で膨張し、破損に繋がる可能性があります。
そんなヘリウムガスを排出する機構がヘリウムエスケープバルブで、飽和潜水する際には必要な機能です。ちなみにヘリウムガスエスケープバルブと呼ばれることもあります。
「飽和潜水」については「ロレックス(ROLEX) シードゥエラー 16600 買取価格相場 情報」をご覧ください。
防水性能610mから1220mへ変更
シードゥエラー 1665では610mだった防水性能は16660では1220m、2倍にスペックアップしました。サファイアクリスタル風防の採用、ヘリウムエスケープバルブの大型化などが大きな要因です。
日付のクイックチェンジが可能になった
クイックチェンジ機能が搭載され、カレンダーが簡単に早送りできるようになりました。
シードゥエラー 16660 の フチあり フチなしとは?
シードゥエラー 16660を語る上ではずせないのが「フチなし」と「フチあり」です。
文字盤のインデックスにフチがない「フチなし」、メタルのフチがある「フチあり」は、見た目の違いだけでなく買取価格や販売価格にも影響してきます。
シードゥエラー 16660の中でも、初期の1978年~1985年頃までに製造された「フチなし」の個体は16660の前期、1985年頃~1991年までに製造された「フチあり」の個体は16660の後期とされています。
とくにフチなしは希少性が高いことからフチありと比べ高値で買取・販売されることが多いヴィンテージロレックスです。
ヴィンテージとして人気のある16660
ここでは、シードゥエラー 16660でよく見られる経年変化をご紹介します。ヴィンテージ・アンティークウォッチにおける褪色や焼けなどのエイジングは、プレミア価格に繋がることもありますので、知っていて損はありません。
グレーベゼル / ゴーストベゼル
ベゼル本来の色が褪せ、薄い色になったものはゴーストベゼルと呼ばれ、エイジングの一つとして評価されます。シードゥエラー 16660の場合、元のベゼルカラーが黒で、色が褪せることによりグレーとなりますが、綺麗に色が褪せた個体はヴィンテージウォッチとしての評価が高まります。
トリチウムの焼け
シードゥエラー 16660は製造年代的にすべての個体がトリチウム夜光で製造されていますが、文字盤交換などの際にスーパールミノバ夜光のパーツに交換されている場合もあります。
インデックス、針、ルミナスポイントなどの夜光塗料がすべてトリチウムの個体は”オールトリチウム”と呼ばれ、ヴィンテージファンの間で高い評価を得ているのは有名な話です。
それらのトリチウム夜光が、日焼けなどの影響で白からクリーム色に変色したものもヴィンテージファンの間ではプラスとして捉えられています。
トロピカルダイヤル
文字盤のブラックが、経年変化によりブラウンにカラーチェンジしたものを「トロピカルダイヤル」と呼びます。こちらもグレーベゼルなどと同じく人気の経年変化です。
スパイダーダイヤル
文字盤表面にクモの巣状のクラック、ヒビ割れが入ったものもスパイダーダイヤルと呼ばれ、ヴィンテージファンの間で評価されています。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではシードゥエラー 16660 トリプルシックスを高価買取中!
シードゥエラー 16660 トリプルシックスは、サファイアクリスタル風防やクイックチェンジといった実用的な機能性を持つヴィンテージウォッチとして人気のモデルです。
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三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」では、ロレックス(ROLEX)などのブランド時計だけでなく、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)やシャネル(CHANEL)といったブランド品も買取しております。お電話での簡易査定も可能ですので、気になった場合はお気軽にご連絡ください!