こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。
今回は1960年の登場から現在まで、ロレックスの人気ヴィンテージモデル「エクスプローラーI 1016」の最新買取価格相場をご紹介いたします。 ※あくまで参考程度にご覧ください。
【2023年 冬】高価買取が期待できるエクスプローラーI 1016
ロレックスの 「エクスプローラーI 1016」 2023年02月時点の最新買取価格相場をご紹介します。
ブランド | ROLEX ロレックス |
商品名 | EXPLORER I エクスプローラーI |
品番 | Ref.1016 |
文字盤 | ブラック |
ムーブメント | パーペチュアル 機械式 自動巻 |
キャリバー | Cal.1560 / Cal.1570ハック無し(前期モデル) / Cal.1570ハック有り(後期モデル) |
ケース | オイスター 36mm |
ベゼル | スムースベゼル |
ブレスレット | オイスターブレスレット(3 列リンク) |
素材 | オイスタースチール |
パワーリザーブ | 約48時間 |
大蔵屋 買取価格 | ASK |
ロレックス(ROLEX) エクスプローラーI 1016について
ロレックス(ROLEX)のスポーツウォッチ、エクスプローラーI 1016は1960年頃~1990年頃まで製造されていたエクスプローラーIの第3世代モデルです。
エクスプローラーI 1016は、長い歴史を持つ”エクワン”の中で最も約30年間というロングセラーモデルで、今ではヴィンテージ時計としても注目を集めています。(※製造期間については諸説あり)
この記事では、廃盤から約35年の時を経ても高い人気を保っているエクスプローラーI 1016について紹介していきます。
ムーブメントがハイビート仕様のものへ変わったことで精度が向上したというメリットもありますが、その他にも実用性の面で大きなポイントが加わりました。
エクスプローラーI 1016のデザイン性
エクスプローラーIといえば「ブラック文字盤」「369インデックス」「デイト無し」「ベンツ針」のシンプルなデザインが特徴のモデルで、2023年現在でもそのデザインは引き継がれています。
しかし、3世代目にあたるエクスプローラーI 1016が登場するまでの間は、そのデザインは確立されていませんでした。
エクスプローラーI 1016以前のモデルでは、ホワイト文字盤、くさび形インデックス、リーフ針などが採用されたモデルがあり、現在のスポーティーかつシンプルな印象とは若干異なるものもあります。
そんな中で登場したエクスプローラーI 1016は、現在のエクスプローラーIの土台を作ったモデルといっても過言ではありません。「ブラック文字盤」「369インデックスとバーインデックスのコンビ」「デイト無し」のスタイルで登場し、約25年の製造期間の中で何度も改良が加えられ、現在のエクスプローラーIのスタイルを確立させました。
エクスプローラーI 1016と14270のデザインの違い
エクスプローラーI 1016と後継機にあたるエクスプローラーI 14270ではデザインにハッキリした違いがあります。
1016は後継機にあたる14270や現行エクスプローラーIと比べて、369インデックスやバーインデックスが細身でさっぱりとしたフォントになっている点が特徴です。
細身のインデックスは現在のスポーティーで力強いデザインと比べてクラシカルな雰囲気となっており、比べてみるとその違いは一目瞭然です。
エクスプローラーI 1016のクラシカルな雰囲気のフェイスは、1016が求められる大きな要因となっています。
エクスプローラーI 1016の前期モデル(ハック無し)と後期モデル(ハック有り)とは
エクスプローラーI 1016は1960年頃~1990年頃まで製造されていたモデルで、1972年頃のムーブメント変更を境に前期型・後期型と区別されています。
1016の前期型のムーブメントCal.1560と後期型のCal.1570を比べると、振動数は毎時18,000振動から毎時19,800振動へ、パワーリザーブは約44時間から約48時間へ伸びるなどブラッシュアップされています。
また、後期型のCal.1570にはリューズを引っ張ると同時に秒針がストップする「ハック機能」が搭載され、より正確に時刻調整することができるようになりました。
余談にはなりますが、エクスプローラーI 1016には1960年代後半よりハック機能無しのCal.1570が搭載されており、前期型・後期型の境目は1972年頃に”ハック機能付き”のCal.1570が搭載されたタイミングとなっています。
エクスプローラーI 1016のR品番とL番は特に高価買取が期待できる
エクスプローラーI 1016の製造年は、通説では1960年頃~1989年頃とされています。
エクスプローラーI 1016の中でも生産最終期にあたる1987年頃~1989年頃に製造されたR番やL番は製造数が極めて少ないため、買取相場も10万円~以上高くなる可能性があります。
幻のE品番とは
エクスプローラーI 1016の製造年は通説では1989年頃までと書きましたが、最近では1990~1991年製造のシリアルであるE番の情報も増えてきています。
R番やL番でもプレミア個体となりますが、E番ともなるとさらに希少な個体として高価買取が期待できます。
エクスプローラーI 1016のミラーダイヤルは希少
エクスプローラーI 1016の前期の中で、さらに初期に製造されたモデルは初期型と呼ばれています。
1016 前期が製造されていたのは1972年頃までですが、その中でも1967年頃までの個体が初期型で、初期型はエナメルのように艶のあるミラーダイヤルが採用されています。
初期型のミラーダイヤルの中にも様々なバリエーションがあります。
例えばインデックスの外周部に円を描くように入るライン、通称「ミニッツサークル」がある個体は、ミラーとミニッツサークルの頭文字をとって「MMダイヤル(ミラーミニッツサークルダイヤル)」と呼ばれるミラーダイヤルの中でも希少価値の高い個体です。
その他、文字盤6時のインデックス下に●がある「6ドット」や黒い文字盤が茶色に経年変化した「トロピカルダイヤル」など、ミラーダイヤルには個体によって様々なポイントがあります。 エクスプローラーI 1016のミラーダイヤルは希少価値が高いため、買取価格も高値が期待できます。
1016 マットダイヤル
エクスプローラーI 1016の中で1968年以降に製造された個体の文字盤は艶なしのマットダイヤルになっています。
マットダイヤルは表記等の違いでマーク0 ( MK0 )、マーク1 ( MK1 )、マーク2 ( MK2 )、マーク3 ( MK3 )、マーク4 ( MK4 )、マーク5 ( MK )の6種類に分類されており、ファンの間ではその点も注目されています。
プレミア個体 「 ティファニーWネーム 」
ロレックスのプレミア個体のひとつにジュエリーブランドであるTiffany & Co.(ティファニー)とコラボしたティファニーWネームがあります。
エクスプローラーI 1016にもティファニーWネームの個体が存在し、高値で買取・販売されています。
ティファニーWネームの特徴は、文字盤6時方向のSUPERLATIVE CHRONOMETERという表記の上にTiffany & Co.の表記が入っている点です。
Tiffany & Co.の表記はひと目で分かるほど存在感があるため、ティファニーWネームのモデルを探しているお客様も数多くいらっしゃいます。
エクスプローラーI 1016のオールニューについて
エクスプローラーI 1016はディスコンから30年以上経過したヴィンテージモデルです。
アンティークやヴィンテージの腕時計ではオリジナルパーツであるほうが価値が高くなりますが、文字盤・針・ブレスレットなどを交換した個体をお求めのお客様もいらっしゃいます。
アンティーク・ヴィンテージの腕時計を日常使いしたいお客様ですね。
パーツ交換を施したエクスプローラーI 1016の中でも、日常使いにピッタリなのがオールニュー個体です。
ロレックスのオールニューとは
ロレックスをはじめとした腕時計におけるオールニューとは、一般的にムーブメント以外のすべての外装パーツを交換した個体を指します。
アンティーク・ヴィンテージウォッチでありながら、外装が新品となっているため、デッドストック品のようなピカピカの状態で使用することができます。
日常使いでの利便性という点では外装のコンディションは良いに越したことはないので、エクスプローラーI 1016においてもオールニュー個体をお求めのお客様は少なくありません。
派生モデル SPACE DWELLER ( スペースドゥエラー ) とは
エクスプローラーI 1016には、SPACE DWELLER ( スペースドゥエラー )という派生モデルが存在します。
SPACE DWELLER ( スペースドゥエラー )は、NASAの有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」で任務にあたった7人の宇宙飛行士「マーキュリーセブン」が、来日したことを記念して日本限定で発売されたエクスプローラーI 1016の派生モデルと言われています。
エクスプローラーI 1016とスペースドゥエラーの違いは文字盤の表記のみです。スペースドゥエラーの文字盤12時方向のOYSTER PERPETUAL下部にはSPACE-DWELLERと表記されています。
スペースドゥエラーの製造時期は1960年代後半、ムーブメントは前期型のCal.1560となっており、日本限定発売という情報はあるものの、日本の正規販売店で取扱いがあったという記録はない謎多きモデルです。
エクスプローラーI 1016の見た目でありながらSPACE DWELLERの名を持つ謎多きモデル、とても魅力的ですね。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではエクスプローラーI 1016を高価買取中!
三重県鈴鹿市、津市、四日市市などのお客様よりご愛顧いただいている大蔵屋では、エクスプローラーI 1016を高価買取中です。※パーツ確認のためお預かりする場合がございます
エクスプローラーI 1016は製造終了より30年以上経過した現在でも人気が上昇し続けているモデルで、ヴィンテージロレックスの中でもここ1~2年で買取相場が高騰しているモデルといえます。
ロレックス買取に力を入れている大蔵屋では、お手持ちのエクスプローラーI 1016が不動品、傷、ガラス割れなどがある場合でもしっかりと査定させていただきますので、買取価格が気になるという場合はお気軽にご相談ください。買取だけでなく質預かりも承っておりますので、売るか迷っているという場合にも遠慮はいりません!
大蔵屋ではロレックス(ROLEX)をはじめ、オメガ(OMEGA)やタグ・ホイヤー(TAG Heuer)といったブランド腕時計、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)やシャネル(CHANEL)などのブランド品の買取・質預かりを承っております。お電話での簡易無料査定も可能となっておりますので、まずはご連絡ください!