ホールマークとは?刻印との違いと本物の見分け方・種類を解説

「K18とは違う刻印だけど何?」
「ホールマークって本物の証明になるの?」
このように疑問に思ったことはありませんか?

ホールマークとは、貴金属製品の純度や品質を公的機関が証明する刻印のことです。
金やプラチナ製品に見られる「K18」や「Pt900」といった素材刻印とは異なり、第三者機関による検査を通過した製品にのみ付けられる証明マークです。
そのため、ホールマークは“信頼性の高い刻印”として重要な判断材料になります。
ただし、ホールマークがあるからといって、必ずしも価値や真贋を完全に判断できるわけではない点には注意が必要です。

なお、日本では造幣局が検査を行い、基準を満たした製品に品位を示す刻印が付けられます。
また、ホールマークは「純分認証極印(じゅんぶんにんしょうごくいん)」とも呼ばれ、各国の公的機関や認定業者によって付与されています。
その起源は14世紀頃のイギリスにあり、ロンドンの金細工師組合が品質検査を行い、合格品に刻印を施したことが始まりとされています。

この記事では、ホールマークの意味や刻印との違い、本物を見分けるためのポイントについて分かりやすく解説します。

※あくまで参考情報としてご覧ください。

ホールマークとは?(品位を証明する刻印)

ホールマークとは、貴金属製品の純度(品位)を第三者機関が検査し、基準を満たした製品にのみ刻印される証明マークのことです。
金・プラチナ・銀などの貴金属製品に対し、各国の造幣局や公的機関が検査を行い、合格したものだけに付けられます。
つまりホールマークは、第三者によって品質が確認された“信頼性の高い刻印”といえます。

ホールマーク 750刻印
ホールマーク Pt850刻印

ホールマークの起源は14世紀のイギリスとされており、ロンドンの検定所(Goldsmiths' Hall)で検査・刻印されたことが名前の由来です。

ただし、ホールマークがある場合でも、それだけで価値や真贋を完全に判断できるわけではないため注意が必要です。

刻印の種類と違い

ジュエリーにはさまざまな刻印があり、大きく分けると以下の2種類があります。

指輪の内側の刻印 K18

■ 刻印
・メーカーやブランドが表示するもの
・K18、Pt900など純度を示す

指輪の内側のホールマーク Pt900

■ ホールマーク
・第三者機関が証明するもの
・品質保証としての意味を持つ

どちらも刻印ですが、「誰が証明しているか」に大きな違いがあります。

・素材刻印=自己表示
・ホールマーク刻印=第三者保証

ホールマーク刻印がある場合は信頼性の高い製品といえますが、素材刻印だけでは品質が保証されているとは限りません。
そのため、素材刻印とホールマーク刻印の両方を確認することで、より正確な判断が可能になります。

一般的な刻印については、以下の記事で詳しく解説しています。
【ジュエリーの刻印とは?意味と見分け方】

日本のホールマーク

日本では、造幣局がホールマーク制度を運用しています。
この制度は1929年に大蔵省造幣局によって「貴金属製品品位証明規則」が定められたことに始まります。

現在も造幣局が検査を行い、基準を満たした製品には日の丸とひし形のマーク、そして品位を示す刻印が打たれます。

これは公的機関によって品質が確認された証であり、信頼性の高い製品であることを示します。

日本のホールマーク 750
日の丸とひし形のマーク

ただし、日本のホールマーク制度は任意制度のため、すべての貴金属製品に付けられているわけではありません。
実際には、
・ホールマークがない製品
・K18、Pt900などの素材刻印のみが刻まれている製品
も多く流通しています。

そのため、ホールマークの有無だけで品質や価値を判断することはできません。

ホールマークの品位区分と証明記号一覧

ホールマークでは、貴金属の種類ごとに純度(品位)と証明記号が定められています。
数値が大きいほど純度が高いことを示しており、素材の価値を判断するひとつの目安になります。

例えば
・Au999(K24) → 非常に純度の高い金
・Au750(K18) → ジュエリーで一般的に使用される金
・Pt900 / Pt950 → プラチナ製品で多く見られる品位

ホールマークは、これらの品位が第三者によって検査・証明された刻印です。
つまり「刻印の内容が正しいことを保証するのがホールマーク」です。

以下は主なホールマークの一覧です。

ゴールド 金製品のホールマーク一覧

品位証明記号品位証明記号
Au999 K24
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K24 AU999
Au585 K14
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K14 AU585
Au916 K22
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K22 AU916
Au416 K10
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K10 AU416
Au750 K18
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K18 AU750
Au375 K9
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K9 AU375

プラチナ 白金製品のホールマーク一覧

品位証明記号品位証明記号
Pt999
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 プラチナ PT999
Pt900
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 プラチナ PT900
Pt950
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 プラチナ PT950
Pt850
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 プラチナ PT850

シルバー 銀製品のホールマーク一覧

品位証明記号品位証明記号
Ag999
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 シルバー AG999
Ag900
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 シルバー AG900
Ag950
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 シルバー AG950
Ag800
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 シルバー AG800
Ag925
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 シルバー AG925

コンビ 金×白金製品のホールマーク一覧

品位証明記号品位証明記号
Au999×Pt999
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU999 PT999
Au750×Pt900
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU750 PT900
Au750×Pt999
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU750 PT999
Au750×Pt850
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU750 PT850
Au750×Pt950
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU750 PT950

これらのホールマークがある場合は信頼性の高い製品といえますが、最終的な価値は重量や状態、ブランドなどによっても変わります。

ホールマークの変更前と変更後の証明記号一覧

日本のホールマークは、2012年4月に国際標準規格(ISO 9202)および日本工業規格(JIS H6309)に基づき、表示方法が変更されました。

この変更により、古い製品と新しい製品で刻印の表記が異なる場合があります。
そのため「刻印が違う=偽物」と誤解されるケースも少なくありません。

例えば、
・「1000」→「999」へ変更
・一部の品位(835・625など)は廃止
といった見直しが行われています。

ただし、これは表示方法の変更であり、貴金属の純度そのものが変わったわけではありません。
刻印の違いだけで判断せず、年代や規格の違いも踏まえて確認することが重要です。

ゴールド 金製品のホールマーク変更前と変更後一覧

品位変更前証明記号変更後証明記号
Au999 K24
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K24 AU1000 変更前
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K24 AU999 変更後
Au916 K22
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K22 AU917 変更前
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K22 AU916 変更後
Au835 K20
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K20 AU835 変更前
廃止
Au750 K18
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K18 AU750 変更前
変更なし
Au625 K15
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K15 AU625 変更前
廃止
Au585 K14
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K14 AU585 変更前
変更なし
Au500 K12
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K12 AU500 変更前
廃止
Au416 K10
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K10 AU417 変更前
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K10 AU416 変更後
Au375 K9
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 ゴールド K9 AU375 変更前
変更なし

プラチナ 白金製品のホールマーク変更前と変更後一覧

品位変更前証明記号変更後証明記号
Pt999
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 プラチナ PT1000 変更前
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 プラチナ PT999 変更後
Pt950
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 プラチナ PT950 変更前
変更なし
Pt900
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 プラチナ PT900 変更前
変更なし
Pt850
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 プラチナ PT850 変更前
変更なし

シルバー 銀製品のホールマーク変更前と変更後一覧

品位変更前証明記号変更後証明記号
Ag999
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 シルバー AG1000 変更前
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 シルバー AG999 変更後
Ag950
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 シルバー AG950 変更前
変更なし
Ag925
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 シルバー AG925 変更前
変更なし
Ag900
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 シルバー AG900 変更前
変更なし
Ag800
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 シルバー AG800 変更前
変更なし

コンビ 金×白金製品のホールマーク変更前と変更後一覧

品位変更前証明記号変更後証明記号
Au999×Pt999
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU1000 PT1000 変更前
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU999 PT999 変更後
Au750×Pt999
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU750 PT1000 変更前
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU750 PT999 変更後
Au750×Pt950
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU750 PT950 変更前
変更なし
Au750×Pt900
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU750 PT900 変更前
変更なし
Au750×Pt850
貴金属製品のホールマーク 品位証明の刻印 コンビ AU750 PT850 変更前
変更なし

古い刻印が入っている場合でも、必ずしも問題があるわけではありません。
判断が難しい場合は、専門店での査定をおすすめします。

ホールマークだけで本物は判断できる?

さまざまなホールマークがありますが、ここで気になるのが「本物かどうか判断できるのか」という点です。
結論から言うと、ホールマークだけでは完全に判断することはできません。

理由は以下の通りです。
・ホールマーク自体も偽造される可能性がある
・海外製品はホールマークの基準や制度が異なる
・ホールマークが付いていない製品も多く存在する(任意制度)
また近年では、ホールマークが付いているように見せかけた偽造品も確認されています。

そのため、ホールマークの有無だけで判断するのではなく、複数の要素を組み合わせて確認することが重要です。

本物を見分ける3つのポイント

貴金属の真贋を見分けるには、以下の3つのポイントを確認することが重要です。

① 刻印・ホールマークの確認
② 磁石や外観のチェック
③ 比重による確認

特に比重は金属ごとに明確な違いがあるため、有効な判別方法のひとつです。

プレートのホールマーク刻印
刻印の確認
磁石で反応検査
磁石反応
比重での測定
比重検査

ただし、
・宝石が付いている製品
・中空構造のジュエリー
・編み込みなど複雑な構造の製品
では、水中に空気が残ることで測定にズレが生じ、正確な比重の算出が難しくなる場合があります。

宝石が付いた指輪
宝石が付いた製品
中空のピアス
中空のジュエリー
編み込みネックレス
編み込みの製品

そのため、これらの方法を組み合わせても判断が難しいケースは少なくありません。

大蔵屋ではX線分析機器を導入しており、 素材の判別が難しい製品でも正確な査定が可能です。
宝石付き製品や中空構造のジュエリーなど、比重では判断が難しいケースにも対応しています。

「本物かどうか分からない」「価値を知りたい」といった場合でも、お気軽にご相談ください。

本物を見分ける詳細解説

では、実際にどのように確認すればよいのでしょうか。

刻印・ホールマークの確認

素材刻印は金属の種類や純度を示す情報ですが、必ずしも正確とは限りません。
一方でホールマークは、公的機関による検査を受けた証明であるため、信頼性の高い目安となります。

指輪の内側にあるK18素材刻印

ただし、
・すべての製品にホールマークが付いているわけではない
・海外製品では制度が異なる
・刻印と実際の素材が一致しないケースもある
といった点から、ホールマークだけで判断することはできません。

実際には、ホールマークが付いていない製品の方が多く流通しています。
そのため、ホールマークの有無だけでなく、複数の視点で確認することが重要です。

外観のチェック

見た目から判断できるポイントもあるため、刻印とあわせて状態を確認してみましょう。

表面の傷やコーティング剥がれの例

見た目から判断できるポイントもあります。
・表面のコーティングが剥がれている
・角や縁の部分だけ色が変わっている
・使用による摩耗や変色が見られる
このような場合は、メッキ製品である可能性があります。

ただし、外観だけで断定することはできないため、他の方法とあわせて確認することが重要です。
あくまで簡易的な確認方法として活用することが重要です。

磁石のチェック

金やプラチナは基本的に磁石に反応しない性質があります。
そのため、強く反応する場合は鉄などの金属が使われている可能性があり、メッキ製品である可能性があります。

磁石を近づけて反応を確認する様子

ただし、
・金具部分に鉄が使われている場合がある
・ホワイトゴールドなど一部の素材は反応することがある
・メッキ製品でも反応しないものもある
といった点から、磁石だけで判断することはできません。

あくまで簡易的な確認方法として活用することが重要です。

比重による判別

比重は重さから素材を推測する方法であり、有効な判別方法のひとつです。

比重測定(液中秤量法)の様子

ただし、
・宝石付き製品
・中空構造のジュエリー
・複雑なデザインの製品
では正確な測定が難しい場合があります。

そのため、比重だけでの判断も難しいケースがあります。
ホールマーク(証明)・素材刻印(表示)・比重(目安)といった複数の情報を組み合わせて確認することが重要です。

正確な判断には複数の方法が必要

貴金属の判別には、ひとつの方法だけで判断するのではなく、複数の方法を組み合わせることが重要です。

宝石付き製品の例

特に、
・コンビ製品
・宝石付き製品
・中空構造のジュエリー
などは、単一の方法では判断が難しいケースがあります。

X線分析装置による素材判定|大蔵屋の強み

X線分析装置(蛍光X線分析装置)は、金属に含まれる成分を非破壊で測定できる装置です。
ホールマークや素材刻印がない製品でも、素材の判別をより正確に行うことが可能です。

X線分析装置による素材判定の様子

大蔵屋ではこの装置を導入しており、
・刻印と実際の素材の一致
・コンビ製品の構成
・見た目では分からない金属の違い
まで確認することができます。

ホールマークや刻印だけでは判断が難しいお品物でも、安心してご相談ください。

メッキ製品との違い

メッキ製品 杯裏側の刻印 24KGP

メッキ製品でも「24KGP」などの刻印が入っている場合があり、見た目だけでは本物の貴金属かどうか判断が難しいケースがあります。
これらの刻印はホールマークとは異なり、素材そのものではなく表面加工を示している点が大きな違いです。

そのため、刻印だけで判断するのではなく、比重や状態など複数の方法を組み合わせて確認することが重要です。

メッキの刻印や見分け方については、以下の記事で詳しく解説しています。
【貴金属のメッキとは?刻印の種類と見分け方】

ホールマーク条約(ウィーン条約)とは

ヨーロッパを中心とした複数の国々では、貴金属製品の品位を共通の基準で管理するために、1972年に「ホールマーク条約(ウィーン条約)」が締結されました。
この条約は、国ごとに異なっていた検定基準を統一し、加盟国間で品質が確認された製品を流通させることを目的としています。

加盟国の基準を満たした製品には、「CCM(コモンコントロールマーク)」と呼ばれる共通の刻印が付けられます。
これは、複数の国で認められた品質基準を満たしていることを示す目安となります。
一方で、フランスなど一部の国はこの条約に加盟しておらず、現在でも独自のホールマーク制度を採用しています。

そのため、
・国によってホールマークの種類や表記が異なる
・品位表示のみの製品が流通している
といった違いがあります。

海外製品の場合、ホールマークの有無や種類だけで品質を判断することは難しいため、制度の違いを理解しておくことが重要です。

CCM(共通管理マーク)とは

CCM(コモンコントロールマーク)は、ホールマーク条約に基づいて付けられる共通の証明刻印です。
加盟国の基準を満たした貴金属製品に付けられ、国をまたいでも一定の品質が確認されていることを示す目安となります。

つまりCCMは「複数の国で認められた品質基準をクリアしている証明」といえます。
海外製品でこのマークがある場合は、一定の信頼性がある製品と判断する目安になります。
数値が大きいほど純度が高いことを示しています。

以下は、主なCCMマークの一覧です。

ゴールド 金製品のCCMマーク

品位証明記号品位証明記号
Au999 K24
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク AU999
Au585 K14
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク AU585
Au916 K22
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク AU916
Au375 K9
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク AU375
Au750 K18
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク AU750

プラチナ 白金製品のCCMマーク

品位証明記号品位証明記号
Pt999
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク PT999
Pt900
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク PT900
Pt950
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク PT950
Pt850
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク PT850

シルバー 銀製品のCCMマーク

品位証明記号品位証明記号
Ag999
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク AG999
Ag800
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク AG800
Ag925
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク AG925

パラジウムのCCMマーク

品位証明記号品位証明記号
Pd999
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク PD999
Pd500
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク PD500
Pd950
貴金属製品のホールマーク CCM 共通管理マーク PD950

CCMマークがある場合でも、最終的な価値は重量や状態、ブランドなどによって変わります。
また、CCMがない海外製品も多く流通しているため、マークの有無だけで判断することはできません。
判断が難しい場合は、専門店での査定をおすすめします。

ホールマーク条約(ウィーン条約)の加盟国

1972年には、ヨーロッパを中心に共通の刻印を使用する「ホールマーク条約(ウィーン条約)」が締結されました。

この条約により、CCM(共通管理マーク)が導入され、加盟国間で統一された基準が使用されています。
加盟国で検査・認証された製品は、他の加盟国でも一定の品質が認められる仕組みになっています。
そのため、海外製品でも加盟国のホールマークが確認できれば、信頼性のひとつの目安となります。

以下は、主な加盟国の一覧です。

国名証明記号国名証明記号
Austria
(オーストリア)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 オーストリア
Lithuania
(リトアニア)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 リトアニア
Croatia
(クロアチア)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 クロアチア
The Netherlands
(オランダ)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 オランダ
Cyprus
(キプロス)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 キプロス
Norway
(ノールウェー)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 ノルウェー
Czech Republic
(チェコ共和国)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 チェコ共和国
Poland
(ポーランド)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 ポーランド
Denmark
(デンマーク)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 デンマーク
Portugal
(ポルトガル)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 ポルトガル
Finland
(フィンランド)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 フィンランド
Slovak Republic
(スロバキア共和国)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 スロバキア共和国
Hungary
(ハンガリー)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 ハンガリー
Slovenia
(スロベニア)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 スロベニア
Ireland
(アイルランド)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 アイルランド
Sweden
(スウェーデン)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 スウェーデン
Israel
(イスラエル)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 イスラエル
Switzerland
(スイス)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 スイス
Latvia
(ラトビア)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 ラトビア
United Kingdom
(イギリス)
貴金属製品 ホールマーク条約 ウィーン条約の加盟国 イギリス

ただし、すべての国が加盟しているわけではなく、独自のホールマーク制度を採用している国もあるため注意が必要です。

ホールマークは価値に影響する?

ホールマークは、公的機関によって品質が確認された証明であるため、
製品の信頼性を判断するうえでプラスの要素となります。

ただし、ホールマークがあること自体で価格が大きく変わるわけではありません。

買取価格は主に
・素材の種類(K18・Pt900など)
・重量
・状態
・デザイン
・ブランド
などによって決まります。

そのため、ホールマークは“価値を直接決める要素”ではなく、“信頼性を補強する情報”と考えるのが適切です。
一方で、刻印が不明瞭な場合や判断が難しい場合には、ホールマークがあることで安心材料になるケースもあります。

まとめ|ホールマークは信頼性の高い判断材料

ホールマークは、公的機関によって品質が確認された証明であり、貴金属製品の信頼性を判断するうえで重要な情報です。
ただし、ホールマークがない製品も多く、刻印や比重などと組み合わせて確認する必要があります。
複数の方法を組み合わせて確認することで、より正確な判断が可能になります。

「本物かどうか分からない」「価値を知りたい」といった場合は、専門店での査定をおすすめします。
特に判断に迷う場合は、比重測定や専門店での査定を活用することが重要です。
査定は無料・予約不要で承っておりますので、1点からでもお気軽にご相談ください。

三重県鈴鹿市の質・買取専門店「大蔵屋」では貴金属の査定・買取を行っています

ホールマークの有無や刻印だけでは判断が難しいお品物でも、そのままにしておく必要はありません。
大蔵屋では、お品物の状態や特徴に応じて丁寧に確認を行い、適切な査定を行っています。

見た目では分からない素材の違いや、コンビ製品などの複雑な構成についても対応可能です。
価値が分からない」「本物かどうか知りたい」といったお品物でも問題ありません。
査定は無料・予約不要で承っておりますので、1点からでもお気軽にご相談ください。