
ロレックス(ROLEX)の「オイスターパーペチュアルデイト コンビモデル」は、ステンレススチールの堅牢さにゴールドの華やかさを加えた存在感が魅力です。34mmケースという控えめなサイズ感の中に、日付表示とサイクロップレンズを備えた機能美を宿し、ビジネスからフォーマルシーンまで幅広く対応します。シンプルなステンレスモデルに比べて一層ラグジュアリーな印象を与え、装いに品格を添える一本として長年親しまれてきました。
人気の理由には、ロレックスの象徴的な技術が凝縮されていることがあります。防水性を高めたオイスターケース、自動巻きを可能にするパーペチュアル機構、そして高い視認性をもたらすデイト表示。これらの要素を備えたコンビモデルは、Ref.1500系からRef.15200系、そしてRef.115200系へと受け継がれるなかで、風防の素材変更やキャリバーの進化を遂げつつ、ロレゾール特有の輝きを保ち続けてきました。その結果、時代を超えても色褪せない高級感と普遍性を兼ね備えています。
本記事では、オイスターパーペチュアルデイトのコンビモデルに焦点を当て、歴史や系譜、主要なリファレンスごとの特徴、ムーブメントの変遷を整理しながら、市場での評価や選び方のポイントを解説します。36mmのデイトジャストは大きいと感じる方や、小径ながらも華やかさを求める方に向けて、コンビモデルの魅力を詳しくご紹介していきます。
※本記事は、できるだけ正確な情報を掲載するよう努めていますが、仕様などについて事実と異なる可能性があります。そのため、本記事の情報は、あくまでも参考程度にご活用ください。
ロレックス オイスターパーペチュアルデイト コンビモデルとは
ロレックスのラインナップにおいて、オイスターパーペチュアルデイトのコンビモデルは「上品さ」と「存在感」を兼ね備えた特別なポジションに位置づけられます。
34mmのケースサイズはクラシックな装いを保ちながら、ステンレススチールの堅牢さにゴールドの輝きを加えることで、ステンレスモデルにはない華やかさを演出しています。シンプルさに実用性を兼ね備えたベースモデルに、金無垢の要素を融合させたことで、日常使いはもちろん、フォーマルなシーンでも映えるデザインとなりました。
誕生の背景とステンレスモデルとの違い
オイスターパーペチュアルデイトは1950年代に誕生し、ロレックスの三大発明(オイスターケース、パーペチュアル機構、デイト表示)をコンパクトに収めた実用的なモデルとして定着しました。
その中で、コンビモデルは「ステンレスモデルの実用性に加えて、より高級感を求めたい」というニーズに応える形で展開されてきました。ステンレスモデルがシンプルさと手頃さを強みに「入門機」として人気を集めたのに対し、コンビモデルはゴールドを組み合わせることで華やかさを増し、ステータス性を意識した一本として支持を得てきました。
ベゼルに関しては、ステンレスモデルがスムースやエンジンターンドを展開していたのに対し、コンビモデルではゴールドの素材感を活かしたエングレーブドベゼルが主流でした。そして2007年に登場したRef.115234では、ついにフルーテッドベゼルも採用され、デイトジャストに近い華やかな表情を備えるようになった点は、大きな進化として注目されます。
ロレゾール仕様が持つ象徴的な意味
ロレックスにおけるコンビ=ロレゾール仕様は、1930年代から続く伝統的なスタイルです。ステンレススチールの耐久性とゴールドの華やかさを一体化させることで、「実用性と贅沢の融合」を体現してきました。オイスターパーペチュアルデイトにおいてもこの仕様は特別な意味を持ち、単なる日常使いの道具から「身につけるステータスシンボル」へと昇華させています。小径で控えめなサイズながら、コンビモデルを選ぶことで手元に確かな存在感と品格を添えることができ、デイトジャストとの差別化要素としても重要な位置を占めています。
コンビモデルの魅力
ロレックスのオイスターパーペチュアルデイトにおけるコンビモデルは、ステンレススチールの実用性にゴールドの華やかさを組み合わせた存在です。シンプルなステンレスモデルとは異なり、素材の持つ輝きによって「特別感」をプラスできる点が大きな魅力となっています。ここでは、コンビ仕様ならではの価値を3つの視点からご紹介します。
ゴールドを組み合わせた華やかな存在感
コンビモデルの一番の魅力は、ステンレスとゴールドのコントラストが生み出す独特の華やかさにあります。ベゼルはゴールドを活かしたスムースベゼルやエングレーブドベゼルが基本で、ブレスレット中央リンクやリューズ部分に配されたゴールドと相まって、落ち着いた雰囲気の中に程よいラグジュアリーさを添えています。
さらに、2007年以降の世代ではフルーテッドベゼルを備えたリファレンスも登場し、デイトジャストに通じるクラシックな印象を強めました。派手すぎず、しかし上品な輝きを手元に加えることができるため、日常使いからフォーマルなシーンまで幅広く対応できるのが魅力です。実用性と華やかさの両面を備えた選択肢として、特に「ひと味違うロレックス」を求める方にふさわしいモデルといえるでしょう。
ビジネスからフォーマルまで幅広く活躍
34mmというクラシックサイズは袖口に収まりやすく、スーツスタイルにも違和感なく溶け込みます。同時に、ゴールドの輝きは結婚式や式典といったフォーマルな場面でも映え、落ち着きと華やかさを両立してくれます。日常のビジネスシーンでは控えめな気品を演出し、ドレスアップの場面では存在感を引き立てる、そのバランス感覚こそ、コンビモデルが長く支持される理由のひとつです。
資産価値と実用性を兼ね備えたバランス
ロレゾール仕様の魅力は、見た目だけでなく資産性にもあります。ゴールドを使用することでステンレスモデルよりも価格帯は上がりますが、その分、買取の際も査定額が高い傾向があります。一方で、ステンレスをベースにしているため日常使いの安心感は失われず、「実用性」と「資産性」の両面をバランス良く備えているのが特徴です。派手すぎないゴールドの取り入れ方により、時代に左右されない普遍的な価値を持ち続けるモデルといえるでしょう。
主要リファレンスの系譜(コンビモデル編)
主要リファレンスの系譜を語るうえで、コンビモデルも外すことはできません。ステンレスの堅牢さにゴールドの華やかさを加えたロレゾール仕様は、実用性とステータス性を両立させた存在として高い評価を得てきました。ここでは、1960年代に登場したRef.1500系のコンビ仕様から、サファイアクリスタル風防を採用したRef.15200系、そして最終世代となるRef.115200系まで、オイスターパーペチュアルデイトにおけるコンビモデルの流れを整理します。
※系譜にはコンビ以外のステンレスや金無垢モデルも含みます。
Ref.1500系 コンビ仕様(1960年代〜80年代)
1960年代から展開されたRef.1500系には、ステンレスとイエローゴールドを組み合わせたコンビ仕様も登場しました。ケース径は34mmで、風防はプラスチック製。ステンレスモデルのベゼルはスムースベゼルやエンジンターンドベゼルが中心でしたが、コンビモデルに限っては繊細な刻み模様を施したエングレーブドベゼルが採用されていた点も特徴的です。デイトジャストのようなフルーテッドベゼルはこの時代のオイスターパーペチュアルデイトには用いられず、独自の差別化がなされていました。ブレスレットはリベット式から巻き込みブレスへと時代ごとに変化し、コンビモデルらしい華やかさと実用性の両面で評価されています。
Ref.15200系 コンビ仕様(1990年代〜2006年頃)
1990年代に登場したRef.15200系では、風防がサファイアクリスタルへと変更され、耐傷性が大きく向上しました。ムーブメントはCal.3135を搭載し、上位機種と同等の性能を誇ります。コンビ仕様では、前世代と同じくブレスレットの中央リンクにゴールドをあしらい、ケースのステンレスと調和させることで、落ち着きと華やかさを併せ持つデザインに仕上がっています。34mmというサイズ感は変わらず、クラシックでありながらも現代的な実用性を備えた世代といえます。
Ref.115200系 コンビ仕様(2007年〜2010年代)
Ref.115200系は、オイスターパーペチュアルデイトの最終世代として登場したシリーズです。ブレスレット中央のコマは無垢仕様へと改良され、装着感に重厚さと高級感が加わりました。また、ラグ部分もヘアライン仕上げから鏡面仕上げへと刷新され、ケース全体の印象がよりドレッシーに仕上がっています。
この世代では、従来まで存在したイエローゴールドとのコンビ仕様が姿を消し、ロレゾールはホワイトゴールドのみへと整理されました。そして、そのホワイトゴールドにはフルーテッドベゼルが組み合わされ、従来のスムースやエングレーブドベゼル中心だった展開に比べて、クラシカルで華やかな表情が強調されるようになった点が特徴です。
さらに、インデックスや針のデザインも見直され、夜光面積の拡大と太めの針によって視認性が向上しました。6時位置の王冠透かしやルーレット刻印などのディテールも追加され、日常使いの安心感を確保しながらも、ホワイトゴールドの輝きとフルーテッドベゼルの立体感が際立つ仕様へと進化しています。また、ダイヤモンドインデックスを備えた個体も存在し、シンプルなオイスターケースに控えめながらも確かなラグジュアリーを加えています。
搭載ムーブメントの進化
オイスターパーペチュアルデイトのコンビモデルにおいても、ステンレスモデルと同様に搭載されるムーブメントは世代ごとに進化を遂げてきました。ロレックスを代表する基本キャリバーが採用され続けた点は、このモデルが常に「実用性を重視した小径ロレックス」として歩んできた証ともいえます。
Cal.1570 ― 信頼性の礎を築いた名機
1960年代から1980年代にかけて採用されたCal.1570は、当時のロレックスを支えた名機と呼ばれる存在です。安定性に優れ、メンテナンスを施せば長期間使用できる堅牢な設計は、現在でも高く評価されています。Ref.1500系のコンビモデルにも搭載され、ヴィンテージとしての魅力を支える大きな要素となっています。
Cal.3135 ― 現代まで受け継がれる完成度
1990年代以降は、ロレックスを代表する完成度の高いCal.3135が搭載されます。サブマリーナーやデイトジャストと同じキャリバーであり、堅牢性・精度・メンテナンス性のすべてにおいてバランスの取れたムーブメントです。Ref.15200系やRef.115200系のコンビモデルに搭載され、クラシックな34mmサイズでありながら上位機種と同等の信頼性を実現しました。
COSCクロノメーター認定と評価
これらのキャリバーはすべてスイス公認クロノメーター(COSC)認定を受けており、精度の高さは折り紙付きです。ヴィンテージから近年の個体に至るまで、コンビモデルが「実用性とステータスを両立するロレックス」として位置づけられてきた背景には、このムーブメントの進化が欠かせません。
ロレゾール仕様ならではの魅力
ロレックスの中でも、ステンレスとゴールドを組み合わせた「ロレゾール仕様」は、独自の輝きと気品を備えています。実用性を確保しつつ、より華やかな存在感を与えることで、オイスターパーペチュアルデイトに新たな魅力をもたらしてきました。ここでは、そんなロレゾール仕様ならではの特徴を整理してみましょう。
歴史的背景に根付くロレゾールの存在感
ロレックスにおける「ロレゾール(ステンレスとゴールドのコンビ仕様)」は、1930年代から続く伝統的なスタイルです。耐久性に優れたステンレスと、華やかで価値のあるゴールドを融合させることで、実用性とステータス性を両立させることに成功しました。オイスターパーペチュアルデイトにおけるコンビ仕様もその流れを汲んでおり、小径モデルでありながらワンランク上の存在感を放っています。
コンビならではの人気文字盤バリエーション
コンビモデルでは、ステンレス仕様には少ない華やかな文字盤が多く展開されました。中でも定番となっているのがシャンパンカラーやアイボリーのダイヤルで、ゴールドインデックスや針と組み合わせることで統一感ある輝きを生み出しています。落ち着きのある色調ながらもゴールドの要素を加えることで、視認性と装飾性を兼ね備えたデザインとして高い人気を誇ります。
クラシックサイズに映える上品な輝き
オイスターパーペチュアルデイトは34mmという控えめなサイズが特徴ですが、そこにゴールドを加えることで、小径ながらも確かな存在感を演出します。スーツスタイルに合わせれば袖口からさりげなく輝きを放ち、フォーマルな場では上品なアクセントとして活躍。派手すぎず、それでいて確かな個性を主張できる点は、ステンレスモデルにはないコンビ仕様ならではの魅力といえるでしょう。
オイスターパーペチュアルデイト 歴代 コンビモデル年表
オイスターパーペチュアルデイト コンビモデルは1960年代に登場し、2021年に廃盤となりました。
モデル | 年代 | 素材 | ベゼル |
オイスターパーペチュアル デイト Ref.1505 | 1960年代~1980年代 | SS×K18YG | エングレーブドベゼル |
オイスターパーペチュアル デイト Ref.15203 | 1990年頃~2006年 | SS×K18YG | スムースベゼル |
オイスターパーペチュアル デイト Ref.15223 | 1990年頃~2006年 | SS×K18YG | エングレーブドベゼル |
オイスターパーペチュアル デイト Ref.115234 | 2007年~2021年 | SS×K18WG | フルーテッドベゼル |
オイスターパーペチュアル デイト Ref.115234G | 2007年~2021年 | SS×K18WG | フルーテッドベゼル |
オイスターパーペチュアルデイト コンビモデル一覧
オイスターパーペチュアルデイト 歴代 コンビモデルを紹介します。
オイスターパーペチュアル デイト Ref.1505 SS×K18YG
製造年代 | 1960年代~1980年代 |
キャリバー | Cal.1560 / Cal.1570 |
防水性能 | 50m |
ケース径 | 34mm |
ポイント | エングレーブドベゼル |
オイスターパーペチュアル デイト Ref.1505は、1960年代から1980年代という長い製造期間を経て展開された、ヴィンテージならではの風格を持つ存在です。ケース径は34mmと現代の基準では控えめなサイズ感で、袖口にすっと収まるバランスが特徴的でした。ステンレススチールの堅牢なケースにイエローゴールドを組み合わせることで、シンプルなオイスターパーペチュアルデイトに華やかさが加わり、当時のユーザーにとって「実用時計に贅沢さを添えた一本」として重宝されてきました。現行機に見られるような煌びやかさとは違い、ヴィンテージ特有の落ち着いた輝きが魅力とされ、今日でも愛好家から注目を集めています。
信頼性を支えたムーブメント
Ref.1505には、ロレックスの信頼性を象徴するCal.1560やCal.1570が搭載されました。両者はいずれもクロノメーター規格を満たしており、特にCal.1570は耐久性と精度の両面で高く評価され、スポーツモデルにも広く採用されました。プラスチック風防とサイクロップレンズの組み合わせは、この時代特有の柔らかな質感を演出しています。
外装デザインとエングレーブドベゼル
外装面では、ステンレスモデルには見られないエングレーブドベゼルを備えた個体が登場し、コンビモデルならではの存在感を示しました。シャンパンやシルバーの文字盤にゴールドの差し色が加わることで、落ち着きと華やかさを兼ね備えた雰囲気を楽しめます。加えて、経年変化によって個体ごとに異なる表情を見せる点は、コレクターにとって大きな魅力です。
ブレスレットの進化
ブレスレットは製造時期ごとに仕様が変わっており、1960年代はリベット式、1970年代は巻き込み式、1980年代には無垢コマの仕様へと移行しました。これにより装着感や耐久性が徐々に改善され、同じRef.1500系であっても年代によって異なる個性が楽しめるのが特徴です。
ヴィンテージロレックスの定番として
20年以上の製造期間を通じて培われた多彩なバリエーションと、堅実なムーブメントによる信頼性を備えたRef.1505は、「華やかさと実用性を兼ね備えたヴィンテージロレックスの代表格」として、今日でも根強い支持を集めています。
オイスターパーペチュアル デイト Ref.15203 SS×K18YG
製造年代 | 1990年頃~2006年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 34mm |
ポイント | スムースベゼル |
オイスターパーペチュアル デイト Ref.15203は1990年代から2000年代半ばまで生産されたコンビ仕様で、シリーズのなかでも過渡期を象徴するモデルです。ケース径は34mmとクラシックなサイズを保ちながら、外装の刷新と堅牢なムーブメントにより、ヴィンテージ的な雰囲気と現代的な実用性をあわせ持つ完成度の高い一本となりました。
サファイアクリスタル風防の採用
従来のプラスチック風防からサファイアクリスタルへ切り替えられたことで、傷に対する耐性が大幅に向上しました。サイクロップレンズも搭載され、視認性の高さを維持しながら日常使用における安心感が格段に高まっています。
Cal.3135ムーブメント
内部にはロレックスの傑作キャリバーCal.3135を搭載。サブマリーナーやデイトジャストと同様の自動巻きムーブメントで、精度・耐久性・メンテナンス性のすべてに優れた完成度を誇ります。小径ながら上位モデルに匹敵する実力を備えた点が、Ref.15203の強みといえるでしょう。
コンビ仕様ならではの外観
ステンレスとイエローゴールドのロレゾール構成により、堅牢さと華やかさを両立しています。ベゼルはゴールドのスムース仕上げで、ブレスレット中央リンクにもゴールドを使用。文字盤カラーはシャンパンやシルバーを中心に展開され、落ち着いた光沢と相まって上品な存在感を放ちます。
「飛びアラビア」ダイヤル
この世代では、偶数インデックスにアラビア数字を配置した「飛びアラビア」文字盤もラインナップされていました。クラシックなデザインに遊び心を加えた仕様で、好みが分かれる一方、5桁リファレンス時代ならではの特徴的な要素としてコレクターから高く評価されています。
Ref.15203は、伝統的な34mmサイズにロレゾールの華やかさを融合させ、サファイアクリスタルやCal.3135といった現代的要素を取り入れたモデルです。クラシックと実用性を兼ね備えた世代として、普段使いはもちろん、コレクションピースとしても価値ある一本といえるでしょう。
オイスターパーペチュアル デイト Ref.15223 SS×K18YG
製造年代 | 1990年頃~2006年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 34mm |
ポイント | エングレーブドベゼル |
オイスターパーペチュアル デイト Ref.15223は、Ref.15203と同世代のエングレーブドベゼルモデルです。
オイスターパーペチュアル デイト Ref.115234 SS×K18WG
製造年代 | 2007年~2021年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 34mm |
ポイント | フルーテッドベゼル |
オイスターパーペチュアル デイト Ref.115234は2007年頃に登場した最終世代のオイスターパーペチュアルデイトで、34mmケースにホワイトゴールド製のフルーテッドベゼルを組み合わせたモデルです。
この世代では、それまで存在していたイエローゴールドとのコンビ仕様が廃止され、ロレゾールはホワイトゴールドのみがラインナップされるようになりました。結果として、従来の華やかさよりも落ち着いた高級感を前面に押し出したデザインとなり、より洗練された印象を与えています。
外装の進化
ブレスレットは無垢のセンターリンクを備えた仕様へと改良され、装着感の重厚さと高級感が増しました。ケースのラグは鏡面仕上げに変更され、ホワイトゴールドのフルーテッドベゼルと調和し、控えめながらも上品な輝きを演出しています。
ディテールの改良
夜光が広がった大型インデックスや太めの針により視認性が向上し、さらに6時位置の王冠透かしやルーレット刻印といったディテールも追加されました。現代ロレックスらしい安心感と個性を持ち合わせています。
モデルの立ち位置
イエローゴールド仕様が姿を消し、ホワイトゴールドのみの展開となったRef.115234は、従来のコンビモデルよりも落ち着いた印象を強め、デイトジャスト34mmのような立ち位置に近づきました。そのため、オイスターパーペチュアルデイト独自の存在感は薄れつつも、最後のロレゾール仕様としてコレクターに特別な意味を持つモデルとされています。
オイスターパーペチュアル デイト Ref.115234G SS×K18WG
製造年代 | 2007年~2021年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 34mm |
ポイント | フルーテッドベゼル、10Pダイヤモンドインデックス |
オイスターパーペチュアル デイト Ref.115234Gは、Ref.115234の10Pダイヤモンドインデックスモデルです。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではオイスターパーペチュアルデイトを高価買取中!
オイスターパーペチュアルデイト コンビモデルは、1950年代から続くロレックスのクラシックな系譜の中で誕生し、ステンレスの堅牢さにゴールドを組み合わせたことで、実用性と華やかさを両立した存在として展開されてきました。ケースサイズは34mmと控えめながらも、落ち着いたデザインにロレゾール特有の輝きが加わることで、袖口に上品なアクセントを添えるモデルとして愛好家に支持されています。すでに生産は終了していますが、ヴィンテージ市場ではその独自の立ち位置から安定した評価を得ており、文字盤の仕様や保存状態によっては高水準の相場を維持しています。
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売却を検討している方へ
オイスターパーペチュアルデイトのコンビモデルは、ステンレスモデルとは一線を画す華やかさを備えながらも、34mmのクラシックサイズを守り抜いた点で根強い人気を誇ります。すでに正規ラインナップから姿を消していますが、今なおヴィンテージ市場で高い注目を集める“実用と高級感を両立したモデル”です。売却をお考えの際は、地域で実績を重ねてきた大蔵屋にぜひご相談ください。