こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。
今回は1983年の登場から現在まで、ロレックスの人気スポーツモデル「GMTマスターⅡ 16760」の最新買取価格相場をご紹介いたします。 ※あくまで参考程度にご覧ください。
【2023年 春】高価買取が期待できる GMTマスターⅡ 16760 ファットレディ
ロレックスの 「GMTマスターⅡ 16760」 2023年04月時点の最新買取価格相場をご紹介します。
ブランド | ROLEX ロレックス |
商品名 | GMT MASTER Ⅱ GMTマスターⅡ |
品番 | Ref.16760 |
文字盤 | ブラック |
ムーブメント | パーペチュアル 機械式 自動巻 |
キャリバー | Cal.3085 |
ケース | オイスター 40mm |
ベゼル | 2トーンベゼル 赤×黒(コーク) |
ブレスレット | オイスターブレスレット(3列リンク)、ジュビリーブレスレット(5 列リンク) |
素材 | オイスタースチール |
パワーリザーブ | 約48時間 |
A社 買取価格 | ~970,000円(税込) |
B社 買取価格 | ~1,050,000円(税込) |
大蔵屋 買取価格 | ~1,200,000円(税込) |
ロレックス(ROLEX) GMTマスターII 16760 ファットレディ について
ロレックス(ROLEX) GMTマスターII 16760は1983年~1988年まで製造・販売されていたGMTマスターIIのファーストモデル(初代)です。
GMTマスターII 16760は、約5年間しか製造されていないことから流通数が少ない希少なモデルで、中古市場においても高値で買取・販売されています。
この記事ではファットレディの愛称でお馴染みの初代GMTマスターII 16760をご紹介します。
ファットレディとソフィア・ローレン
GMTマスターII 16760をネット検索した際に真っ先に目に入ってくるのが「ファットレディ」という言葉。
ファットレディとは”太った女性”を意味する言葉で、GMTマスターII 16760のケースが通常のGMTマスターと比べて厚みがあることからファットレディと呼ばれるようになりました。
太った女性というよりはグラマラスボディのような意味でファットレディと呼ばれています。
GMTマスターII 16760の愛称はファットレディだけではありません。
1960年代、グラマラスボディで世界中の男性を虜にしたイタリアの大女優にちなんで”ソフィア・ローレン”という愛称もあります。
GMTマスターII 16760 ケースの厚みについて
ファットレディ、ソフィア・ローレンのどちらもGMTマスターII 16760のケースが通常より厚いことからつけられた愛称ですが、GMTマスターII 16760にそんなに厚みがあるのかというと、そうでもありません。
GMTマスターI 16750が厚み約12mmなのに対しGMTマスターII 16760が厚み約12.5mmなので、その差はたった0.5mm。並べて見てもあまり気にしない人は気づかない程度の差となっております。
その僅かな厚みの差でファットレディやソフィア・ローレンという愛称がつくわけですから、やはりロレックス(ROLEX)はファンの多いメーカーだなと感じます。
赤黒 ( コーク ) ベゼルだけのラインナップ
GMTマスターIIとしては初代にあたる16760では、GMTマスターIとの差別化として赤黒 ( コーク ) ベゼルが採用されました。
GMTマスターI には赤青 ( ペプシ ) と黒単色、2種類のベゼルがラインナップされていましたが、GMTマスターII 16760では赤黒 ( コーク )のみとなっています。
短針(時針)の単独操作が可能
GMTマスターIとGMTマスターIIの機能面の違いとして表示できるタイムゾーンの違いがあります。
GMTマスターIでは表示できるタイムゾーンが最大2箇所だったのに対し、GMTマスターIIでは最大三箇所まで表示可能となりました。
初代GMTマスターIIである16760に搭載されたムーブメント Cal.3085は短針(時針)の単独操作が可能です。短針単独操作と回転ベゼルを使用することで三箇所のタイムゾーンが確認できるようになっています。
GMTマスターIIは短針単独操作により第三時間帯までの確認が可能となりましたが、GMTマスターIでは可能だったカレンダーの早送りが不可能になりました。なので、GMTマスターIとIIどちらが使いやすいのかは「使う人による」ということになります。
GMTマスターII 16760に搭載されたムーブメントCal.3085はエクスプローラーII 16550にも採用されていますが、どちらの機種も短命に終わったモデルのため、Cal.3085が搭載されたモデルは必然的に流通数少なめとなっています。
【NO DATE / Non date】初期型ダイヤルはデイト表記なし
GMTマスターII 16760の中でも初期に生産された個体は、文字盤12時方向の表記が中期以降の個体と異なります。
初期ダイヤルの表記は「OYSTER PERPETUAL」、中期以降のダイヤル表記は「OYSTER PERPETUAL DATE」となっており、初期ダイヤルは「NO DATE / Non date」と呼ばれ希少個体として扱われています。
ただでさえ流通数の少ないGMTマスターII 16760なので、NO DATE / Non date個体は非常に希少ですね。
GMTマスターII 16760とGMTマスターI 16750の違い
GMTマスターII 16760と同世代のモデルとしてGMTマスターI 16750があります。
同じ80年代に製造されていた16760と16750の違いは以下の通り。ほぼ同世代ではあるものの、様々な違いがあります。
仕様 | GMTマスターII 16760 | GMTマスターI 16750 |
ムーブメント | Cal.3085 | Cal.3075 |
GMT機能 | 第3時間帯まで | 第2時間帯まで |
日付の早送り機能 | なし | あり |
風防 | サファイアクリスタル | 強化プラスチック |
ベゼルカラー | 赤黒 ( コーク ) | 赤青 ( ペプシ ) 黒単色 |
GMTマスターIIはGMTマスターIの上位機種として登場したモデルですが、1980年代時点では日付の早送り機能や人気の赤青 ( ペプシ ) ベゼルがラインナップされたGMTマスターIの需要も高く、単純にIIの方が人気とはいえませんでした。
2023年現在はGMTマスターIIのみのラインナップとなっていますが、性能自体はGMTマスターIの方が良いというお客様も少なくありません。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではGMTマスターII 16760を高価買取中!
三重県鈴鹿市・津市・四日市市のお客様を中心にご愛顧いただいている大蔵屋は正確な査定とアットホームな接客が売りの質店です。
中古市場でも大人気のロレックス(ROLEX)はもちろん、タグ・ホイヤー(TAG Heuer)やオメガ(OMEGA)などのブランド時計も買取強化中ですので、時計を売りたいという場合にはぜひ大蔵屋の無料査定をお試しください。
GMTマスターII 16760 ファットレディは製造期間が僅か5年ということで、非常に流通数の少ない時計となっております。流通数は少ないものの、求めている人の数は多いコレクターズアイテムということで、2017年以降で買取相場は大きく上昇しました。
今後流通数が増えることはないモデルといえるため、買取相場が大きく下がる可能性は低いと思われますが、ロレックスは買取金額自体が大きいため、10%変動しただけでも数十万円の価格差が出てきます。
来年は今の買取相場より数十万円上がることもあれば、下がることもありますので、売り時を見極めるのは不可能と言っても過言ではありません。売却を考えている場合、まずは現時点での買取相場を知り、その金額がご自身の希望金額に達しているかどうかで判断されてはいかがでしょうか。
大蔵屋では買取だけでなく質預かりも承っておりますので、売るか迷う買取価格だった場合は質預かりで資金を調達するということも可能です。数十年前のモデルに関しては正確な査定のために預かり査定になることもありますので、まずはお電話にてお問い合わせいただければ幸いです。