ロレックス(ROLEX) コスモグラフ デイトナ 歴代モデル一覧。プラチナ無垢モデルの歴史を完全網羅

ロレックス コスモグラフ デイトナとは

1963年、フロリダ州デイトナビーチの名を冠したロレックス デイトナは誕生しました。モータースポーツの熱気と精緻な技術が融合したデイトナは、誕生以来、プロのレーサーのみならず多くの人から愛されてきた、ロレックスを代表するクロノグラフモデルです。

デイトナ最大の特徴は、3つのインダイヤルとタキメーターベゼルです。これらの要素は、単にクロノグラフの機能性を高めるだけでなく、ロレックスの他のモデルとは一線を画す独特なデザインを生み出し、デイトナのアイデンティティを確立する重要な役割を果たしています。

デイトナファンの中には、ロレックスというブランドよりも、デイトナそのものに惹きつけられる人も少なくありません。デイトナは、単なる時計ではなく、様々な面で人々を引き付ける、唯一無二の腕時計なのです。

2013年、ロレックスの中で最も希少な素材と位置づけられる「プラチナ」モデルがデイトナコレクションに登場しました。プラチナモデルのみ採用されるアイスブルーダイヤルを備えたデイトナは、デイトナの中でも圧倒的な存在感を放っています。

この記事では、プラチナ無垢のデイトナの系譜をご紹介します。

デイトナ 歴代プラチナ無垢モデル年表

デイトナ初のプラチナ無垢モデルが登場したのは2013年であるため、デイトナシリーズの中では歴史が浅いモデルと言えます。

この記事では、デイトナのプラチナ無垢モデルの歴史を紹介します。

デイトナ プラチナ無垢 歴代モデル一覧

デイトナ プラチナの歴代モデルを紹介します。

デイトナ Ref.116506 Pt950

2013年、ロレックスはデイトナ誕生50周年を記念して、初のオールプラチナモデル、デイトナ Ref.116506を発表しました。

ロレックスの中でも、オールプラチナモデルはデイデイトやデイトジャスト レディースなど一部のドレスモデルでしか採用されていなかった仕様で、スポーツモデルのオールプラチナ仕様はRef.116506が初めてでした。

デイトナはキングオブロレックスと称されるほど、ロレックスの「顔」としてイメージが強い時計で、非常に高い人気を誇ります。そんなデイトナにオールプラチナ限定のアイスブルーの看板を背負った特別モデルが発売されたということで、ファンが放っておくわけがありません。

ケース・ブレスレットともにプラチナ無垢、アイスブルーダイヤル、チェスナットブラウンのセラクロムベゼルとインダイヤルで、デイトナシリーズの中でも異彩を放つルックス、そして定価800万円オーバーというステイタス性は多くのファンを虜にしました。

アイスブルーダイヤルとチェスナットブラウンという組み合わせは、非常に相性が良いうえに他のブランドでは見ないデザインなので、とても魅力的ですね。

Ref.116506はオールプラチナ素材のため、非常に重量があります。同世代のオールステンレスモデルがRef.116500LNで約145gなのに対し、Ref.116506は約285gと、約2倍の重量感です。昔から「高級時計は重い」と言われますが、それを地で行くモデルですね。

Ref.116506が発売されたのは2013年で、現在ほどデイトナが正規店で購入できないという状況ではありませんでしたが、それでも人気が高くプレミア化していくことになりました。

キムタクこと木村拓哉さんがRef.116506を着用していたことも、当時の人気に貢献していたことと考えられます。

デイトナ Ref.116506A Pt950

デイトナ Ref.116506Aは、Ref.116506の11Pバゲットダイヤインデックスモデルです。

デイトナ Ref.116576TBR Pt950

デイトナ Ref.116576TBRは、Ref.116576の豪華仕様モデルです。

Ref.116576TBRは、プラチナ無垢の輝きを放つRef.116576をベースに、ベゼルには36個のバゲットカットダイヤモンド、ダイヤルにはパヴェダイヤモンドを贅沢にあしらった、まさに特別なモデルです。アイスブルーのインダイヤルは、プラチナ無垢の証であり、その魅力をさらに高めています。

Ref.116576TBRの定価は1,620万円と、ゴージャスなモデルに相応しい価格設定でしたが、その希少性の高さから、市場価格は高騰し続けています。Ref.116576TBRの販売価格は現在、3000万円以上が当たり前で、5000万円を超えることも珍しくありません。

デイトナ Ref.126506 Pt950

2023年、ロレックスはデイトナ誕生60周年を記念して、初のシースルーバックモデル、デイトナ Ref.126506を発表しました。

Ref.126506は、正面から見ると、前モデルであるRef.116506と大きな違いはありません。同年にモデルチェンジとなった他のデイトナシリーズと同様に、ケースが全体的に若干細身になり、より洗練された印象を与えます。また、6時位置の「SWISS MADE」表記の間にクラウンマークが追加されました。

Ref.126506の最大の特徴は、ロレックス初のシースルーバック（裏スケルトン）が採用されたことです。シースルーバックとは、ケースの裏側が透明な素材で作られており、内部の機械が見えるようになっている構造です。これまでは、他社の高級時計ではよく見られるシースルーバックモデルでしたが、ロレックスでは存在していませんでした。

Ref.126506では、シースルーバックを通して、ロレックスが誇る高精度なムーブメントを眺めることができます。精巧に作られた歯車やゼンマイなどの部品が美しく動き回る様子は、まさに芸術作品のようです。

ロレックスの中でも特に注目度の高いデイトナシリーズに、初のシースルーバックモデルが登場したことは大きな話題となりました。2023年の新作発表の中でも、Ref.126506は特に注目を集めたモデルと言えるでしょう。

ちなみに、同年に発売された新作「パーペチュアル 1908」シリーズは、全てのモデルがシースルーバック仕様となっています。

デイトナ Ref.126506A Pt950

デイトナ Ref.126506Aは、Ref.126506の11Pバゲットダイヤインデックスモデルです。

三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではコスモグラフ デイトナを高価買取中！

三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」では、コスモグラフ デイトナを高価買取しております。

デイトナは、モデルに関わらずリセールバリューが高いシリーズです。買取価格は、他ブランドの時計と比べて、常に高い水準で変動していますが、高いがゆえに変動も激しく見え、売り時に迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

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