【2023年 秋】ロレックス(ROLEX) コスモグラフ デイトナ 116523 買取価格相場 情報

デイトナ 116523の逆6ダイヤル

ロレックスやデイトナのファンであれば知っている人も多い「逆6」

「逆6」とはインダイヤルの12時間積算計の「6」が、中心軸を中心にデザインされていることで逆さまになって「9」に見える現象のことです。

「逆6」仕様のインダイヤルは、デイトナ 116523の先代にあたる16523をはじめとした5桁デイトナに見られる仕様でした。

5桁デイトナにて見られた「逆6」仕様の文字盤は、1990年代前半には廃止となり、その後は正面から見ても6に見える「正6」仕様となっています。

「逆6」は1990年代前半までの5桁リファレンス特有の特徴として考えられていましたが、実はデイトナ 116523にも確認されています。

デイトナ 116523の中でもF番(2003年～2004年)、D番(2005年)の個体に「逆6」仕様が存在し、ファンの間では希少ダイヤルとして扱われているのです。

なぜF番とD番のデイトナ 116523にだけ存在するのか、謎が残りますね。

デイトナ イエローゴールド コンビモデルの系譜

デイトナに初めてイエローゴールド コンビモデルがラインナップされたのは1988年のデイトナ 16523からでした。

この世代のデイトナは、デイトナが初めて自動巻き化された世代です。ゼニス社のエルプリメロをベースとしたムーブメントCal.4030が搭載されて、その点も人気となっています。

そんな初代を次ぐ二代目が、この記事のモデルであるデイトナ 116523です。エルプリメロからロレックス初の完全自社製クロノグラフ・ムーブメントとなった世代です。

その後、デイトナのイエローゴールド コンビモデルが三代目に代わる際に、リファレンス番号が若返り、少しややこしくなりました。ここでは、デイトナのイエローゴールド コンビモデルの系譜を整理しておきます。

デイトナ 116523 パンダ文字盤 ( パンダダイヤル )

デイトナ コンビモデルの特徴の一つとして、豊富な文字盤のバリエーションがあり、デイトナ 116523も例外ではなく、様々な文字盤がラインナップされています。

複数のデイトナ 116523の文字盤の中でも、特に人気が高いのがパンダ文字盤です。

ここではデイトナのコンビモデルのパンダ文字盤についてご紹介します。

デザイン

デイトナ イエローゴールド コンビモデルにおけるパンダ文字盤とは、通称ホワイトブラックインダイヤルと呼ばれる文字盤のことを指します。

ホワイトベースの文字盤、ブラックのインダイヤル、アラビアインデックスが特徴的な文字盤です。

ホワイトとは言いながらも、完全なホワイトではなくアイボリーに近いホワイトが採用されており、少し黄みがかっていることでイエローゴールドの金色とマッチしています。

また、デイトナ イエローゴールド コンビモデルのパンダ文字盤で外せないポイントが赤い差し色です。ブラックインダイヤルの内側のサークルライン、そして文字盤外周のミニッツマーカーにはDAYTONAロゴと同じ赤色が採用され、洗練されたデザインに遊び心をプラスしています。

デイトナのイエローゴールドコンビモデルには様々な文字盤がラインナップされていますが、まさにイエローゴールドコンビモデル専用といったデザインのパンダ文字盤は、非常に特別感がありますね。

パンダ文字盤のラインナップされたモデル

デイトナ イエローゴールド コンビモデルのパンダ文字盤は、二代目のデイトナ 116523と三代目のデイトナ 116503にのみラインナップされた文字盤です。

デイトナ 116523、116503のどちらにおいても流通数は少なく、その希少性故に買取・販売相場は他の文字盤と比べ高くなる傾向にあります。

人気が高くすぐに売れてしまうパンダ文字盤、大蔵屋でも高価買取中ですので、売却の際はぜひご相談ください！