ロレックス(ROLEX) GMTマスター2の歴代モデル一覧。金無垢モデルの歴史を完全網羅

ロレックス(ROLEX)の時計の中でも、ツートンベゼルという唯一無二の個性で高い人気を誇るのがGMTマスターシリーズです。複数のタイムゾーンを把握できるGMT機能と、ユニークなデザインを兼ね備え、ロレックスを代表する人気モデルのひとつとして君臨しています。

この記事では、GMTマスターの中でも、GMTマスターIIの金無垢モデルに焦点を絞り、その歴史を紹介します。GMTマスターIIの購入や売却を検討する際の参考になれば幸いです。

本記事は、できるだけ正確な情報を掲載するよう努めていますが、古いモデルについては、

製造年や仕様などについて、複数の説が存在するため、事実と異なる可能性があります。また、宝飾モデルの仕様については公式の情報が少なく、記載した情報が誤っている場合もあります。そのため、本記事の情報は、あくまでも参考程度にご活用ください。

ロレックス GMTマスターⅡとは

ロレックス GMTマスターは、1950年代にアメリカの大手航空会社パンアメリカン航空(パンナム航空)からの協力要請を受け、ロレックスが開発したツールウォッチです。

当時、パンナム航空は多くの国際線を運航しており、その航空機のパイロットたちは、時差を正確に把握する必要がありました。そんなパイロットたちのために、複数のタイムゾーンの時間を把握できるGMT機能を備えたGMTマスターが開発されました。

GMT機能は、通常の針とは別に備わるGMT針と24時間目盛りを用いて、異なるタイムゾーンの複数の時刻を同時に把握できる機能です。時差の違う場所へのフライトを頻繁に行うパイロットにとって、なくてはならない機能と言えるでしょう。

GMTマスターは、そんなGMT機能をユニークなアイデアで、さらにわかりやすく進化させました。24時間目盛りを備えたベゼルを、円の中心を境に鮮やかな二色に塗り分けたのです。このツートンカラーベゼルは、昼夜を一目で判別できるだけでなく、スタイリッシュなデザイン性によって、GMTマスターに唯一無二の個性を与えました。

GMTマスターには、IとIIの2種類が存在します。1955年から1999年まで販売されていたGMTマスターIは、2つのタイムゾーンを表示することができました。一方、1983年から現在に至るまで販売されているGMTマスターIIは、3つのタイムゾーンを表示することができます。

GMTマスターが登場した1950年代、パンナム航空のパイロットは華やかな職業であり、パイロットたちはエリートとして世界中に知られていました。憧れの存在であるパイロットたちにGMTマスターを供給することは、ロレックスにとっても大きなプロモーション効果をもたらしたと言えるでしょう。

GMTマスターは、ツールウォッチとしての機能性を持ちながらも、エリートの着用するステータス性の高い時計としての側面も併せ持ち、初代モデルから金無垢モデルがラインナップされていました。

GMTマスターI時代は、金無垢モデルはイエローゴールドのみでしたが、GMTマスターIIになってからはエバーローズゴールドやホワイトゴールドモデルが登場し、金無垢モデルの人気を高めました。さらに、エバーローズゴールドやホワイトゴールドといった素材の採用により、新たなツートンベゼルも加わり、GMTマスター金無垢モデルの選択肢が拡がっています。

この記事では、GMTマスターII 金無垢モデルの歴史を紹介するとともに、それぞれのモデルの特徴やツートンベゼルについても詳しく解説します。参考にしていただけると幸いです。

GMTマスターII 歴代金無垢モデル年表

GMTマスターの金無垢モデルには、通常モデルに加えて、宝飾モデルが多数存在します。カタログに掲載されていないモデルなど、ここで紹介していない宝飾モデルも存在しますので、その点、ご理解ください。

※古いモデルの製造期間、仕様に関しては正確な情報がないため、事実とは異なる場合がございます。※宝飾モデルの仕様については公式の情報が少なく、記載した情報が誤っている場合もあります。あくまでも参考程度にご覧ください。

モデル年代ムーブメント世代
GMTマスターII Ref.167181990年~2005年K18YG第2世代
GMTマスターII Ref.16718RG1990年~2005年K18YG第2世代
GMTマスターII Ref.116718LN2005年~2019年K18YG第3世代
GMTマスターII Ref.116758SARU2006年~不明K18YG第3世代
GMTマスターII Ref.116758SA2006年~不明K18YG第3世代
GMTマスターII Ref.116758SANR2006年~不明K18YG第3世代
GMTマスターII Ref.116759SARU2006年~不明K18WG第3世代
GMTマスターII Ref.116759SA2006年~不明K18WG第3世代
GMTマスターII Ref.116759SANR2006年~不明K18WG第3世代
GMTマスターII Ref.116749SABLNR不明K18WG第3世代
GMTマスターII Ref.116769TBR2006年~不明K18WG第3世代
GMTマスターII Ref.116719BLRO2014年~2018年K18WG第3世代
GMTマスターII Ref.126715CHNR2018年~K18ERG第4世代
GMTマスターII Ref.126755SARU2019年~K18ERG第4世代
GMTマスターII Ref.126719BLRO2019年~K18WG第4世代
GMTマスターII 126718GRNR2023年~K18YG第4世代

GMTマスターII 金無垢 歴代モデル一覧

GMTマスターII 金無垢の歴代モデルを紹介します。

GMTマスターII Ref.16718 K18YG

製造年代1990年~2005年
キャリバーCal.3185
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第2世代、茶単色、黒単色

GMTマスターII Ref.16718は、1990年に登場したGMTマスターII K18YG(18金イエローゴールド)金無垢モデルです。GMTマスターIIの世代では2代目にあたります。

Ref.16718はGMTマスターIIとしては初の金無垢モデルです。GMTマスターIの時と同じく、サンレイ仕上げのブラウンダイヤルにブラウンの単色ベゼル、ブラックダイヤルにブラックの単色ベゼルという2種類のバリエーションがあります。

この世代の金無垢モデルGMTマスターには、ツートンベゼルは設定されていませんでした。しかし、金無垢モデル専用のブラウン単色ベゼルとサンレイ仕上げのブラウンダイヤル、そしてイエローゴールドの輝きは、見事に調和し、高級感を演出しています。

Ref.16718の販売時の定価は、時期にもよりますが220万円~280万円ほどでした。2024年5月時点の中古市場における販売価格は、約400万円~となっており、定価を大きく上回る価格にて取引されています。※買取価格や販売価格は状態や時期によって変動します。

Ref.16718は廃盤から約20年経過したモデルですが、近年では三代目 J SOUL BROTHERS)の登坂広臣さんが着用するなど、今でもファンの多い時計です。

GMTマスターII Ref.16718RG K18YG

製造年代1990年~2005年
キャリバーCal.3185
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第2世代、茶単色、黒単色

GMTマスターII Ref.16718RGは、1990年に登場したGMTマスターII Ref.16718の8Pダイヤ&3Pルビーインデックスモデルです。

Ref.16718RGは、12・6・9のインデックスにルビー、それ以外のインデックスがダイヤモンドになったRef.16718の宝飾仕様です。

Ref.16718RGはベゼルによってダイヤルカラーが異なり、ブラウン単色ベゼルの場合はシャンパン文字盤、ブラック単色ベゼルの場合はグレー文字盤の設定でした。

インデックスとダイヤルカラーの組み合わせは二通りあり、茶金(ルートビア)ベゼルの場合はダイヤルはグレー、黒単色ベゼルの場合はダイヤルはシャンパンを採用しています。

Ref.16718RGの8Pダイヤ&3Pルビーインデックスのデザインは、同世代のGMTマスターIIコンビモデルにも採用されており、独特な宝飾デザインは、現在でも多くの人から支持されています。

GMTマスターII Ref.116718LN K18YG

製造年代2005年~2019年
キャリバーCal.3186
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第3世代、黒単色、初のセラクロムベゼル

GMTマスターII Ref.116718LNは、2005年に登場したGMTマスターII 金K18YG(18金イエローゴールド)無垢モデルです。GMTマスターIIの世代では3代目にあたります。

第3世代のGMTマスターIIでは、初めてセラクロムベゼルが採用されました。セラクロム素材とは、ロレックスが独自に開発したセラミック素材で、褪色しにくく傷に強いのが特徴です。現在ではロレックスの全てのモデルに採用されていますが、初めてセラクロムベゼルが採用されたのは2005年のGMTマスターIIでした。

2005年時点では、セラクロムで複雑なカラーを表現するのが難しかったとのことで、Ref.116718LNではブラックの単色ベゼルが採用されています。リファレンスの最後の「LN」はフランス語で黒いベゼルを表す「Lunette Noir」の頭文字です。

2005年はGMTマスターシリーズの50周年記念年だったため、全てのGMTマスターIIでロレックスのコーポレートカラーであるグリーンのデザインが取り入れられました。

Ref.116718LNでは、ブラックとグリーンのダイヤルがラインナップされました。ブラックダイヤルでは、GMT針の針部分がグリーンに、グリーンダイヤルでは、GMT針の針部分がゴールド仕様となっています。ステンレスやコンビモデルも針部分でグリーンを取り入れていましたが、ダイヤル自体がグリーンになったのはRef.116718LNのみでした。

GMTマスターII Ref.116758SARU K18YG

製造年代2006年頃~不明
キャリバーCal.3186
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第3世代、ブルーサファイア・ルビー・ダイヤモンドベゼル

GMTマスターII Ref.116758SARUは、2006年頃に登場したGMTマスターII K18YG(18金イエローゴールド)金無垢の宝飾モデルです。

Ref.116758SARUは赤青(ペプシ)ベゼルを宝石で表現したモデルです。ベゼルにはバゲットカットのブルーサファイア18石、ルビー18石、ダイヤモンド12個がセッティングされています。さらに、ラグとリューズガードにはブリリアントカットのダイヤモンドがセッティングされており、非常にゴージャスなモデルです。

通常モデルのRef.116758SARUでは、ダイヤルはブラックですが、さらに特別なモデルとしてダイヤルにパヴェダイヤが敷き詰められたものや、ブレスレットの中央リンクにパヴェダイヤが敷き詰められたものなど、さらにゴージャスな個体も販売されていました。

通常モデルでも定価1300万円以上、パヴェダイヤモデルの場合はさらに高額となっており、非常に贅沢な一本です。

GMTマスターII Ref.116758SA K18YG

製造年代2006年頃~不明
キャリバーCal.3186
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第3世代、ブルーサファイア・ダイヤモンドベゼル

GMTマスターII Ref.116758SAは、2006年頃に登場したGMTマスターII K18YG(18金イエローゴールド)金無垢の宝飾モデルです。

Ref.116758SAは、ベゼルにバゲットカットのブルーサファイア25石、ダイヤモンド25石がセッティングされたゴージャスなモデルです。ラグとリューズガードにはパヴェダイヤがセッティングされています。

さらにラグジュアリーな仕様として、ダイヤルやブレスレットの中央リンクにパヴェダイヤがセッティングされているものもラインナップされていました。非常に希少なモデルとして、現在でも高値で取引されています。

GMTマスターII Ref.116758SANR K18YG

製造年代2006年頃~不明
キャリバーCal.3186
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第3世代、ブラックサファイア・ダイヤモンドベゼル

GMTマスターII Ref.116758SANRは、2006年頃に登場したGMTマスターII K18YG(18金イエローゴールド)金無垢の宝飾モデルです。

Ref.116758SANRは、ベゼルにバゲットカットのブラックサファイア12石、ダイヤモンド36石がセッティングされたゴージャスなモデルです。ラグとリューズガードにはブリリアントカットのダイヤモンドがセッティングされています。

さらにラグジュアリーな仕様として、ダイヤルやブレスレットの中央リンクにパヴェダイヤがセッティングされているものもラインナップされていました。

Ref.116758SAも、ベゼルはバゲットカットのサファイアとダイヤモンドでデザインされていますが、Ref.116758SANRではサファイアのカラーと配置が異なります。

GMTマスターII Ref.116759SARU K18WG

製造年代2006年頃~不明
キャリバーCal.3186
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第3世代、ブルーサファイア・ルビー・ダイヤモンドベゼル

GMTマスターII Ref.116759SARUは、2006年頃に登場したGMTマスターII K18WG(18金ホワイトゴールド)金無垢の宝飾モデルです。

Ref.116759SARUは、GMTマスターシリーズの象徴とも言える赤青(ペプシ)カラーを、バゲットカットのブルーサファイアとルビーで表現したSARUシリーズのホワイトゴールドモデルです。アワーマーカーにはバゲットカットのダイヤモンドがセッティングされ、ラグとリューズガードにはキラキラと輝くブリリアントカットのダイヤモンドを施すことで、金無垢ケースの輝きを引き立てています。

ダイヤルやブレスレット中央リンクにパヴェダイヤを敷き詰めたゴージャスな仕様もありますが、いずれにしても超希少モデルとなっており、高額で取引されています。

GMTマスターII Ref.116759SA K18WG

製造年代2006年頃~不明
キャリバーCal.3186
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第3世代、ブルーサファイア・ダイヤモンドベゼル

GMTマスターII Ref.116759SAは、2006年頃に登場したGMTマスターII K18WG(18金ホワイトゴールド)金無垢の宝飾モデルです。

Ref.116759SAは、ベゼルにバゲットカットのブルーサファイア25石とダイヤモンドが25石、ラグとリューズガードにはブリリアントカットのダイヤモンドがセッティングされています。ホワイトゴールド素材のシルバーカラーにブルーサファイアとダイヤモンドということで、ゴージャスでありながらも爽やかな印象のモデルです。

さらにラグジュアリーな仕様として、ダイヤルやブレスレットの中央リンクにパヴェダイヤがセッティングされているものもラインナップされていました。いずれのモデルも、非常に希少で、中々お目にかかれません。

GMTマスターII Ref.116759SANR K18WG

製造年代2006年頃~不明
キャリバーCal.3186
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第3世代、ブラックサファイア・ダイヤモンドベゼル

GMTマスターII Ref.116759SANRは、2006年頃に登場したGMTマスターII K18WG(18金ホワイトゴールド)金無垢の宝飾モデルです。

Ref.116759SANRは、ベゼルのアワーマーカーにブラックサファイア、それ以外の部分にダイヤモンドがセッティングされたゴージャスなモデルです。ベゼルのサファイアとダイヤモンドはバゲットカットとなっています。

ワンランク上のラグジュアリーな仕様として、ダイヤルやブレスレットの中央リンクにパヴェダイヤがセッティングされているものもラインナップされていました。

Ref.116759SANRは2024年5月時点の中古市場での販売価格で、2000万円を超える超希少モデルです。

GMTマスターII Ref.116749SABLNR K18WG

製造年代不明
キャリバーCal.3186
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第3世代、ブルーサファイア・ブラックサファイア・ダイヤモンドベゼル、世界限定20本

GMTマスターII Ref.116749SABLNRは、GMTマスターII K18WG(18金ホワイトゴールド)金無垢の宝飾モデルです。

Ref.116749SABLNRは、世界限定20本とも噂される超希少モデルです。GMTマスターIIで人気のツートンベゼル青黒(バッドマン)を、バゲットカットのブルーサファイアとブラックサファイアで表現した、ゴージャスでありながらクールなモデルです。ベゼルのアワーマーカーにはバゲットカットのダイヤモンドがセッティングされています。

情報の少ないモデルですが、サファイアで表現された青黒(バッドマン)は一見の価値ありです。※ブラックサファイアではなく、ブラックダイヤモンドであるという情報もあります。

GMTマスターII Ref.116769TBR "ICE" K18WG

製造年代2006年頃~不明
キャリバーCal.3186
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第3世代、ダイヤモンドベゼル、世界限定50本、アイス

GMTマスターII Ref.116769TBRは、2006年頃に登場したGMTマスターII K18WG(18金ホワイトゴールド)金無垢の宝飾モデルです。

Ref.116769TBRはベゼルにバゲットカットのダイヤモンド、ダイヤル、ケース、ブレスレットにはパヴェダイヤをはじめ場所によってカットを変えたダイヤモンドを敷き詰めた非常にゴージャスなモデルです。ダイヤルの波模様も特徴的ですね。

海外ではダイヤモンドが敷き詰められたジュエリーのことをICE(アイス)と表現することがありますが、Ref.116769TBRも"ICE"と呼ばれています。

世界限定50本ということで、中々お目にかかることのない時計ですが、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド氏が着用していたことで知名度が上がったモデルです。市場に出回ることはほとんどないので価値は不明ですが、現在は1億円近くの価値があるのではないか、と言われています。

GMTマスターII Ref.116719BLRO K18WG

製造年代2014年~2018年
キャリバーCal.3186
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第3世代、セラクロム初の赤青(ペプシ)、ブルー文字盤

GMTマスターII Ref.116719BLROは、2014年に登場したGMTマスターII K18WG(18金ホワイトゴールド)金無垢モデルです。

Ref.116719BLROはGMTマスターIIのベゼルがセラクロム化されて、初めて赤青(ペプシ)ツートンベゼルが採用されたモデルです。セラクロムベゼルのオールステンレスモデルにペプシが採用されたのは2018年のことなので、4年も早くホワイトゴールドモデルに採用されたこととなります。

リファレンスのBLROは、フランス語で青を意味するBleuの「BL」と、赤を意味するRouge「RO」です。リファレンスにベゼルカラーが表記されるようになって初めてのペプシベゼルなので、BLROという表記はRef.116719BLROからとなります。

Ref.116719BLROはホワイトゴールド無垢なので、パッと見はオールステンレスモデルとよく似ています。そんなRef.116719BLROに、ステンレスモデルとの明確な違いが現れたのが2018年のことで、マイナーチェンジの際にダイヤルがブラックからブルーへと変更されました。その後、2019年にRef.116719BLROはRef.126719BLROにモデルチェンジされたので、Ref.116719BLROのブルーダイヤルの発売期間は約1年間となりました。

Ref.116719BLRO自体がロレックスとしては短命なモデルですが、ブルーダイヤルはさらに短命ということになります。

2024年時点でも、ペプシベゼルとブルーダイヤルの組み合わせはホワイトゴールド無垢モデルのみとなっておりますので、オールステンレスとの差別化戦略だったものと思われます。

GMTマスターII Ref.126715CHNR K18ERG

製造年代2018年~
キャリバーCal.3285
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第4世代、茶黒(カフェオレ)、パワーリザーブ70時間

GMTマスターII Ref.126711CHNRは、2018年に登場したGMTマスターII K18ERG(18金エバーローズゴールド)金無垢モデルです。GMTマスターIIの世代では4代目にあたります。

Ref.126711CHNRはGMTマスターシリーズで初めてのエバーローズゴールド金無垢であり、他の素材のモデルより一歩先に第4世代へリニューアルされたモデルです。第4世代のGMTマスターIIはムーブメントにCal.3285を搭載し、パワーリザーブが48時間から70時間に延長されました。70時間というパワーリザーブは、日常使いにおける利便性を大きく向上させます。

GMTマスターIIに初めてエバーローズゴールド素材が採用されるにあたり、新しいツートンベゼルも誕生しました。フランス語でチョコレートを意味するChocolatの「CH」と、黒を意味するNoir「NR」を組み合わせたCHNRは、ブラウンとブラックのツートンカラーで、エバーローズゴールド素材にピッタリです。

ブラウンとブラックのツートンベゼルには「カフェオレ」というニックネームがつけられ、話題となりました。人によっては新生「ルートビア」として認識されている方もおられます。

GMTマスターII Ref.126755SARU K18ERG

製造年代2019年~
キャリバーCal.3285
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第4世代、ブルーサファイア・ルビー・ダイヤモンドベゼル

GMTマスターII Ref.126755SARUは、2019年に登場したGMTマスターII K18ERG(18金エバーローズゴールド)金無垢の宝飾モデルです。

Ref.126755SARUは、赤青(ペプシ)ベゼルをバゲットカットのブルーサファイアとルビーで表現したSARUシリーズのエバーローズゴールド版となります。第3世代のGMTマスターIIでは、イエローゴールド・ホワイトゴールドにSARUがラインナップされていましたが、第4世代ではエバーローズゴールドのみとなっているようです。

ラグとリューズガードにはブリリアントカットのダイヤモンドが敷き詰められ、さらにダイヤルとブレスレット中央リンクにもパヴェダイヤを敷き詰めた特別モデルもあります。

GMTマスターII Ref.126719BLRO K18WG

製造年代2019年~
キャリバーCal.3285
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第4世代、赤青(ペプシ)、メテオライト

GMTマスターII Ref.126719BLROは、2019年に登場したGMTマスターII K18WG(18金ホワイトゴールド)金無垢モデルです。GMTマスターの世代では4代目にあたります。

GMTマスターIIのベゼルがセラクロム素材に変わって、初めての赤青(ペプシ)ベゼル採用モデルは、Ref.116719BLROでした。その後継機にあたるのがRef.126719BLROです。

Ref.126719BLROは、ペプシベゼルを引き継ぐだけではなく、メテオライトダイヤルという、特別なダイヤルをラインナップしたことで大きな話題となりました。

メテオライトとは、隕石から作られたダイヤルで、GMTマスターII以外にもデイトナやデイデイトなどの特別なモデルで採用されている希少なダイヤルです。Ref.126719BLROだけが持つ、メテオライトとペプシベゼルの組み合わせは、非常に特別感があります。

メテオライト以外には、ブラックダイヤルとブルーダイヤルがラインナップされました。前モデルではブラックダイヤルがメインでしたが、Ref.126719BLROではブルーダイヤルがメインとなっています。

GMTマスターII Ref.126718GRNR K18YG

製造年代2023年~
キャリバーCal.3285
防水性能100m
ケース径40mm
ポイント第4世代、灰黒

GMTマスターII Ref.126718GRNRは、2023年に登場したGMTマスターII K18YG(18金イエローゴールド)金無垢モデルです。GMTマスターの世代では4代目にあたります。

Ref.126718GRNRは、新たなツートンカラーであるグレー&ブラックのベゼルを備えたモデルです。フランス語でグレーを意味するGRISの「GR」、黒を意味するNoirの「NR」を組み合わせたこのグレー&ブラックベゼルは、イエローゴールドモデルならではの個性として新登場しました。上半分はブラック、下半分はダークグレーなので、パっと見ではブラック単色にも見えますが、光が当たるとツートンベゼルであることが際立ちます。

イエローゴールドは素材自体がゴージャスなので、グレー&ブラックの落ち着いた色味のツートンベゼルを考案したのかもしれません。

GMTマスターに新たなツートンベゼルが登場すると、すぐに愛称が誕生するのが常。しかし、グレー&ブラックに関しては、発売からしばらく経ってもまだ決まっていないという珍しい状況です。

ネット上では、スターウォーズの「ダースベイダー」、ナイトメアビフォアクリスマスの「ジャックスケルトン」、マーベル・コミックの「ヴェノム」や「ブラックパンサー」、ウィスキーの「ジャックダニエル」、宇宙人の「リトルグレイ」など、様々な候補が飛び交っています。どんな愛称が付けられるのか、今後も要注目です。

2024年現在、金無垢のGMTマスターIIはイエローゴールド、ホワイトゴールド、エバーローズゴールドの3種類がラインナップされていますが、イエローゴールドのみジュビリーブレスレットが標準装備となっています。イエローゴールドは、金無垢モデルの中でもラグジュアリーな雰囲気を漂わせる時計として位置づけられているのかもしれません。

三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではGMTマスターⅡを高価買取中!

三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」では、GMTマスターIIを高価買取しております。

ロレックスの中でも人気モデルであるGMTマスターIIですが、オールステンレスモデルが注目を浴びやすく、金無垢モデルについてはリセールバリューがそこまで高くない時期もありました。しかし、近年では金無垢モデルも十分なリセールバリューとなっており、状態やモデルによっては、中古市場において定価を上回る価格で取引されていることも珍しくありません。

大蔵屋でも、GMTマスターIIを高価買取しておりますので、GMTマスターIIを高く売りたいとお考えのお客様は、ぜひ大蔵屋の無料査定をお試しください。

大蔵屋は三重県鈴鹿市、津市、四日市市のお客様を中心にご愛顧いただいている、顧客第一主義がモットーのアットホームな質店です。買取はもちろん、お品物を手放すことなく資金を調達できる質預かりも承っておりますので、売るか迷っている場合にも遠慮なくご相談ください。

大蔵屋では、ロレックス(ROLEX)の他にもオメガ(OMEGA)やタグ・ホイヤー(TAG Heuer)などのブランド時計、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)やシャネル(CHANEL)などのブランドバッグや財布、喜平ネックレスや指輪などのジュエリー、金・プラチナなどの貴金属、その他、iPhoneなどの電化製品や金券などの買取・質預かりを承っております。売却をご検討中のお客様、まずはお問い合わせください!