ロレックス(ROLEX) エクスプローラー1の歴代モデル一覧。ステンレスモデルの歴史を完全網羅

ロレックスの中で、どんなシーンにも馴染むオールマイティなモデルと言えば、エクスプローラーIです。華美な装飾を排し、3・6・9インデックスのシンプルなデザインで、着用する人やシーンを選ばないエクスプローラーIは、常に安定した人気を誇る定番モデルです。

今回はエクスプローラーIのステンレスモデルに焦点を当て、その歴史を振り返っていきます。

本記事は、できるだけ正確な情報を掲載するよう努めていますが、古いモデルについては、製造年や仕様などについて、複数の説が存在するため、事実と異なる可能性があります。そのため、本記事の情報は、あくまでも参考程度にご活用ください。

ロレックス エクスプローラーIとは

ロレックス エクスプローラーIは、華美な装飾を排したシンプルなデザインと、3・6・9の大きなアラビアインデックスが特徴の腕時計です。1930年代から開発が始まり、1950年代に正式に登場しました。

ロレックスは1926年に世界初の腕時計用防水ケースであるオイスターケースを発表しました。1930年代以降、堅牢性・防水性の優れたオイスターケースを備えるロレックスの腕時計は、多くの冒険者達が愛用する時計となります。

猛烈な暑さや、氷点下に達する極寒、高い湿度の場所など、過酷な環境に挑む冒険者達に同行したロレックスの時計。そんな極限の状態で得たフィードバッグを活かし、ロレックスの時計は極限の環境に耐え得る時計として開発が進むことになりました。

1953年5月29日、ニュージーランドの冒険家であるサー・エドモンド・ヒラリー氏と、ネパール人シェルパのテンジン・ノルゲイ氏が、エベレストの人類初登頂を達成します。その際に遠征隊が装備していたのは、ロレックスのオイスター パーペチュアル クロノメーターでした。

エベレストの人類初登頂と同年、ロレックスはエクスプローラーを発表します。「探検家」を意味するエクスプローラーと名付けられたこのモデルは、高い堅牢性と視認性を兼ね備えた、ロレックス初のプロフェッショナルウォッチの一つでした。エクスプローラーIは、エベレスト初登頂をマーケティングに活かしたことで、一気にその名前が知られることとなります。

エクスプローラーIは、ロレックスの中でも最もシンプルなプロフェッショナルウォッチとして知られています。装飾を排した機能美は、第1世代にあたる Ref. 6350 から変わっておらず、登場から約70年経った現在でも健在です。

この記事では、ロレックス エクスプローラーIの歴史を紐解き、その不変の魅力を探っていきます。

エクスプローラーI 歴代ステンレスモデル年表

エクスプローラーIは、1953年に正式発表されました。しかし、そのルーツは1930年代にまで遡り、初代であるRef.6350発表以前にも、登山家向けのプロトタイプモデルが存在したことが確認されています。これらのモデルは「プレエクスプローラー」と呼ばれ、現在のエクスプローラーIの原型となったとも言われています。

この記事では、プレエクスプローラーを含む、エクスプローラーIのステンレスモデルの歴史を紐解き、その魅力を探っていきます。

※古いモデルの製造期間、仕様に関しては正確な情報がないため、事実とは異なる場合がございます。あくまでも参考程度にご覧ください。

モデル年代ムーブメント世代
エクスプローラー Ref.60981952年頃~不明Cal.A296、Cal.775プレエクスプローラー
エクスプローラー Ref.62981952年頃~不明Cal.A296、Cal.775プレエクスプローラー
エクスプローラーI Ref.61501952年頃~1955年頃Cal.A296第1世代
エクスプローラーI Ref.63501953年~1955年頃Cal.A296第1世代
エクスプローラーI Ref.66101955年頃~1957年頃Cal.1030第2世代
エクスプローラーI Ref.10161960年頃~1989年頃Cal.1560、Cal.1570第3世代
エクスプローラーI Ref.55001966年頃~1967年頃Cal.1530、Cal.1520第3世代
エクスプローラーI Ref.55041960年代~不明Cal.1530第3世代
エクスプローラーI Ref.142701990年~2001年Cal.3000第4世代
エクスプローラーI Ref.1142702001年~2010年Cal.3130第5世代
エクスプローラーI Ref.2142702010年~2021年Cal.3132第6世代
エクスプローラーI Ref.1242702021年~Cal.3230第7世代
エクスプローラーI Ref.2242702023年~Cal.3230第7世代

エクスプローラーI ステンレス 歴代モデル一覧

エクスプローラーI ステンレスの歴代モデルを紹介します。

エクスプローラー Ref.6098(プレエクスプローラー)

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製造年代1952年頃~不明
キャリバーCal.A296、Cal.775
防水性能-
ケース径36mm
ポイントプレエクスプローラー、ビックバブルバック

エクスプローラー Ref.6098は、1952年頃に流通していたエクスプローラーの前身にあたるモデルです。

Ref.6098は「オイスターパーペチュアル プレシジョン」というモデルのようですが、そのRef.6098の中に、「EXPLORER」というダイヤル表記がある個体が存在し、そのことから「プレエクスプローラー」と言われています。

Ref.6098には、通称「バブルバック」と呼ばれるケースが採用されていました。バブルバックとは、1930年代~1950年代のロレックスのケースに見られる、裏蓋が膨らんでいる形状を指します。

当時のロレックスの自動巻きムーブメントは、手巻きムーブメントに自動巻き機構を後付けしたものであったため、ムーブメントの厚みが増し、裏蓋が膨らんだデザインを採用せざるを得ませんでした。その膨らみが泡のように見えることから、「バブルバック」という愛称で親しまれています。

Ref.6098は、ダイヤルと針のバリエーションが非常に豊富なモデルとして知られています。オールアラビアインデックス、リーフ針、アルファ針など、様々なデザインが存在し、当時のロレックスがまだ固定的なデザインを確立していなかったことが伺えますね。

一説では1953年の世界初エベレスト登頂時に遠征隊が装備していたのはRef.6098だったとも言われています。

エクスプローラー Ref.6298(プレエクスプローラー)

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製造年代1952年頃~不明
キャリバーCal.A296、Cal.775
防水性能-
ケース径36mm
ポイントプレエクスプローラー、ビックバブルバック

エクスプローラー Ref.6298は、1952年頃に流通していたエクスプローラーの前身にあたるモデルです。

Ref.6298はRef.6098と同じく「オイスターパーペチュアル プレシジョン」というモデルのようです。Ref.6298には、ダイヤル・表記・針形状など様々なバリエーションが存在し、「EXPLORER」というダイヤル表記がある個体もあることから「プレエクスプローラー」と言われています。

Ref.6298の特徴は、その多彩なダイヤルデザインと言えるでしょう。「ハニカムダイヤル」と呼ばれる蜂の巣のような規則的な凹凸を施したダイヤルや、インデックスの内側にミニッツサークルを配置した「インナーミニッツサークル」など、同じRef.6298でありながら全く異なる表情を持つモデルが存在します。

Ref.6298のケースには、Ref.6098と同じく、丸みを帯びた「バブルバックケース」が採用されていました。これは、1930年代~1950年代にかけてロレックスで多く使われていたケースデザインであり、Ref.6298のレトロな雰囲気を強調しています。

1953年、エドモンド・ヒラリー氏とテンジン・ノルゲイ氏による世界初エベレスト登頂において、ヒラリー氏が装備していたモデルがRef.6298だったという説があります。様々な説があり、どれが真実かはわかりませんが、Ref.6298も候補の一つということです。

エクスプローラーI Ref.6150

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製造年代1952年頃~1956年頃
キャリバーCal.A296
防水性能50m
ケース径36mm
ポイント第1世代、セミバブルバック、ノンクロノ

エクスプローラーI Ref.6150は、初代エクスプローラーIと言われているRef.6350と同時期に販売されていたモデルです。

Ref.6150とRef.6350の違いは、Ref.6350がクロノメーターなのに対し、Ref.6150はノンクロノメーターモデルであるという点です。

Ref.6150は、ロレックスのエクスプローラーIの歴史において、重要な役割を果たしたモデルです。プレエクスプローラーと同じく、ダイヤル、表記、針形状など様々なバリエーションが存在し、現在のエクスプローラーIとは全く異なるデザインの個体も数多く存在しました。ホワイトダイヤル、クサビ型インデックス、リーフ針、ビックドット秒針など、現代のエクスプローラーIでは見られない特徴を持つモデルも存在し、中には「EXPLORER」表記がない個体もありました。

Ref.6150は、そのデザインや表記などの理由から、一部では真のエクスプローラーとはみなされないという意見もあるようです。しかし、製造期間という観点で見ると、Ref.6150は1953年に正式発表された初代エクスプローラーIであるRef.6350よりも長く製造されたモデルです。Ref.6350の製造期間は約1~2年だったのに対し、Ref.6150はエクスプローラーIの第2世代モデルであるRef.6610が登場するまで製造されていました。

Ref.6150は、コンセプトが定まっていない黎明期ならではの特殊なモデルだったのかもしれません。

エクスプローラーI Ref.6350

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製造年代1953年~1955年頃
キャリバーCal.A296
防水性能50m
ケース径36mm
ポイント第1世代、セミバブルバック

エクスプローラーI Ref.6350は1953年に登場した初代エクスプローラーIです。

1950年代、様々なエクスプローラーが登場していますが、その中でも正式に初代エクスプローラーIと言われているのがRef.6350です。

Ref.6350の主な特徴は、現行エクスプローラーIにも継承されているシンプルなケースデザインと3・6・9アラビアインデックス、ベンツ針、ドット秒針です。それに加え、この時代特有の特徴である複数のバリエーションが存在し、ハニカムダイヤル、ペンシル針、注射型分針、ロングベンツ針、ビッグドット秒針などの個体も存在します。

Ref.6350は製造期間が短い希少モデルで、アンティークロレックスとして高値で取引されています。

エクスプローラーI Ref.6610

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エクスプローラーI Ref.6610は1955年頃に登場したエクスプローラーIの第2世代モデルです。

製造年代1955年頃~1957年頃
キャリバーCal.1030
防水性能50m
ケース径36mm
ポイント第2世代、初のフラットバッグ、レッドデプス、アルビノ

Ref.6610は世界初の両方向回転巻き上げムーブメントである「Cal.1030」通称テンサーティーを搭載し、エクスプローラーIでは初めてフラットな裏蓋を備えたモデルです。

Ref.6610は、3・6・9アラビアインデックス、ベンツ針といったエクスプローラーIの定番デザインに加え、12時方向の三角形インデックスの縦長化など、現行モデルに近いデザインへと進化したモデルです。

Ref.6610には、ロングベンツ針やビッグドット秒針など個体差がありますが、中でも特に話題に上がることが多いのが「レッドデプス」と呼ばれるものです。レッドデプスとは、ダイヤル12時方向の「EXPLORER」表記の下部に、赤文字で「50m=165ft」と記された防水表記を指します。これは、1950年代のロレックスが性能の高さをアピールするために、分かりやすく表記していたようです。

レッドデプスは、比較的短期間しか製造されなかったため、現存数が少なく、コレクターズアイテムとして高い人気を誇っています。その他では、ダイヤルも針もホワイトの個体、通称「アルビノ」などもあり、そちらも希少な個体として評価されています。

エクスプローラーI Ref.1016

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製造年代1959年頃~1989年頃
キャリバーCal.1560、Cal.1570(ハック無し)、Cal.1570(ハック付き)
防水性能100m
ケース径36mm
ポイント第3世代、MMダイヤル、シックスドット、アンダーバー、マークダイヤル

エクスプローラーI Ref.1016は1960年頃に登場したエクスプローラーIの第3世代モデルです。

Ref.1016は、それまでの曖昧だったエクスプローラーIのデザインを確立し、現行モデルに続くシンプルかつタフなデザインを誕生させたモデルです。20年以上という長い製造期間の中で様々なバリエーションが存在し、ヴィンテージロレックスの中でも特に人気が高く、多くのコレクターを魅了し続けています。

Ref.1016の最大の特徴は、その多彩なダイヤルです。大きく分けてミラーダイヤル(ギルトダイヤル)とマットダイヤルの2種類が存在し、それぞれにさらに細かなバリエーションがあります。

ミラーダイヤルでは、ミニッツマーカーの外周がサークルで囲まれている前期(MMダイヤル)、ミニッツサークルがない後期(Mダイヤル)があり、その中でも文字表記、フォントなどの細かな違いで6種類以上のバリエーションがあるとされており、全てを完璧に把握するのは困難です。

マットダイヤルは文字表記、フォントなどの細かな違いでMK0からMK5までの6種類に分類されています。

Ref.1016ではダイヤル以外にも、様々な変更点があり、ムーブメントはCal.1560に始まり、ハック無しのCal.1570、ハック有りのCal.1570と2度変更されました。

このようにRef.1016には様々な個体が存在し、そのバリエーションの豊富さがコレクターの探究心をくすぐるモデルといえます。

エクスプローラーI Ref.5500(ボーイズ)

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製造年代1966年頃~1967年頃
キャリバーCal.1530、Cal.1520
防水性能50m
ケース径34mm
ポイント第3世代、ボーイズ、イギリス市場向け、ノンクロノ

エクスプローラーI Ref.5500は1960年頃に登場したボーイズサイズのエクスプローラーIです。

Ref.5500は1960年代にイギリスなどの市場に向けて登場した、34mmボーイズサイズのエクスプローラーIで、エアキング Ref.5500をベースとしたモデルです。

ノンクロノメーター仕様で、6時位置の表記は、「PRECISION」もしくは「SUPER PRECISION」となっています。

Ref.5500はエクスプローラーボーイズ、ボーイズエクスプローラーなどと呼ばれ、希少価値の高いモデルとして取引されています。

エクスプローラーI Ref.5504(ボーイズ)

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製造年代1960年代~不明
キャリバーCal.1530
防水性能50m
ケース径35mm
ポイント第3世代、ボーイズ、北米市場向け、ノンクロノ

エクスプローラーI Ref.5504は1960年頃に登場したボーイズサイズのエクスプローラーIです。

Ref.5504は1960年代に北米などの市場に向けて登場した、35mmボーイズサイズのエクスプローラーIで、通称ビッグエアキング Ref.5504をベースとしたモデルです。

ノンクロノメーター仕様で、6時位置の表記は、「PRECISION」もしくは「SUPER PRECISION」となっています。

Ref.5504はエクスプローラーボーイズ、ボーイズエクスプローラーなどと呼ばれ、希少価値の高いモデルとして取引されています。

エクスプローラーI Ref.14270

製造年代1990年~2001年
キャリバーCal.3000
防水性能100m
ケース径36mm
ポイント第4世代、サファイアクリスタル風防、ハイビート化、最後のトリチウム、ブラックアウト

エクスプローラーI Ref.14270は1990年に登場したエクスプローラーIの第4世代モデルです。

Ref.14270は、エクスプローラーIの歴史において、まさに新時代を切り開いた革新的なモデルと言えるでしょう。サファイアクリスタル風防の採用やムーブメントのハイビート化など、現代的な進化を遂げたそのスタイリッシュなデザインと高い機能性は、それまで中高年ユーザーが中心だったロレックスに若者を多く引き込み、エクスプローラーIの人気を拡大させました。

Ref.14270のダイヤルは、大きく分けて4種類に分けることができます。1型から4型までに分類されるダイヤルの中でも、1型の「ブラックアウト」ダイヤルは非常に高い人気を誇ります。ブラックアウトとは、369インデックスの文字が白に塗られておらず、ブラックになっているものです。このブラックは、ブラックに塗られているものと、何も塗られておらず、文字盤のブラックのままになっているものに分かれます。

Ref.14270は、1990年代にSMAPの木村拓哉さんがドラマで着用したことで、当時人気絶頂だったキムタク効果も相まって、大人気となりました。1990年代の日本におけるロレックスブームは、キムタクのRef.14270が要因だったとも言われています。

エクスプローラーI Ref.114270

製造年代2001年~2010年
キャリバーCal.3130
防水性能100m
ケース径36mm
ポイント第5世代、ブラックアウト、ツインブリッジ採用

エクスプローラーI Ref.114270は2001年に登場したエクスプローラーIの第5世代モデルです。

Ref.114270は、Ref.14270の洗練されたデザインを受け継ぎつつ、現代的なムーブメントを搭載した完成度の高いモデルとして評価されています。

Ref.114270に搭載されたムーブメント Cal.3130は、テンプを支えるブリッジが従来のシングルブリッジから2本のブリッジに変更されたものです。

テンプは、時計の精度をつかさどる重要な部品です。ツインブリッジでは、テンプを2本のブリッジでしっかりと支えることで、衝撃や振動によるテンプのブレを軽減し、より高い精度を実現しています。人間でも、物を支える際に片腕と両腕では大きな差がでますが、それと同じことです。

テンプのブレが軽減されることで、部品同士の摩擦が減少し、摩耗による精度低下や故障のリスクが低くなります。また、2本のブリッジで支えることで、衝撃や振動に対する耐性も向上しています。さらに、ツインブリッジムーブメントは、テンプ周りの構造がシンプルで、分解・組み立てが容易です。そのため、メンテナンス性に優れています。

性能面で進化を遂げたRef.114270ですが、前モデルに存在した「ブラックアウト」が存在します。Ref.114270のブラックアウトはV番の一部にのみ存在する希少個体です。

エクスプローラーI Ref.214270

製造年代2010年~2021年
キャリバーCal.3132
防水性能100m
ケース径39mm
ポイント第6世代、初の39mm

エクスプローラーI Ref.214270は2010年に登場したエクスプローラーIの第6世代モデルです。

Ref.214270は、エクスプローラーI初めてのサイズアップモデルとして登場しました。従来の36mmから3mm大きい39mmケースを採用し、当時流行していた大きめサイズの時計のトレンドを取り入れたモデルと言えます。

夜光塗料がスーパールミノバからクロマライトへ変更となり、発光色はグリーンからブルーに、発光時間は約4時間から約8時間へと大幅アップしました。その他にはムーブメント内部のヒゲゼンマイが、ロレックス独自のブルーパラクロム・ヒゲゼンマイへと変わり、耐久性や精度の向上などが実現されています。

Ref.214270は2016年にデザイン面でのマイナーチェンジが行われました。マイナーチェンジでは、針がサイズアップしたことに加え、メタルむき出しだった369インデックスに、夜光塗料が塗布され、視認性が向上しました。

エクスプローラーI Ref.124270

製造年代2021年~
キャリバーCal.3230
防水性能100m
ケース径36mm
ポイント第7世代、70時間パワーリザーブ

エクスプローラーI Ref.124270は2021年に登場したエクスプローラーIの第7世代モデルです。

エクスプローラーI 第6世代では、39mmケースのRef.214270のみのラインナップでしたが、第7世代では従来の36mmサイズが復活し、Ref.124270としてラインナップに加わりました。2年後に、40mmサイズのRef.224270も登場し、エクスプローラーI 第7世代は2サイズ展開となっています。

ロレックスが独自開発したクロナジー・エスケープメントを搭載したムーブメントのCal.3230では、パワーリザーブが前モデルの48時間から70時間へと延長され、利便性が大きく向上しています。

Ref.124270と同じタイミングで、エクスプローラーIでは初となるイエローロレゾールモデルのRef.124273も登場し、36mmサイズの復活と合わせて大きな話題を呼びました。

エクスプローラーI Ref.224270

製造年代2023年~
キャリバーCal.3230
防水性能100m
ケース径36mm
ポイント第7世代、70時間パワーリザーブ

エクスプローラーI Ref.224270は2021年に登場したエクスプローラーIの第7世代モデルです。

エクスプローラーIは、第6世代のRef.214270にて36mmから39mmへのサイズアップが行われました。このサイズアップは当時のトレンドに合致し、喜ぶユーザーも多くいましたが、一方で従来の36mmサイズを求める声も根強くありました。

こうしたユーザーの声に応える形で登場したのが第7世代です。第7世代では、36mmサイズのRef.124270と40mmサイズのRef.224270の2サイズがラインナップされ、幅広いユーザーのニーズに対応しました。

40mmサイズのRef. 224270は、エクスプローラー I の歴史上最大のサイズです。2021年に発売された36mmサイズのRef. 124270よりも2年遅れて発売されましたが、ムーブメントはRef. 124270と共通のCal.3230を搭載し、70時間という過去最長のロングパワーリザーブを実現しています。

36mmと40mmの2サイズ展開となり、公式モデルで初めてのイエローロレゾールモデルも登場したエクスプローラーIですが、そのシンプルなデザインはそのままで、エクスプローラーIの良さを継承しています。2021年以降、大きく変化しているエクスプローラーI、今後の動向が楽しみですね。

三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではエクスプローラーIを高価買取中!

三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」では、エクスプローラーIを高価買取しております。

エクスプローラーIはロレックスのスポーツウォッチの中で、最もシンプルで使いやすいモデルとして多くの支持を集めている時計です。「ロレックスの中で1本だけ選ぶならエクスプローラーI」という方も多く、常に高い需要がございます。大蔵屋でも、エクスプローラーIを積極的に買取しておりますので、エクスプローラーIを高く売りたいというお客様はぜひ大蔵屋へご相談ください。

大蔵屋は三重県鈴鹿市、津市、四日市市のお客様を中心にご愛顧いただいているアットホームな質店です。顧客第一主義をモットーに日々営業しており、お電話での簡易査定なども承っておりますので、大まかな買取金額を知りたいといった場合でも、お気軽にご連絡ください。

ロレックスの腕時計に関しては、古くなればなるほど、価値の上がるモデルもございます。そのため、手放すか迷っているお客様も多いのではないでしょうか。大蔵屋では、買取だけでなく、質預かりも承っております。質預かりでは、お品物を手放すことなく資金を調達できますので、売るか迷っている場合には是非ご検討ください。

大蔵屋では、ロレックス(ROLEX)の他にもオメガ(OMEGA)やタグ・ホイヤー(TAG Heuer)などのブランド時計、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)やシャネル(CHANEL)などのブランドバッグや財布、金やプラチナなどの貴金属、iPhoneやiPadなどの電化製品まで、幅広く質預かり・買取を承っております。お気軽にご連絡ください!