
※この記事は2019年7月15日に公開されたものを、2026年5月に最新の情報へ更新しています。
「K18とは違う刻印があるけど、これって何だろう?」
「ホールマークがあれば本物の証明になるの?」
「もしメッキだったら、持っていくのが恥ずかしい…」
ジュエリーや貴金属を整理していると、こんな疑問や不安が出てくることは珍しくありません。
ホールマークとは、金やプラチナなどの貴金属製品に対して、公的機関や認定機関が品位を確認した証明刻印のことです。ただし、ホールマークがあるからといってそれだけで本物と断定できるわけではなく、反対にホールマークがなくても価値のある品物はたくさんあります。
実際の査定では、刻印・重量・素材・状態・専門機材による分析などを組み合わせながら総合的に判断しています。
この記事では、ホールマークの意味や刻印との違い、本物を見分けるポイント、査定時に確認していることについて、初めての方にも分かりやすく解説します。鈴鹿市をはじめ、四日市市・津市・亀山市など三重県内で「価値だけ知りたい」という方も、ぜひ参考にしてみてください。
ホールマークとは?


ホールマークとは、貴金属製品の純度や品位を第三者機関が検査した証明刻印のことです。代表的な表示としては、Au750(K18相当)・Pt900・Ag925などがあります。
分かりやすく言うと、素材刻印が「メーカーによる自己申告」だとすれば、ホールマークは「第三者による確認印」のようなイメージです。日本では造幣局が検査を行い、基準を満たした製品に証明記号を打刻しています。
とはいえ大切なのは、ホールマークはあくまで「信頼性の高い判断材料のひとつ」であり、これだけで真贋や価値を完全に判断できるわけではない、という点です。
ホールマークの起源はイギリス
ホールマークの歴史は古く、14世紀頃のイギリスが始まりとされています。ロンドンの金細工師組合が、品質検査に合格した製品へ刻印を打ったことが由来です。
現在では日本を含め各国で制度や基準が異なるため、海外ジュエリーには日本とは異なる刻印やホールマークが使われていることもあります。
ホールマークと刻印の違い
「K18も刻印、ホールマークも刻印。何が違うの?」と感じる方は多いです。見た目は似ていますが、意味は少し異なります。
素材刻印はメーカー側の表示

K18、Pt900、SV925などは、素材や純度を示す刻印です。K18であれば金が約75%、Pt900であればプラチナが約90%含まれていることを意味します。
これは製造側や販売側が表示している情報であり、重要な判断材料ではあるものの、刻印だけでは本物と断定できないケースもあります。
素材刻印にはさまざまな種類があり、K18・Pt900・SV925などの意味を知っておくことで、本物かどうか判断する際の参考になります。
ホールマークは第三者による証明

一方、ホールマークは公的機関や認定機関によって検査された証明です。「素材刻印=製造側の表示」「ホールマーク=第三者の確認」という関係になります。
ホールマークがあると信頼性は高まりますが、ホールマークのない本物のジュエリーも数多く流通しているのが実情です。
「これ本物?」と迷う理由
「刻印はあるけど本物か分からない」「見た目は金っぽいけど不安」「メッキだったら恥ずかしい」こうした不安は、とても自然なことです。実はプロでも、見ただけでは判断が難しいケースがあります。
ホールマークだけでは判断できない理由
ホールマークは重要な判断材料ですが、刻印だけで断定できない理由がいくつかあります。
・偽造刻印の可能性がある
・海外基準で表記が異なる
・古い製品は表記変更前のものがある
・そもそもホールマークがない本物も多い
このように、査定では複数の方法を組み合わせて確認しています。
本物を見分けるために確認するポイント

大蔵屋では、貴金属を確認する際に複数のポイントを組み合わせています。ひとつの方法だけに頼るのではなく、総合的に確認することが大切です。
刻印やホールマークの確認

まず確認するのは刻印です。リング内側やネックレスの金具部分には、K18・Pt900・SV925・Au750などの小さな文字が入っていることがあります。
ただし、K18GPや24KGPなど、メッキ加工を示す刻印もあるため注意が必要です。また、古いジュエリーでは摩耗によって文字が薄くなっているケースも少なくありません。
実際には、プロでも見ただけでは判断が難しいお品物があります。
外観や変色を確認する

角だけ色が違う、表面が剥がれている、変色しているといった場合は、メッキ製品の可能性があります。
一方で本物でも汚れや経年変化で色が変わることがあるため、見た目だけで判断するのは危険です。あくまで参考程度に確認することが大切です。
磁石によるチェック

金やプラチナは基本的に磁石に強く反応しません。磁石に強く付く場合は別素材の可能性があります。
ただし、金具部分のみが反応するケースや、ホワイトゴールド系では反応する場合もあるため、磁石だけで断定することはできません。
比重で確認する

比重とは、同じ大きさのものを比べたときの重さの違いです。スポンジと石を同じサイズで比べると石のほうが重いのと同じ原理で、金やプラチナは比重が高いため素材判別の参考になります。
ただし、宝石付きリングや中空構造、編み込みネックレスなどは正確な測定が難しい場合があります。
比重は、金やプラチナを見分ける際の参考になる確認方法のひとつです。
素材による重さの違いを知っておくと、本物か判断するヒントになります。
X線分析による素材判定

刻印だけでは分からない素材も、X線分析装置で確認できます。
刻印・外観・磁石・比重、これらはどれも大切な確認方法ですが、それでも判断が難しいケースは出てきます。
そこで大蔵屋では、X線分析装置(蛍光X線分析装置)を導入しています。
X線分析装置とは?

X線分析装置は、金属成分を測定する専門機材です。簡単に言うと、金属の「中身」を調べる装置のようなもので、刻印と実際の素材が一致しているか、コンビ素材かどうか、見た目では分からない成分の有無などを確認できます。
なぜX線分析が重要なのか
海外製品・宝石付き製品・古いジュエリー・刻印不明の品物は、プロが目で見ても判断が難しいことがあります。
「分からなくて当然」というケースも実際には少なくありません。だからこそ大蔵屋では、機械だけに頼るのではなく、経験と専門機材の両方を組み合わせて確認しています。
専門機材・長年の経験による正確な査定

大蔵屋の査定では、刻印確認・比重測定・X線分析・重量確認といった素材面の確認に加え、ブランドの需要・市場相場・販売ルートなども総合的に見ています。
店頭販売だけでなくECサイトなどの販路も活用しているため、素材価値だけでなく、デザインや需要を踏まえた査定につながる場合があります。
大蔵屋では、店頭販売やオンラインショップなど幅広い販売ルートを活用しています。
実際に販売されている商品を見ることで、中古市場での需要や人気の参考にもなります。
三重県内からも相談が多い
鈴鹿市だけでなく、四日市市・津市・亀山市など三重県内からもご相談をいただいています。「遺品整理で見つかった」「親から譲り受けた」「本物かどうか確かめたい」といったご相談は特に多いです。
査定だけでも問題ありません。無理に売却をおすすめすることはありませんので、安心してご相談ください。
「価値だけ知りたい」「本物か確認したい」という場合も歓迎しています。売却を決めていない段階でも問題ありませんので、お気軽にご相談ください。
写真だけで分かる範囲を知りたい方は、LINE査定もご利用いただけます。
メッキ製品との違い
金色やプラチナ色に見えるメッキ製品は、見た目だけでは本物との区別が難しいことがあります。

メッキ製品では、K18GP・24KGP・GF・GEPといった刻印が見られることがあります。これらは素材そのものではなく、表面加工を示しています。
「メッキだったら恥ずかしい」と思われる方は本当に多いのですが、見た目だけでは判断しにくい製品も多いため、気にしすぎる必要はありません。
メッキ製品の刻印は、本物の金刻印と見た目が似ているため、自己判断が難しいケースも少なくありません。
違いを知っておくことで、処分前の判断材料にもなります。
ホールマーク付きジュエリーの買取価格目安
| 素材 | 目安 |
| K18(金75%) | 約1gあたり19,000円〜21,000円前後 |
| Pt900(プラチナ90%) | 約1gあたり10,000円〜12,000円前後 |
※相場は日々変動するため、最新価格は査定時にご確認ください。
実際の買取事例の目安



| 品目 | 目安 |
| K18リング(約5g) | 95,000円〜105,000円前後 |
| K18ネックレス(約20g) | 380,000円〜420,000円前後 |
| Pt900ダイヤリング(ダイヤ付き) | 100,000円〜200,000円前後 |
※相場の変動や重量、宝石の大きさ・品質によって価格は大きく変わります。
ホールマークはあくまで信頼性を補強する情報のひとつです。実際の価格は、素材・重量・状態・ブランド・相場などによって変わります。
実際の査定では、素材だけでなくデザイン性や市場での需要も重要になります。
ジュエリーやブランドアクセサリーの査定事例を見ておくと、価値のイメージもしやすくなります。
日本のホールマーク制度
日本では造幣局がホールマーク制度を運用しています。基準を満たした製品には、日の丸とひし形のマーク、そして品位を示す刻印が付けられます。


金のホールマーク一覧
| 品位 | 証明記号 | 品位 | 証明記号 |
| Au999 K24 | ![]() | Au585 K14 | ![]() |
| Au916 K22 | ![]() | Au416 K10 | ![]() |
| Au750 K18 | ![]() | Au375 K9 | ![]() |
プラチナのホールマーク一覧
| 品位 | 証明記号 | 品位 | 証明記号 |
| Pt999 | ![]() | Pt900 | ![]() |
| Pt950 | ![]() | Pt850 | ![]() |
銀のホールマーク一覧
| 品位 | 証明記号 | 品位 | 証明記号 |
| Ag999 | ![]() | Ag900 | ![]() |
| Ag950 | ![]() | Ag800 | ![]() |
| Ag925 | ![]() |
コンビのホールマーク一覧
| 品位 | 証明記号 | 品位 | 証明記号 |
| Au999×Pt999 | ![]() | Au750×Pt900 | ![]() |
| Au750×Pt999 | ![]() | Au750×Pt850 | ![]() |
| Au750×Pt950 | ![]() |
これらのホールマークがある場合は信頼性の高い製品といえますが、最終的な価値は重量や状態、ブランドなどによっても変わります。
ホールマーク変更前後の刻印一覧
日本のホールマークは、2012年4月に国際標準規格(ISO 9202)および日本工業規格(JIS H6309)に基づき、表示方法が変更されました。
この変更により、古い製品と新しい製品で刻印の表記が異なる場合があります。
そのため「刻印が違う=偽物」と誤解されるケースも少なくありません。
例えば、
・「1000」→「999」へ変更
・一部の品位(835・625など)は廃止
といった見直しが行われています。
これは表示方法の変更であり、貴金属の純度そのものが変わったわけではありません。
刻印の違いだけで判断せず、年代や規格の違いも踏まえて確認することが重要です。
金のホールマーク変更前後の刻印一覧
| 品位 | 変更前証明記号 | 変更後証明記号 |
| Au999 K24 | ![]() | ![]() |
| Au916 K22 | ![]() | ![]() |
| Au835 K20 | ![]() | 廃止 |
| Au750 K18 | ![]() | 変更なし |
| Au625 K15 | ![]() | 廃止 |
| Au585 K14 | ![]() | 変更なし |
| Au500 K12 | ![]() | 廃止 |
| Au416 K10 | ![]() | ![]() |
| Au375 K9 | ![]() | 変更なし |
プラチナのホールマーク変更前後の刻印一覧
| 品位 | 変更前証明記号 | 変更後証明記号 |
| Pt999 | ![]() | ![]() |
| Pt950 | ![]() | 変更なし |
| Pt900 | ![]() | 変更なし |
| Pt850 | ![]() | 変更なし |
銀のホールマーク変更前後の刻印一覧
| 品位 | 変更前証明記号 | 変更後証明記号 |
| Ag999 | ![]() | ![]() |
| Ag950 | ![]() | 変更なし |
| Ag925 | ![]() | 変更なし |
| Ag900 | ![]() | 変更なし |
| Ag800 | ![]() | 変更なし |
コンビのホールマーク変更前後の刻印一覧
| 品位 | 変更前証明記号 | 変更後証明記号 |
| Au999×Pt999 | ![]() | ![]() |
| Au750×Pt999 | ![]() | ![]() |
| Au750×Pt950 | ![]() | 変更なし |
| Au750×Pt900 | ![]() | 変更なし |
| Au750×Pt850 | ![]() | 変更なし |
古い刻印が入っている場合でも、必ずしも問題があるわけではありません。
判断が難しい場合は、専門店での査定をおすすめします。
売るか迷った時は質預かりという方法も

「価値は知りたいけど手放したくない」「思い出があって売れない」「一時的に現金が必要」そんな場合は、質預かりという選択肢もあります。
質預かりは、お品物を担保として預け、期限内に元金と質料をお支払いいただくことでお品物を取り戻せる仕組みです。売却とは違い手放すことが前提ではないため、大切なジュエリーや思い出の品を残したい方にも選ばれています。
もちろん、査定後にゆっくり考えていただいても構いません。
「価値は気になるけれど、今はまだ手放したくない」
そんな場合には、質預かりという方法も検討しやすい選択肢ではないでしょうか。
まとめ|ホールマークは信頼性を判断する大切な刻印
ホールマークは、公的機関などによって品位確認が行われた証明刻印です。ただ、ホールマークが無いからといって価値が無いわけではありません。実際には、刻印のみの本物ジュエリーも数多く流通しています。
反対に、ホールマークがあることで信頼性を判断しやすくなるケースもありますが、それだけで本物かどうかが決まるわけではありません。
実際の査定では、刻印だけでなく、重量や素材、状態なども含めながら総合的に確認しています。
「メッキだったら恥ずかしい」「売れるか分からない」と感じる方は少なくありません。けれど、実際にはプロでも判断が難しいケースがあります。だからこそ、自己判断で処分してしまう前に、一度確認してみるのがおすすめです。
大蔵屋では、X線分析装置などの専門機材も使いながら丁寧に確認しています。査定だけでも歓迎していますので、お気軽にご相談ください。
三重県鈴鹿市でホールマーク付き貴金属の査定・買取なら大蔵屋へ

大蔵屋では、刻印や見た目だけでは判断が難しいお品物も、X線分析装置などを用いて丁寧に確認しています。
鈴鹿市はもちろん、四日市市・津市・亀山市など三重県内から貴金属やジュエリーのご相談をいただいています。
「価値が分からない」「本物か知りたい」「売るか迷っている」という場合でも問題ありません。
査定は無料・予約不要ですので、1点からでもお気軽にご相談ください。売却を迷われている場合は、質預かりのご相談も可能です。


































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