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世界的に愛されるブレゲのブランド歴史

こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。

ブレゲは、現在高級時計ブランドとして世界的に有名なブランドです。ここでは、世界的に愛される格式高いブレゲの歴史をご紹介します。※あくまで参考程度にご覧ください。

ブレゲ Breguet 歴史 ヒストリー アブラアン・ルイ・ブレゲ
ブレゲ Breguet 歴史 ヒストリー

ブレゲの歴史とは

1775年フランス・パリのシテ島に時計職人のアブラアン・ルイ・ブレゲが自らの時計工房を創業した事が、世界5大時計ブランドと知られるブレゲのブランドとしての始まりです。

フランス革命以前から現代まで続く老舗時計ブランドとし有名なブレゲは、過去にマリー・アントワネットやルイ16世などを顧客としていたことでも有名です。

創業当初に着手した仕事は、自動巻き機構の開発です。

アブラアン・ルイ・ブレゲは自動巻き機構に改良を加えて実用化に成功させるなど、革命的な発明を次々に発表したことから、王侯貴族にまでその名声を広めて天才時計師と呼ばれるようになりました。

顧客の一人であったマリー・アントワネットは、当時存在した時計の機能をすべて搭載した懐中時計を注文し、ブレゲはそれを完成させることに没頭しました。

その後、フランス革命の影響により中断していた製造業を再開したブレゲは、1802年、19年もの歳月を経て、ついに黄金の時計「マリー・アントワネット」を完成させます。

時計が完成したのはマリー・アントワネットの死後であり、彼女がその時計を見ることはありませんでしたが、複雑で精巧な造りの時計は天才時計師であるブレゲでしか造り得ない時計として歴史に名を刻む作品となりました。

ブレゲの死後、3代にわたりブレゲ家が工房を継承した後、1870年にイギリスの時計師エドワード・ブラウンに工房を売却しています。

その後は、1970年にフランスの宝石商ショーメに商標を買い取られるまでブラウン家が3代に渡って運営をします。

クラシック、ヘリテージ、マリーンなどの人気ラインが顔を連ねるブレゲは現在、1999年からスウォッチグループの傘下に入り、創業者であるアブラアン・ルイ・ブレゲが生み出した革新的な発明や技術が現代の技術者へと引き継がれています。