こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。
今回は1990年の登場から現在まで、ロレックスの人気ロングセラーモデル「エアキング 14010」の最新買取価格相場をご紹介いたします。 ※あくまで参考程度にご覧ください。
【2023年 夏】高価買取が期待できるエアキング 14010
ロレックスの 「 エアキング 14010 」 2023年07月時点の最新買取価格相場をご紹介します。
ブランド | ROLEX ロレックス |
商品名 | AIR KING エアキング |
品番 | Ref.14010 |
文字盤 | ブラック、シルバー、ブルー、ピンク、ホワイトなど |
ムーブメント | パーペチュアル 機械式 自動巻 |
キャリバー | Cal.3000 |
ケース | オイスター 34mm |
ベゼル | ファインリーエンジンターンドベゼル |
ブレスレット | オイスターブレスレット(3列リンク) |
素材 | オイスタースチール |
パワーリザーブ | 約48時間 |
A社 買取価格 | ~285,000円(税込) |
B社 買取価格 | ~305,000円(税込) |
大蔵屋 買取価格 | ~350,000円(税込) |
ロレックス(ROLEX) エアキング 14010について
ロレックス(ROLEX) エアキング 14010は1990年頃から2000年まで販売されていた腕時計です。
エアキング 14010は前機種にあたるエアキング 5500から大きな進化を遂げたモデルで、現行機に通じるスペックを備えています。
プラスチック風防はサファイアクリスタル風防へ変わり、防水性能は50mから100mへアップ、ムーブメントはクロノメーター取得のハイビートムーブメント Cal.3000へと変わりました。
この記事では、個性的なベゼルを備えたエアキング 14010についてご紹介します。
エアキング 14010と14000の違い
エアキング 14010はエアキング 14000の派生モデルとしてラインナップされていたモデルです。
エアキング 14010と14000の違いは、14000がスムースベゼルなのに対し、14010はファインリーエンジンターンドベゼルである点です。
ファインリーエンジンターンドベゼルについて
ファインリーエンジンターンドベゼルは、ロレックス(ROLEX)の中でも一部のモデルにだけ採用された少し変わったデザインのベゼルです。
エンジンターンドベゼルとの違い
ファインリーエンジンターンドベゼルがどんなベゼルであるかを説明するためには、まずエンジンターンドベゼルについての説明が必要となります。
エンジンターンドベゼルは航空機のエンジンをイメージして作られており、削る部分と削らない部分を交互に配置した凹凸デザインが特徴のベゼルです。凹凸の間隔は1分刻みで、凹の部分にはさらに細かい縦線が刻まれています。
エンジンターンドベゼルは、パッと見ではフルーテッドベゼルに近い見た目ですが、フルーテッドベゼルのようにキラキラと反射するわけではありません。
名前の由来が航空機のエンジンであることからわかるように、少し工業的なデザインとなっています。
そんなエンジンターンドベゼルを進化させたのがファインリーエンジンターンドベゼルで、ファインリーエンジンターンドベゼルは凹凸の凸部分が5分刻みとなっています。エンジンターンドベゼルでは1分刻みなので、かなり印象が違いますね。
ファインリーエンジンターンドベゼルは、凸部分が5分刻みになることで、フルーテッドベゼルとは全く異なる見た目となり、とても個性的な印象となっています。
一般的にはエンジンターンドベゼルもファインリーエンジンターンドベゼルもまとめて「エンジンターンドベゼル」と表記されることが多いですが、両者には上記のような違いがあります。
ファインリーエンジンターンドベゼルのエアキング一覧
ファインリーエンジンターンドベゼルは、エアキング 14010が登場する以前にも、オイスターパーペチュアル デイトやオイスタープレシジョンなど一部のモデルに採用されていました。
エアキングの系譜の中では14010が初めてのファインリーエンジンターンドベゼル採用モデルとなります。
エアキングはロレックス(ROLEX)最古のペットネームとして知られており、長い歴史を持つモデルではありますが、エアキング 14010が登場した1990年頃は、ドレスモデルでもなくスポーツモデルでもないという中途半端な立ち位置で注目されるモデルではありませんでした。
ここからは個人的な見解になりますが、1990年代、ロレックスはエアキングをスポーツモデルにシフトチェンジしていくべきかを検討していたのではないでしょうか。
最初から大きくデザインなどの仕様を変更すると大変なので、まずはスムースベゼルをファインリーエンジンターンドベゼルへ変更した派生モデルを発売し、様子見していたのではと考えています。
ファインリーエンジンターンドベゼル搭載のエアキングは、エアキング 14010以降も3世代にわたって登場しています。
モデル | 製造 |
エアキング 14010 | 1990年頃~2000年 |
エアキング 14010M | 2001年頃~2007年 |
エアキング 114210 | 2007年頃~2012年 |
ファインリーエンジンターンドベゼルのエアキングが販売されていた1990年~2012年の間、K18WGコンビのエアキングも登場しているので、ドレスモデル、スポーツモデルのどちらの路線でいくかを模索していたのではないでしょうか。
最後のファインリーエンジンターンドベゼルのエアキング 114210のディスコンから4年後の2016年、エアキングは34mmから40mmへサイズアップし、それまでのエアキングとは全く異なるデザインのスポーツモデルとして生まれ変わりました。
エアキングお試しスポーツモデル的な立ち位置のエアキング 14010登場から約25年、エアキングはスポーツモデル路線へと舵を切ったわけですね。
スムースベゼルとファインリーエンジンターンドベゼルの違い
一般的なエアキングはスムースベゼルです。スムースベゼルとファインリーエンジンターンドベゼルは、単純にデザインが異なるだけでなく、ベゼル自体の形状が異なります。
スムースベゼルはベゼルの角が丸みを帯びていますが、ファインリーエンジンターンドベゼルはベゼルの角が立っているのです。
角の形状の違いにより、正面からフェイスを見た際に、ファインリーエンジンターンドベゼルの方が大きく見えるという効果があります。
エアキング 14010は34mmとロレックスの中でもやや小ぶりなケースサイズなので、ファインリーエンジンターンドベゼルによる”サイズアップ効果”は、34mmサイズに物足りなさを感じている方にとってメリットになりますね。
メンズ・レディースどちらにも合う34mmサイズ
エアキング 14010はファインリーエンジンターンドベゼルの効果でスポーティーな要素を持ったモデルですが、ケースサイズは元機種であるエアキング 14000と同じ34mmです。
ロレックスで、ステンレス素材かつスポーティーなルックスという条件で34mmサイズのモデルは2012年以前のエアキングしかありません。
そういった意味では、エアキング 14010を始めとしたファインリーエンジンターンドベゼルのエアキングは貴重なモデルといえます。
ケースサイズ34mmということで女性の腕にもフィットしやすいのもポイントですね。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではエアキング 14010を高価買取中!
ロレックス(ROLEX) エアキング 14010は通常のエアキングと少し変わったデザインを持つモデルで、その”少し違う”部分に魅力を感じるお客様が数多くいらっしゃいます。
エアキング 14010は中古市場でも安定した需要がありますので、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではエアキング 14010を積極的に買取しております。
大蔵屋は三重県鈴鹿市、津市、四日市市のお客様にご愛顧いただいているアットホームな質店です。ロレックスやオメガ(OMEGA)といったブランド時計、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)やエルメス(HERMES)などのブランド品、金やプラチナなどの貴金属など幅広く買取しております。
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