
2025年も、ロレックスはその革新性と伝統を両立させたラインナップで多くの注目を集めました。スイス・ジュネーブで開催された「Watches And Wonders Geneve 2025」にて発表された新作モデルは、単なるリファインにとどまらず、ブランドの方向性を感じさせる大胆なアップデートや新カテゴリーの導入が印象的でした。
本記事では、2025年に発表されたロレックスの新作モデルおよび生産終了モデルについて、詳細にご紹介します。※あくまで参考程度にご覧ください。
ロレックス(ROLEX) 2025年 新作モデル一覧
2025年に発表されたロレックスの新作は、技術革新と美学の融合が際立つラインナップとなりました。中でも新たに誕生したコレクション「ランドドゥエラー」は、その象徴的な存在と言えるでしょう。
オイスター パーペチュアル ランドドゥエラー

2025年の新作発表で最も注目を集めたのが、ロレックス初となる完全新コレクション「オイスター パーペチュアル ランドドゥエラー」です。これまでの同社のラインナップにはなかった、ケースとブレスレットが一体となったデザインを採用し、現代的でありながらもロレックスの伝統を継承したタイムピースとして話題を呼んでいます。
一体型ケースと新ムーブメント Cal.7135

ランドドゥエラーは、これまでのオイスターケース構造から一歩踏み出し、ケースとブレスレットがシームレスにつながる一体型デザインを採用。ブレスレットとの境目を感じさせない滑らかなラインが、洗練されたフォルムを生み出しています。

ムーブメントには、完全自社開発・製造による新キャリバー7135を搭載。ロレックスとしては初めて、1時間あたり36,000振動(5Hz)というハイビート機構を備え、10分の1秒単位での時間計測を実現しています。2023年に登場した「オイスターパーペチュアル 1908」に搭載されたCal.7140をベースに開発されたもので、精度、パワーリザーブ、耐磁性、耐衝撃性の各性能が大きく進化しています。

また、ランドドゥエラーは、オイスターパーペチュアル 1908と同様にシースルーバック仕様が採用されており、ロレックスではまだ数少ない裏蓋が透けたモデルのひとつです。トランスパレントケースバックからは、イエローゴールド製のローターや、ロレックス コート・ド・ジュネーブ装飾が施されたブリッジなど、丹念に仕上げられたムーブメントの姿を鑑賞することができます。機能と装飾性が高い次元で融合したこの構造は、ロレックスの新たな美意識を体現しています。


さらに、バランススタッフにはロレックスが新たに開発したハイテクセラミック製パーツを採用し、レーザー加工による高精度な仕上げが施されています。加えて、最適化されたパラフレックスショックアブソーバーやシロキシ・ヘアスプリングが組み合わされ、外部からの衝撃や磁場への耐性も大幅に向上しています。
多彩な素材とサイズ展開
ランドドゥエラーは、36mmと40mmの2サイズで展開され、それぞれに上質な素材が用いられています。ステンレス系の素材は採用されておらず、ラインナップ全体が高級仕様で構成されているのが特徴です。
エバーローズゴールドモデルおよびプラチナモデルには、それぞれ標準仕様に加えて、バゲットカットダイヤモンドベゼルとバゲットカットダイヤモンドインデックスを備えたハイジュエリー仕様も用意されています。これらはダイヤモンド装飾のないモデルと比較して、2025年4月時点で約530万円から約860万円もの価格差があり、素材の違いだけでなく、宝飾グレードの格差も大きな注目ポイントです。
ランドドゥエラー 36





ランドドゥエラー 40





モデル | 素材 | 価格(標準仕様価格差) |
ランドドゥエラー 36 Ref.127234 | K18WGコンビ | 2,115,300円 |
ランドドゥエラー 36 Ref.127235 | K18ERG | 6,362,400円 |
ランドドゥエラー 36 Ref.127285TBR | K18ERG×ダイヤ | 13,346,300円 (+ 6,983,900円) |
ランドドゥエラー 36 Ref.127236 | プラチナ | 8,773,600円 |
ランドドゥエラー 36 Ref.127286TBR | プラチナ×ダイヤ | 14,077,800円 (+ 5,304,200円) |
ランドドゥエラー 40 Ref.127334 | K18WGコンビ | 2,255,000円 |
ランドドゥエラー 40 Ref.127335 | K18ERG | 6,968,500円 |
ランドドゥエラー 40 Ref.127385TBR | K18ERG×ダイヤ | 15,602,400円 (+ 8,633,900円) |
ランドドゥエラー 40 Ref.127336 | プラチナ | 9,427,000円 |
ランドドゥエラー 40 Ref.127386TBR | プラチナ×ダイヤ | 17,344,800円 (+ 7,917,800円) |
選べるサイズやデザインの幅はデイトジャストなどと比べると限られているものの、それぞれの素材と仕上げがもたらす個性は非常に際立っており、所有する喜びを感じられる特別な一本に仕上がっています。
新開発「フラットジュビリーブレスレット」
このモデル専用にデザインされた新ブレスレット「フラットジュビリーブレスレット」は、1945年に登場したジュビリーブレスレットの精神を継承しつつ、現代的にアップデートされたものです。リンク表面は完全に平らで、センターリンクには鏡面仕上げ、サイドリンクにはテクニカルサテン仕上げが施され、視覚的にも立体感のあるデザインに。


ケースとサイドリンクのポリッシュ仕上げされた面取りエッジが、横から見たときに光を反射し、美しいラインを形成。視認性・装着感ともに従来のロレックスブレスレットとは一線を画す新たなブレスレットとなっています。
ハニカムダイヤルの意匠
文字盤には、レーザー加工で立体的に描かれた「ハニカムモチーフ」が採用されており、見る角度によって独特の奥行きと輝きを演出。インテンスホワイトはサテン仕上げ、アイスブルーはサンレイ仕上げと、それぞれ異なる表情を見せます。


視認性にも配慮されており、クロマライトディスプレイを採用。特別仕様のインデックスアワーマーカーや針にはルミネッセンスが施され、暗所でも明確な視認が可能です。秒針のカウンターウェイトは、ダイヤルのハニカム模様を模した六角形デザインで、細部まで統一感のある仕上がりとなっています。
GMTマスター II

世界を旅する人々をつなぐモデルとして親しまれてきたGMTマスター IIに、2025年は2つの注目すべき新バリエーションが加わりました。いずれも個性が際立つダイアルと素材の組み合わせが特徴で、定番モデルとは一線を画す魅力を放っています。
GMTマスターⅡRef.126729VTNR

K18WG金無垢 × 初のセラクロムダイアル × グリーン&ブラックベゼルの新モデルです。
モデル | 素材 | 価格 |
GMTマスターⅡRef.126729VTNR | K18WG | 7,062,000円 |

まず注目されるのが、ロレックス初となるセラミック製ダイアルを採用したGMTマスター II。鮮やかなグリーンのセラクロムダイアルと、同じくセラミック素材によるグリーン×ブラックの2色ベゼルが美しく調和し、強いインパクトを与えるモデルです。
このセラクロムダイアルは、ベゼルと同じ素材から作られており、色合いと質感の一貫性が視覚的な一体感を生み出しています。グリーンの下半分はデイタイム、ブラックの上半分はナイトタイムを示し、PVD技術によりプラチナでコーティングされた数字と目盛りが高級感と視認性を両立しています。

ケース素材にはK18ホワイトゴールドを採用。ロレックスの伝統に則り、ひと塊のゴールドから削り出されたミドルケースと、同素材のオイスターブレスレットが組み合わされ、全体に統一感のある高級仕様に仕上がっています。
ダイアル、ベゼル、ケースが互いに響き合いながら、GMT機能を通じて「距離や時差を超えて人々を結び付ける」というGMTマスターの哲学を現代的に再解釈した一本といえるでしょう。
GMTマスターIIにタイガーアイアンダイアルモデルの登場


モデル | 素材 | 価格 |
GMTマスターII Ref.126715CHNR | K18ERG | 7,467,900円 |
GMTマスターII Ref.126718GRNR | K18YG | 7,172,000円 |
さらに、天然石を用いた新たなダイアルバリエーションとして、「タイガーアイアン」ストーンダイアルを備えたモデルも登場しました。タイガーアイアンは、タイガーアイ、ヘマタイト、ジャスパーといった複数の鉱物が層状に重なった天然石で、見る角度や光の当たり方によって複雑で深みのある模様を見せてくれます。
天然素材ならではの個体差も魅力のひとつで、ひとつとして同じ模様が存在しないユニークピース的な価値も備えています。高精度な機械式時計の中に自然の造形美を取り込んだこのモデルは、機能性と芸術性を融合させた異色の存在といえるでしょう。
いずれのモデルも、単なるカラーバリエーションにとどまらず、素材や構造そのものに新技術や思想を取り入れた挑戦的なモデルであり、今後のコレクションの広がりを予感させる仕上がりとなっています。
オイスター パーペチュアル

ロレックスのエントリーモデルとして親しまれているオイスター パーペチュアルに、2025年は新たなダイアルカラーが加わりました。シンプルでタイムレスなデザインに、繊細なニュアンスカラーを組み合わせることで、カジュアルにもフォーマルにも対応する柔らかな表情を見せています。
今回追加された新色はラベンダー、ピスタチオグリーン、サンドベージュの3種類です。
新色3種の追加
オイスターパーペチュアル28



オイスターパーペチュアル31



オイスターパーペチュアル34



オイスターパーペチュアル36



オイスターパーペチュアル41


モデル | 追加ダイヤル | 価格 |
オイスターパーペチュアル28 Ref.276200 | ラベンダー、ピスタチオグリーン、ベージュ | 855,800円 |
オイスターパーペチュアル31 Ref.277200 | ラベンダー、ピスタチオグリーン、ベージュ | 871,200円 |
オイスターパーペチュアル34 Ref.124200 | ラベンダー、ピスタチオグリーン、ベージュ | 886,600円 |
オイスターパーペチュアル36 Ref.126000 | ラベンダー、ピスタチオグリーン、ベージュ | 932,800円 |
オイスターパーペチュアル41 Ref.134300 | ピスタチオグリーン、ベージュ | 980,100円 |
それぞれのサイズに合わせて選ばれたカラーは、主張しすぎず、どのようなスタイルにも馴染むトーンに仕上げられています。特に41mmモデルに採用されたピスタチオカラーは、グリーン系ながら柔らかい発色が特徴で、これまでのオイスター パーペチュアルにはなかった新鮮な印象を与えます。
また、41mmモデルはデザインバランスが見直され、新しく設計されたケースとスリム化されたオイスタークラスプを採用。手首へのなじみやすさや装着感が向上し、より洗練された仕様へとアップデートされています。この仕様変更に伴い、リファレンスはRef.124300からRef.134300へと変更になりました。
これらの新色は、時計としての実用性はそのままに、個性や感性を表現するアクセントとしての役割も果たしており、オイスター パーペチュアルの多様性を一層広げています。
ブラックとブルーはマイナーチェンジ


従来の「ブライトブラック」は「ブラック」、「ブライトブルー」は「ブルー」へと名称が変更され、シルバー以外のダイヤルはすべてラッカー塗装仕上げとなりました。
「セレブレーション」ダイアルの生産終了

一方で、2023年に大きな話題を呼んだ「セレブレーション」ダイアルが、今回のモデルチェンジを機に生産終了となったことも注目されています。カラフルなバブル模様が特徴だったこのダイアルは、ポップで遊び心のあるデザインとして多くのファンを獲得しましたが、ロレックスらしい長期的なコレクションとしての展開には至りませんでした。
この背景には、オイスター パーペチュアル本来の「シンプルで堅牢な時計」というコンセプトへの回帰もあると考えられます。過度な装飾を抑え、ベーシックな美しさを追求する方向性が、2025年の新色ラインナップにも通底しています。
華やかさから落ち着きへと舵を切った今回のアップデートは、ロレックスがオイスター パーペチュアルに求める普遍性と、ブランドの美意識をあらためて示すものと言えるでしょう。
パーペチュアル 1908

2023年に新たなドレスウォッチの柱として登場した「パーペチュアル 1908」。クラシカルな装いと現代的なムーブメントを融合させたこのモデルに、2025年は新たな進化が加えられました。最大のトピックは、これまでレザーストラップ仕様のみだった同シリーズに、初めて金属製ブレスレットが導入された点です。


モデル | 素材 | 価格 |
パーペチュアル 1908 Ref.52508 | K18YG | 5,273,400円 |
セッティモブレスレットの採用

今回追加されたのは、イエローゴールド製ケースのパーペチュアル 1908 Ref.52508に対応する、専用設計の7列リンクブレスレット「セッティモブレスレット」。この新ブレスレットは、1908にふさわしい上品さと快適さを兼ね備えたデザインで、シリーズに新たな表情を加えています。
セッティモブレスレットは、非常に細かく構成された小さなリンクによって、手首に沿うように滑らかにフィット。すべてのリンクにわずかにドーム形状が施されており、全面ポリッシュ仕上げによって独特の光の反射が生まれています。その繊細な造形は、まるでジュエリーのような存在感を放ちつつも、あくまで時計本来の品格を保っています。
また、ケースとの接合部分には特許出願中の新しいアタッチメント構造が採用され、見た目にすっきりとした印象を与えると同時に、装着時の堅牢性もしっかり確保。さらに、コンシールドタイプのクラウンクラスプによって留め具の存在が目立たず、全体として非常に一体感のある仕上がりとなっています。
このブレスレットは、パーペチュアル 1908が持つ“伝統と革新の調和”というテーマを体現するディテールのひとつとして、ヴィンテージウォッチに見られるジュエリーブレスレットへのオマージュとも言える位置づけです。
イエローゴールドケースとの融合

セッティモブレスレットが組み合わされたモデルには、K18イエローゴールド製のケースが採用されています。温かみのある色調と、全体に磨き込まれた輝きが、ドーム型のリンクと美しく調和。クラシックな気品と現代的な洗練を併せ持ち、従来のレザーストラップ仕様とはまた違った重厚感を演出します。
これにより、パーペチュアル 1908はより幅広いスタイルに対応できるモデルへと進化を遂げました。シーンや好みに応じて、レザーとメタルの選択肢が生まれたことは、今後の同シリーズの拡張にも期待を持たせるアップデートです。
デイトジャスト
デイトジャスト31 Ref.278288RBRに登場したレッドオンブレダイヤル

2025年の新作として発表されたデイトジャスト31 Ref.278288RBRには、ロレックスが初めて採用する「レッドオンブレ」ダイヤルが搭載されました。この新しいダイヤルは、中央から縁にかけて炎のように赤が深まっていくグラデーションが特徴で、夕暮れに地平線へ沈む太陽の光を思わせるような、詩的でドラマチックな表情を見せてくれます。

カラーはPVD(物理蒸着)技術によって繊細に表現されており、サンレイ仕上げによる光の反射が、見る角度によって色調を変化させます。ロレックスの高度なダイアル製造技術があってこそ実現できる、非常に難易度の高いカラーリングです。

昼と夜、光と影、それぞれの瞬間で異なる表情を見せるこのレッドオンブレダイヤルは、クラシックでありながら現代的な美を宿した一本として、新たなデイトジャストの象徴となりそうです。
モデル | 素材 | 価格 |
デイトジャスト31 Ref.278288RBR | K18YG | 7,327,100円 |
コスモグラフ デイトナ

スポーツクロノグラフの象徴として長年にわたり高い人気を誇る「コスモグラフ デイトナ」に、2025年は新たな文字盤バリエーションが登場しました。
ターコイズブルーラッカーダイアルの追加

今回のアップデートでデイトナ Ref.126518LNに追加されたのは、鮮やかなターコイズブルーのラッカーダイアル。ブライトブラックのカウンターを備えたコントラストが印象的で、視認性とデザイン性を兼ね備えた構成となっています。
モデル | 素材 | 価格 |
コスモグラフ デイトナ Ref.126518LN | K18YG×オイスターフレックス | 5,491,200円 |
この新文字盤は、K18イエローゴールド製ケースとの組み合わせにより、鮮やかでモダンな色彩とクラシックな素材感が調和。ブラックのセラクロム製タキメーターベゼルと、装着感に優れたオイスターフレックス ブレスレットが全体を引き締め、機能美と装飾性が見事に融合しています。
従来のメタリックな質感とは異なり、ラッカーダイアルならではの滑らかな光沢が加わったことで、デイトナの新たな魅力を引き出す一本となっています。過去にもターコイズカラーを採用したモデルは存在しましたが、今回はより現代的で大胆な印象を与える仕上がりです。
人気文字盤の復活
2025年、ロレックスのコスモグラフ デイトナでは、過去に一度生産終了となっていた人気の文字盤が複数モデルで復活を果たしました。これらのダイヤルは、一部の愛好家の間で高い支持を得ていたデザインであり、市場では入手困難な存在となっていました。
とくに復活が注目されたのは以下の4種類のダイヤルです。







モデル | 素材 | 文字盤×インダイヤル | 価格 |
Ref.126508 | K18YG | ブライトグリーン×ゴールド | 7,108,200円 |
Ref.126509 | K18WG | ブライトブルー | 7,623,000円 |
Ref.126518LN | K18YG×オイスターフレックス | メテオライト×ブラック | 6,144,600円 |
Ref.126519LN | K18WG×オイスターフレックス | メテオライト×ブラック | 6,424,000円 |
Ref.126515LN | K18ERG×オイスターフレックス | メテオライト×ブラック | 6,424,000円 |
Ref.126505 | K18ERG | ブライトチョコレート×ブラック | 7,623,000円 |
Ref.126515LN | K18ERG×オイスターフレックス | ブライトチョコレート×ブラック | 5,770,600円 |
スカイドゥエラー
イエローゴールドモデル(Ref.336938/336238)にブライトグリーンダイアルを追加

ロレックスが展開する複雑機構モデル「スカイドゥエラー」に、2025年新たな文字盤カラーとしてブライトグリーンダイアルが加わりました。対象となるのは、18Kイエローゴールド製のケースを採用するRef.336938(ジュビリーブレスレット仕様)およびRef.336238(オイスターフレックス仕様)の2モデルです。


モデル | 素材 | 価格 |
スカイドゥエラー Ref.336938 | K18YG×オイスターフレックス | 8,259,900円 |
スカイドゥエラー Ref.336238 | K18YG×オイスターフレックス | 6,922,300円 |
新たに採用されたブライトグリーンダイアルは、鮮やかでありながらも深みのある発色が印象的で、サンレイ仕上げによる光の反射が見る角度によって豊かな表情を演出します。従来のブラックやシャンパンカラーとは異なる、個性と上品さを兼ね備えた仕上がりです。
今回追加されたブライトグリーンダイアルは、スカイドゥエラーが持つ機能美と格式の高い佇まいに、新たな個性と華やかさを加えています。ドレッシーなイエローゴールドケースとの相性も良く、フォーマルからラグジュアリースポーツまで幅広いシーンで活躍する一本です。
デイデイト
デイデイト 36にオリーブグリーンダイアルが登場
2025年、ロレックスのフラッグシップモデル「デイデイト 36」に、上品な光沢をたたえたオリーブグリーンダイアルが新たに加わりました。対象となるのは、K18エバーローズゴールドを使用したRef.128235、ダイヤモンドベゼルを備えたRef.128345RBR、そしてバゲットダイヤモンドベゼルのRef.128395TBRの3種類です。



モデル | 素材 | 価格 |
デイデイト Ref.128235 | K18ERG | 6,393,200円 |
デイデイト Ref.128345RBR | K18ERG×ダイヤ | 8,881,400円 |
デイデイト Ref.128395TBR | K18ERG×ダイヤ | 12,692,900円 |
今回登場したオリーブグリーンダイアルは、深みと落ち着きのあるトーンに繊細なサンレイ仕上げが施されており、光の当たり方によって柔らかな表情を生み出します。グリーン系のダイヤルはロレックスの中でも特別感のある存在であり、近年では高い人気を誇るカラーとなっています。
ロレックス(ROLEX) 2025年 生産終了モデル一覧(ディスコン)
2025年の新作発表とともに、いくつかの既存モデルおよびダイヤルバリエーションが公式に生産終了となりました。以下は、その主なモデルと背景です。
デイトジャスト
フローラルモチーフ・ダイアル

2022年に登場した花柄装飾のダイヤル。個性的で装飾性の高いデザインながら、わずか3年で展開終了に。現在のロレックスの方向性が、よりクラシカルかつ普遍的なデザインへと回帰していることが背景と考えられます。
オイスターパーペチュアル
セレブレーションモチーフ・ダイアル

カラフルなバブル模様が話題となったダイヤル。遊び心あふれるデザインだったが、限定的な展開にとどまり、2025年にて終了となりました。
オイスターパーペチュアル41 Ref.124300

若干の使用変更により、Ref.124300からRef.134300へと変更になりました。
ブライトブラック&ブライトブルー文字盤
カラー名がそれぞれ「ブラック」「ブルー」へと変更され、同時にラッカー塗装仕上げへと仕様が統一。これにより、ブライトブラック、ブライトブルーは生産終了となりました。




ロレックス(ROLEX) 2025年 新作&廃盤まとめ
2025年のロレックスは、新たな挑戦と伝統回帰の両軸が際立つラインナップとなりました。ブランド初となるケース一体型構造を採用した「ランドドゥエラー」をはじめ、GMTマスターIIのセラミックダイアルやタイガーアイアンダイアル、オイスター パーペチュアルの柔らかな新色など、革新的かつ洗練されたモデルが数多く登場しています。
一方で、セレブレーションモチーフやフローラルモチーフなど、近年話題を集めた装飾的なデザインが軒並み生産終了となるなど、ラインナップの再編も進みました。新作と廃番の動きからは、ロレックスが改めて「普遍性」と「精緻なクラシシズム」を重視する方向へ回帰しつつ、同時に現代的な表現や素材技術にも果敢に取り組んでいる姿勢がうかがえます。
新作モデルの完成度の高さと、コレクション全体における統一感の強化は、今後のロレックスの展開に対する期待をより一層高めるものとなりました。進化を止めずに歩み続けるロレックスの“今”を象徴する、充実したラインナップだったといえるでしょう。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではロレックス(ROLEX)を高価買取中!
三重県鈴鹿市を拠点に、津市・四日市市をはじめとする地域のお客様にご愛顧いただいている質店「大蔵屋」では、デイトジャスト、サブマリーナ、デイトナ、エクスプローラーなど、ロレックスの各種モデルを高価買取中です。
査定は無料で、質預かりにも対応しております。ロレックスの売却やご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください。