ロレックス(ROLEX)が誇る「デイトジャスト(DATEJUST)」。その中でも金無垢モデルは、ロレックスの技術革新と贅沢な美が融合した、唯一無二の存在です。
デイトジャストは、ロレックスが時計界に革命をもたらした「三大発明」を象徴するモデルとして誕生しました。オイスターケースによる防水性、パーペチュアル機構による自動巻き、そして瞬転式カレンダー。この技術が融合したことで、単なる時計を超えた機能美を実現しました。その中でも金無垢モデルは、これらの革新に加え、K18ゴールドの贅沢な輝きで身に着ける人に特別な価値を与えます。
この記事では、デイトジャストがもつ革新技術の背景と、金無垢モデルのラグジュアリーな魅力の融合について詳しくご紹介します。現行モデルにはラインナップされていないデイトジャスト メンズモデルの金無垢バリエーションについて、知っていただければ幸いです。
本記事は、できるだけ正確な情報を掲載するよう努めていますが、古いモデルについては、製造年や仕様などについて、複数の説が存在するため、事実と異なる可能性があります。また、宝飾モデルの仕様については公式の情報が少なく、記載した情報が誤っている場合もあります。そのため、本記事の情報は、あくまでも参考程度にご活用ください。
ロレックス デイトジャストとは
ロレックス デイトジャストは、1945年の誕生以来、洗練されたデザインと革新的な技術で多くの人々を魅了してきました。その中でも金無垢モデルは、ラグジュアリーの極みとして際立った存在感を放っています。
デイトジャスト 金無垢モデルは、K18ゴールドがもたらす温かみのある輝きと、ロレックスが誇る高い技術力による実用性を兼ね備えています。その美しさは、腕元にラグジュアリーな雰囲気を与えるだけでなく、時間を超えて愛され続ける普遍的な魅力を宿しています。
ここでは、デイトジャストというモデルについて、そして、金無垢モデルがどのように特別な立ち位置だったのかをご紹介いたします。
デイトジャストの誕生
1945年、ロレックスは創立40周年という節目を迎え、その記念すべき年に「デイトジャスト」を発表しました。このモデルは、時計業界に革新をもたらした画期的なタイムピースとして知られています。特に、防水性能を飛躍的に向上させた「オイスターケース」、腕の動きによって自動的にゼンマイを巻き上げる「パーペチュアル機構」、そしてダイヤルの3時位置に配置された日付表示機能を組み合わせた点が、当時としては非常に先進的な設計でした。この3つの要素の融合により、デイトジャストは実用性と機能美を兼ね備えたモデルとして登場しました。
その後、1950年代にロレックスは「瞬転機構」を開発。この技術は、深夜0時ちょうどに日付が瞬時に切り替わる仕組みを実現し、時計業界にさらなる革新をもたらしました。瞬転機構が搭載されたデイトジャストは、1955年に登場したRef.6305から採用され、視認性と利便性を飛躍的に向上させました。この機能は、ロレックスの高精度な時計製造技術の象徴とされ、デイトジャストが「デイトジャスト(DATEJUST)」という名にふさわしい存在となる大きな要因となりました。
デイトジャストはまた、技術だけでなくデザインの美しさでも大きな注目を集めました。その洗練されたエレガントなスタイルは、当時の時計業界の常識を覆し、よりモダンで機能的なデザインの先駆けとなりました。さらに、発表と同時に開発された専用の「ジュビリーブレスレット」は、デイトジャストの完成度をさらに高める重要な要素として位置付けられました。このブレスレットは、5列リンク構造を採用し、腕に自然に馴染む快適な装着感を提供するとともに、その美しい仕上げによって時計全体のデザイン性をさらに引き立てています。
「デイトジャスト」という名前は、正確な日付表示を意味しています。当初、1945年に発表されたデイトジャストは3時位置に日付表示を備えた画期的なモデルでしたが、瞬転機構(深夜0時に日付が瞬時に切り替わる機能)はまだ搭載されていませんでした。その後、1950年代に瞬転機構が採用されたことで、この名前の意味がさらに強調され、機能と名前が完全に一致するモデルへと進化しました。
デイトジャストの誕生とその後の進化は、ロレックスが持つ卓越した技術力とデザイン哲学が結実した瞬間を象徴しています。また、このモデルは「ロレックスの王道」として、最も所有率が高いタイムピースでもあり、多くの人々に愛され続けています。
ロレックスの三大発明とデイトジャスト
デイトジャストは、ロレックスが誇る三大発明をすべて備えた初のモデルとして、時計史にその名を刻みました。1945年に誕生したこのタイムピースは、革新技術と洗練されたデザインを見事に融合させ、ロレックスのフラッグシップモデルとして確固たる地位を築き上げました。その存在は、時計業界におけるロレックスの技術的優位性とエレガンスの象徴とされています。
オイスターケース -防水時計の革命 -
1926年にロレックスが開発した「オイスターケース」は、世界初の防水時計ケースとして知られています。ねじ込み式のリューズと裏蓋、そして密閉された構造により、水や埃の侵入を完全に防ぐことに成功しました。この技術は、時計の耐久性を大幅に向上させ、アウトドアや過酷な環境でも使用可能な実用時計としての地位を確立しました。
デイトジャストにもこのオイスターケースが採用されており、デザイン性と機能性が見事に融合しています。特に、金無垢モデルやコンビモデルでは、この堅牢な構造がラグジュアリーさと実用性を同時に実現しています。
パーペチュアル機構 -自動巻きの革命 -
1931年、ロレックスは「パーペチュアル機構」を搭載した自動巻きムーブメントを開発しました。この機構には、全回転式ローターが搭載されており、腕の動きによって効率的にエネルギーを蓄積できる仕組みが採用されています。これにより、手巻きする手間を省きながら、常に正確な時間を提供する時計が実現しました。
デイトジャストにもこのパーペチュアル機構が組み込まれ、精度と信頼性を飛躍的に向上させました。この機能は、時計が日常の動きと調和しながら稼働し続けるという新しい価値を提供しています。
デイトジャスト機構 - 瞬転カレンダーの革新 -
1945年に発表されたデイトジャストは、その名前の由来となった「日付表示機能」を搭載していましたが、当初は深夜0時に日付が瞬時に切り替わる「瞬転機構」は採用されていませんでした。それまでの時計と同様に、日付が完全に切り替わるまでに数時間を要していたのです。
この状況を変えたのが、1950年代にロレックスが開発した瞬転機構です。この画期的な技術は、1955年に登場したRef.6305からデイトジャストに初めて採用され、深夜0時前後に日付が瞬時に切り替わる仕組みを実現したと言われています。この革新により、視認性と利便性が飛躍的に向上し、時計の機能性に新たな基準を打ち立てました。
瞬転機構は、ロレックスが精度と実用性を追求する中で生まれた技術の結晶であり、デイトジャストがフラッグシップモデルとしての地位を確立する大きな要因となりました。この機構を搭載することで、デイトジャストは日常使いの実用時計としても、高級時計としても高い評価を受ける存在となったのです。
デイトジャストの象徴的な地位
デイトジャストは、これら三大発明をすべて備えた初めてのモデルとして、時計業界に多大な影響を与えました。その技術的革新だけでなく、エレガントで普遍的なデザインにより、時代を超えて愛される存在となっています。
現在でもデイトジャストは、ロレックスの象徴的なモデルとして多くの人々に支持され続けています。その誕生から続く革新の精神と、ラグジュアリーと実用性の両立は、他のモデルにはない特別な魅力を備えています。
フルーテッドベゼルとデイトジャスト
デイトジャストを語る上で欠かせない特徴のひとつが、フルーテッドベゼルです。このベゼルは、ギザギザとした山型のカットが美しい輝きを生み出し、時計全体に高級感を与えるデザインとして知られています。その輝きとクラシカルな雰囲気は、多くの時計愛好家に支持され、現在ではロレックスの象徴的なデザイン要素のひとつとして位置付けられています。
フルーテッドベゼルの起源と実用性
フルーテッドベゼルの起源は、ロレックスが1926年に開発したオイスターケースにまでさかのぼります。当時、このベゼルは単なる装飾ではなく、実用的な目的で設計されていました。ベゼルがねじ込み式で装着され、裏蓋とともにケース全体を密閉することで、防水性能を大幅に向上させる役割を果たしていたのです。この設計は、ロレックスが完全防水時計を実現する上で欠かせない技術でした。
その後、技術の進化に伴い、防水性能の確保は裏蓋やリューズに役割が移行し、もともとねじ込む際にネジのような役割を果たしていたベゼルは、装飾としての要素が強調されるようになりました。それでもなお、このデザインは時計の機能性と美しさを象徴する要素として、デイトジャストやデイデイトなどのモデルで広く採用され続けています。
K18ゴールド素材との相性
フルーテッドベゼルは、特にK18ゴールド素材との相性が抜群です。K18ゴールドの持つ深みのある輝きが、フルーテッドベゼルの山型カットによる光の反射を最大限に引き立てます。この組み合わせは、時計にさらなるゴージャス感を加え、腕元で放つ存在感を一層際立たせます。K18ゴールドとフルーテッドベゼルの組み合わせは、デイトジャストを単なる実用時計ではなく、芸術的なジュエリーウォッチとしての地位へと昇華させています。
独自の輝きを生み出すロレックスの技術
フルーテッドベゼルの美しさは、ロレックス独自の高度なカッティング技術にあります。金属表面に精密なカットを施すことで立体感を生み出し、光が多角的に反射する仕組みを実現しました。この連続する凸凹のデザインは、腕元の動きに応じてキラキラとした輝きを放ち、時計の存在感を一層引き立てます。照明や太陽光の下で見ると、その輝きはひときわ際立ち、他にはないラグジュアリーな雰囲気を楽しむことができます。
傷を目立たせない機能美
フルーテッドベゼルのもうひとつの魅力は、見た目の美しさだけでなく、そのデザインが持つ機能性です。山型のカットが光を乱反射させることで、小さな傷を目立ちにくくし、美しい輝きを長期間維持することができます。この特徴は、高級腕時計にとって大きなメリットであり、ロレックスの職人技の結晶とも言える要素です。
デイトジャストにおけるフルーテッドベゼルの役割
デイトジャストにフルーテッドベゼルが採用されたことで、このモデルは機能性とエレガンスを兼ね備えた時計としての地位を確立しました。特にK18ゴールドとの組み合わせは、ラグジュアリー感とクラシカルなデザインが融合した唯一無二の存在として、時計愛好家の間で高い評価を得ています。その美しさと実用性は、デイトジャストを象徴するアイコンとして、その価値を語り継がれています。
デイトジャストと金無垢モデル
デイトジャストは、1945年の初登場時から金無垢モデルをラインナップに加えていました。当時は、時計の素材として9金、10金、14金、18金など、さまざまな金の純度が採用されており、時代のニーズや市場の状況に応じて幅広いバリエーションが提供されていました。この多様性は、デイトジャストがどのようなスタイルや用途にも対応できる時計であることを象徴しています。
初期のラインナップとリファレンスの特徴
デイトジャストが初めて登場した時代には、素材ごとに異なるリファレンス番号が付けられることはなく、オールステンレス、コンビモデル、そして金無垢モデルが同じリファレンスとして扱われていました。このような仕組みにより、金無垢モデルは他の素材と並んで選択肢の一つとして位置付けられていたのです。その一方で、金無垢モデルの特別な存在感と高級感は、多くの時計愛好家を魅了しました。
デイデイトの登場と金無垢モデルの変遷
1950年代後半にデイデイトが登場すると、デイトジャストにおける金無垢モデルの立ち位置は徐々に変わっていきます。デイデイトは、金無垢モデル専用のラインナップとして開発され、そのラグジュアリーなイメージと独自の機能により、ロレックスの中で特別な地位を確立しました。この影響もあり、デイトジャストは次第にコンビモデルがメインとなり、金無垢モデルはラインナップの中心から外れることになりました。
金無垢モデルの終了とその後のデイトジャスト
デイトジャストの金無垢モデルは、2015年頃までラインナップに存在していましたが、その後公式ラインナップから姿を消しています。現在では、デイトジャストはステンレススチールやコンビモデルが主力となり、金無垢モデルは過去の遺産として愛好家の間で特別な存在となっています。
金無垢モデルが示すデイトジャストの価値
金無垢モデルは、デイトジャストの歴史の中でその高級感と特別感を象徴する存在でした。その輝きと品格は、デイトジャストが単なる実用時計を超えたラグジュアリーアイテムとしての側面を持つことを証明しています。現在では公式ラインナップにはないものの、金無垢モデルはデイトジャストの歴史における重要な要素として、時計愛好家やコレクターにとって欠かせない存在です。
デイトジャスト 歴代金無垢モデル年表
デイトジャストの金無垢モデルは、2015年頃にラインナップから姿を消しました。
アンティークでは、一部、他素材のモデルとリファレンスを共有しています。それらのモデルはデイトジャスト「コンビ」モデルの記事にて紹介しております。
※古いモデルの製造期間、仕様に関しては正確な情報がないため、事実とは異なる場合がございます。※宝飾モデルの仕様については公式の情報が少なく、記載した情報が誤っている場合もあります。あくまでも参考程度にご覧ください。
モデル | 年代 | ムーブメント | 素材 |
デイトジャスト Ref.4467 | 1945年~1940年代後半 | Cal.A295、Cal.A285 | K18YG |
デイトジャスト Ref.1601/8 | 1960年代~1970年代後半 | Cal.1560、Cal.1570 | K18YG |
デイトジャスト Ref.16238 | 1988年頃~2006年 | Cal.3135 | K18YG |
デイトジャスト Ref.16238G | 1988年頃~2006年 | Cal.3135 | K18YG |
デイトジャスト Ref.16238NR | 1988年頃~2006年 | Cal.3135 | K18YG |
デイトジャスト Ref.162382BR | 1988年頃~2006年 | Cal.3135 | K18YG |
デイトジャスト Ref.16248 | 1988年頃~2006年 | Cal.3135 | K18YG |
デイトジャスト Ref.116138 | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18YG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116138G | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18YG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116139 | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18WG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116139G | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18WG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116135 | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18ERG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116135G | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18ERG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116189BBR | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18WG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116199SANR | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18WG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116185 | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18ERG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116185G | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18ERG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116185NG | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18ERG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116185BBR | 2006年~2015年 | Cal.3135 | K18ERG×レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト 歴代金無垢モデル一覧
デイトジャスト 歴代金無垢モデルを紹介します。
デイトジャスト Ref.4467 YG
製造年代 | 1945年~1940年代後半 |
キャリバー | Cal.A295、Cal.A285 |
防水性能 | 50m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | コインエッジベゼル、ビッグバブル、9金・10金・14金・18金など金の純度にバリエーションが存在 |
デイトジャスト Ref.4467は、1945年にロレックスが創業40周年を記念して発表したモデルで、デイトジャストのファーストモデルとして知られています。この時計は、ロレックスの技術とデザインを結集した革新的なモデルであり、デイトジャストの歴史を象徴する重要な存在です。
金無垢のみのラインナップ
Ref.4467は、金無垢素材のみのラインナップで展開されていました。基本的にはイエローゴールドが採用されていましたが、K9のローズゴールド仕様も存在したとされています。このローズゴールドモデルは非常に希少で、デイトジャストの初期モデルの中でも特別な存在です。
デイト表示のバリエーション
初期のRef.4467では、デイト表示が黒単色で構成されていましたが、後期には赤と黒を交互に配置したデイトカウンターが採用されました。このデザインは、視認性を向上させるとともに時計に遊び心を加えました。
ジュビリーデイトジャスト
初代デイトジャストであるRef.4467は、「ジュビリーデイトジャスト」という愛称でも親しまれています。この名前は、ロレックス創業40周年という節目を記念する「ジュビリー(祝祭)」にちなんでおり、その特別感を強調しています。
まとめ
デイトジャスト Ref.4467は、ロレックスの象徴的なモデルであるデイトジャストシリーズの原点であり、その歴史と革新性を象徴するタイムピースです。金無垢の素材と洗練されたデザイン、さらには赤と黒のデイト表示など、数々の特徴がこの時計を唯一無二の存在にしています。ジュビリーデイトジャストという愛称とともに、時計史に残る名品として語り継がれています。
デイトジャスト Ref.1601/8 K18YG
製造年代 | 1960年代~1970年代後半 |
キャリバー | Cal.1560、Cal.1570 |
防水性能 | 50m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | フルーテッドベゼル |
デイトジャスト Ref.1601/8は、シリーズの中でも特に重要なモデルです。そのデザインと機能は、現行モデルにも大きな影響を与えています。このモデルは、デイトジャストの基本デザインが確立された時代を象徴する存在でもあります。
基本デザインの確立
Ref.1601/8は、フルーテッドベゼル、ジュビリーブレス、バーインデックスというデイトジャストの象徴的なデザインを採用し、現在のデイトジャストにも続くスタイルを確立しました。この基本デザインは、デイトジャストを象徴するエレガンスと機能性を兼ね備えた重要な要素です。
また、古い個体にはアルファハンドを使用したものも見られ、ヴィンテージモデルならではの魅力を持っています。
ムーブメント Cal.1570
このモデルには、ロレックスのムーブメントの中でも「最高傑作」と称されるCal.1570が搭載されています。1960年代後半頃から採用されたこのムーブメントは、耐久性と精度に優れ、クロノメーター認定を受けた高い信頼性を誇ります。Cal.1570は、ロレックスの機械式時計の基盤を築いた重要なムーブメントであり、Ref.1601/8 を特別な存在にしています。
デイトジャスト Ref.16238 K18YG
製造年代 | 1988年頃~2006年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | フルーテッドベゼル、初のサファイアクリスタル風防 |
デイトジャスト Ref.16238は、1988年に登場し、デザインや機能の両面で多くの進化を遂げたモデルです。
ケースデザインの特徴
Ref.16238のケースデザインは、ステンレスモデルやコンビモデルとは異なり、レザーブレスを装備してもケースとブレスレットの隙間が少なくなるよう設計されています。そのため、さまざまな素材やカラーのレザーブレス仕様で楽しむことが可能で、個性を反映させたスタイルを作りやすいモデルです。
ジュビリーブレスとコンシールドクラスプ
このモデルに採用されたジュビリーブレスレットには、デイデイトにも採用されている「コンシールドクラスプ」が装備されています。このクラスプはバックル部分が目立たず、一体感のあるスマートなシルエットを実現。デザイン性と実用性を兼ね備えたポイントのひとつです。
ムーブメントの進化
Ref.16238には、前モデル(Ref.16018)に搭載されていたCal.3035に代わり、ツインブリッジ構造を採用したCal.3135が搭載されています。Cal.3135は、耐久性と精度がさらに向上しており、時計業界でも高い評価を得ているムーブメントです。このムーブメントは、その後もさまざまなロレックスモデルに搭載される基盤となりました。
風防の変更と防水性能
デザイン面では、風防が従来の強化プラスチックからサファイアクリスタルへと変更されています。これにより、よりモダンな印象を与えるとともに、気密性が向上し、100mの防水性能を実現しました。
ダイヤルデザインの進化
10Pダイヤ仕様のダイヤルでは、1995年頃を境にダイヤの留め金部分が正方形から八角形に変更されました。この変更により、ダイヤの存在感が増し、高級感がさらに向上しています。また、プラミッドダイヤルやインデックスなしのオニキスダイヤルといった特別なデザインのダイヤルも存在し、ヴィンテージ市場で注目を集めています。
デイトジャスト Ref.16238G K18YG
製造年代 | 1988年頃~2006年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | フルーテッドベゼル、初のサファイアクリスタル風防、10Pダイヤインデックス |
デイトジャスト Ref.16238Gは、Ref.16238の10Pダイヤインデックスモデルです。
デイトジャスト Ref.16238NR K18YG
製造年代 | 1988年頃~2006年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | フルーテッドベゼル、初のサファイアクリスタル風防、シェルダイヤル |
デイトジャスト Ref.16238NRは、Ref.16238のシェルダイヤルモデルです。
デイトジャスト Ref.162382BR K18YG
製造年代 | 1988年頃~2006年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | フルーテッドベゼル、初のサファイアクリスタル風防、オニキスダイヤル、2Pダイヤインデックス |
デイトジャスト Ref.162382BRは、Ref.162382のオニキスダイヤル、2Pダイヤインデックスモデルです。
デイトジャスト Ref.16248 K18YG
製造年代 | 1988年頃~2006年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | バークベゼル、バーク仕上げ、初のサファイアクリスタル風防 |
デイトジャスト Ref.16248は、デイトジャストシリーズの中でも独自性が際立つモデルであり、その特徴的なデザインと希少性から時計愛好家に高い評価を受けています。
バーク仕上げ
このモデルの最大の特徴は、「樹皮」を意味するバーク仕上げです。ベゼルやブレスレット中央のコマに施された粗く不規則な彫り込み加工が、独創的な雰囲気を演出します。艶を抑えた仕上げがヴィンテージ感を引き立て、現行モデルにはないクラシカルな魅力を持っています。
ウッドダイヤル
一部のRef.16248には、マホガニーやバーチといった木材を使用したウッドダイヤルが採用されています。これらのダイヤルは深みのある色味と美しい杢目模様を持ち、金無垢素材との相性が抜群です。この独特なデザインは、他のモデルにはない特別感を提供します。
モデルの位置付け
Ref.16248は、通常の金無垢デイトジャストであるRef.16238の亜種的なモデルとして位置付けられています。バーク仕上げやウッドダイヤルといった独自のデザイン要素で差別化され、特に個性的なデザインを求める愛好家に支持されています。
ヴィンテージ感
艶を抑えた仕上げと独特の加工により、Ref.16248はヴィンテージ感が際立つモデルとなっています。このモデルは、現行の洗練されたデザインとは一線を画し、クラシカルな雰囲気を楽しむことができる貴重な時計です。
希少性と市場価値
Ref.16248は非常に希少なモデルであり、2025年現在の中古市場では400万円以上で取引されることもあります。その独特なデザインと希少性から、コレクターズアイテムとしての価値が非常に高いモデルです。
まとめ
デイトジャスト Ref.16248は、ロレックスの伝統的な技術と独創的なデザインが融合した特別なモデルです。バーク仕上げやウッドダイヤルといった要素が、時計のラグジュアリー感とクラシカルな雰囲気を高めています。希少性の高いモデルを探している方には、まさに理想的な一本です。
デイトジャスト Ref.116138 K18YG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116138は、2006年に登場したK18YG(18金イエローゴールド)素材×レザーストラップのデイトジャストです。
デイトジャスト最後の金無垢モデルシリーズ
デイトジャスト Ref.116138をはじめとするこの世代のモデルは、ロレックスのデイトジャストシリーズにおける最後の金無垢モデルとして位置付けられています。これらのモデルには、イエローゴールドのRef.116138のほか、ホワイトゴールドやエバーローズゴールドを使用したバリエーションも存在しています。
レザーストラップ(革ベルト)仕様
Ref.116138をはじめとするこの金無垢モデルシリーズは、レザーストラップを採用している点も特徴です。革ベルトは高級感をさらに引き立てると同時に、フォーマルからカジュアルまで幅広いスタイルに対応できる柔軟性を持っています。金無垢ケースと革ベルトの組み合わせが、エレガンスとラグジュアリーを見事に両立させています。
デイトジャストメンズモデルの転換点
この世代の金無垢モデルが廃盤となったことで、デイトジャストのメンズモデルはコンビモデルとステンレススチールモデルのみがラインナップに残りました。これにより、金無垢仕様はデイデイトシリーズに集約され、デイトジャストシリーズはより日常使いに適したモデルへと進化しました。
まとめ
デイトジャストのこの世代の金無垢モデル群は、シリーズにおけるラグジュアリーラインの最後を飾る特別な存在です。レザーストラップのみのラインナップは、ユーザーの嗜好や市場の動向を見極める意図があったのかもしれません。
デイトジャスト Ref.116138G K18YG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト)、10Pダイヤインデックス |
デイトジャスト Ref.116138Gは、Ref.116138の10Pダイヤインデックスモデルです。
デイトジャスト Ref.116139 K18WG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116139は、デイトジャスト Ref.116138と同世代のK18WG(18金ホワイトゴールド)金無垢モデルです。
デイトジャスト Ref.116139G K18WG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト)、10Pダイヤインデックス |
デイトジャスト Ref.116139Gは、Ref.116139の10Pダイヤインデックスモデルです。
デイトジャスト Ref.116135 K18ERG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト) |
デイトジャスト Ref.116135は、デイトジャスト Ref.116138と同世代のK18ERG(18金エバーローズゴールド)金無垢モデルです。
デイトジャスト Ref.116135G K18WG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト)、10Pダイヤインデックス |
デイトジャスト Ref.116135Gは、Ref.116135の10Pダイヤインデックスモデルです。
デイトジャスト Ref.116189BBR K18WG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト)、ゼブラダイヤル、60Pバゲットダイヤモンドベゼル、10Pダイヤモンドインデックスモデル |
デイトジャスト Ref.116189BBRは、デイトジャスト Ref.116139と同世代の、ゼブラダイヤル、60Pバゲットダイヤモンドベゼル、10Pダイヤモンドインデックスモデルです。
デイトジャスト Ref.116199SANR K18WG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト)、ゼブラダイヤル、ブラックスクエアサファイアベゼル、10Pダイヤモンドインデックス、ケースダイヤ、ラバー×ガルーシャ(エイ革)×ダイヤモンド付きストラップ |
デイトジャスト Ref.116199SANRは、デイトジャスト Ref.116139と同世代の、ゼブラダイヤル、ブラックスクエアサファイアベゼル、10Pダイヤモンドインデックス、ケースダイヤモデルです。
ラバー×ガルーシャ(エイ革)×ダイヤモンド付きストラップの個体も存在します。
デイトジャスト Ref.116185 K18ERG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト)、ダイヤモンドベゼル |
デイトジャスト Ref.116185は、デイトジャスト Ref.116135と同世代のダイヤモンドベゼルモデルです。
デイトジャスト Ref.116185G K18ERG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト)、ダイヤモンドベゼル、10Pダイヤインデックス |
デイトジャスト Ref.116185Gは、Ref.116185の10Pダイヤインデックスモデルです。
デイトジャスト Ref.116185NG K18ERG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト)、ダイヤモンドベゼル、シェルダイヤル、10Pダイヤインデックス |
デイトジャスト Ref.116185NGは、Ref.116185のシェルダイヤル、10Pダイヤインデックスモデルです。
デイトジャスト Ref.116185BBR K18ERG×レザーストラップ(革ベルト)
製造年代 | 2006年~2015年 |
キャリバー | Cal.3135 |
防水性能 | 100m |
ケース径 | 36mm |
ポイント | 最後の金無垢モデル、レザーストラップ(革ベルト)、ゼブラダイヤル、60Pバゲットダイヤモンドベゼル、10Pダイヤモンドインデックス |
デイトジャスト Ref.116185BBRは、デイトジャスト Ref.116135と同世代のゼブラダイヤル、60Pバゲットダイヤモンドベゼル、10Pダイヤモンドインデックスモデルです。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではデイトジャスト 金無垢モデルを高価買取中!
三重県鈴鹿市・津市・四日市市を拠点に、地域のお客様から長年ご愛顧いただいている大蔵屋では、デイトジャストの金無垢モデルをはじめとする高級時計の買取を強化しています。ロレックスやオメガなど、価値ある時計の売却をお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
地域密着型の信頼あるサービス
鈴鹿市で15年以上にわたり地域とともに歩んできた当店は、明るく清潔な店内でお客様をお迎えしています。経験豊富なスタッフが丁寧に査定し、適正かつ高価な価格をご提示いたします。特に時計、ブランドバッグ、ジュエリーの買取には豊富な実績があり、多くのお客様に繰り返しご利用いただいています。
当店の店主はリユース営業士や遺品整理士、遺品査定士の資格を保有しており、遺品整理を含む幅広いご要望に対応可能です。不要品の処分や買取についてお困りの際は、安心してお任せください。
質預かりサービスのご案内
大蔵屋では買取サービスに加え、質預かりのサービスも提供しています。大切なお品物を手放さずに資金を調達したい場合には、ぜひご検討ください。時計やバッグ、ジュエリーなどを担保にした融資が可能です。お客様の状況に合わせた柔軟なサポートを心掛けています。
取り扱い品目
当店では、ロレックス(ROLEX)やオメガ(OMEGA)の高級時計、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)、シャネル(CHANEL)のバッグや財布、K18のネックレスやプラチナリングといったジュエリー、iPhoneやiPadなどの電化製品、JCBギフトカードなどの金券まで幅広い品物を買取しております。市場価値の高いお品物をお持ちの際は、ぜひ一度ご相談ください。
お客様に寄り添うサービス
お客様に喜んでいただけることが、私たちの最大の目標です。これからも地域に根差したサービスを提供し、お客様の笑顔を支える存在であり続けます。買取・質預かりどちらもご利用可能な大蔵屋で、価値あるお品物をお預けください。
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