こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。
ミルガウスは、ロレックスのモデルの中でも磁気に強い時計です。しかし、ミルガウスの特徴はこれだけではありません。実は、ミルガウスはロレックスの中でも変わり種と呼ばれているのです。
耐磁性があるので普通の時計と違うのは確かですが、これ以外にどんな特徴があるのでしょうか。ミルガウスについて調べてみました。
※あくまで参考程度にご覧ください。
ロレックス「ミルガウス」とは?
ミルガウスが誕生したのは1956年ですから、半世紀以上続くベストセラーです。強い磁気の中で仕事をする医師や、研究者などのために開発された時計です。
あまり一般的な時計ではなかったため、ミルガウスは1988年に一旦生産終了となりますが、2007年に再登場します。
それは、磁気を寄せ付けない耐磁ケースに、磁気に強いムーブメントを搭載した116400というモデルでした。116400は文字盤が個性的なのが特徴で、ロレックスの中でも変わり種と呼ばれています。
ロレックス「ミルガウス」の特徴
強力な耐磁性を誇るケース
ロレックスの時計は、どれも耐磁性のあるムーブメントを使っています。
その中でも、より耐磁性のあるムーブメントに耐磁性ケースを使用して、さらに耐磁性を高めたのがミルガウスです。ミルガウスのケースは、高性能磁気遮断システムを施した特殊なものです。
オイスターケース内の磁気シールド
通常のオイスターケースの中に磁気シールドを組み込んだもので、強磁性合金で磁気を引き受けて、中の時計を守る仕組みとなっています。
強磁性合金は、磁力があれば何でも使えるわけではありません。鉄は強磁性がありますが、磁力を保持する性質が強いので適しません。
強磁性でありながら保磁性が低く、すぐ磁性を開放する金属でないと、時計には使えないのです。
ムーブメント Cal.3131を搭載
ミルガウスに使われているムーブメントは、Cal.3131と呼ばれる特殊なものです。しかも、Cal.3131はミルガウス専用に開発されたもので、常磁性素材が使われているのが特徴です。
常磁性素材は磁場があるときだけ磁化し、磁場がなくなると普通の金属に戻る特殊な素材です。
アンクルやゼンマイが磁気を帯びると、時計の精度が狂ってしまいますが、常磁性素材であればその心配がありません。このように、ミルガウスは時計の精度を保ちつつ、耐磁性を実現しているのです。
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今回はロレックスのミルガウスについて解説しました。ミルガウスには、ロレックスの技術の粋が集められていることがわかりました。
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