スターサファイアの魅力と基礎知識まとめ

こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。

夜空に浮かぶ星のような光を宿したスターサファイアは、神秘的な美しさとともに、見る人の心を惹きつける宝石です。青を中心とした深みのある色合いに、6本の光が交差する“星”が浮かび上がるその姿は、他の宝石にはない特別な魅力を放っています。

古くは「導きの星」「運命の石」とも呼ばれ、信頼や運命を象徴する守護石としても大切にされてきたスターサファイア。光を受けて浮かび上がるこのスター効果(アステリズム)は、内部に含まれる針状インクルージョンが作り出す自然の芸術であり、わずかな条件が揃ったときにしか現れない希少な現象です。

また、色味や光の出方によって印象が大きく変わるため、同じスターサファイアでも一つひとつがまったく異なる表情を持ちます。特に美しい星がはっきりと見えるものは市場でも高く評価され、コレクターズストーンとしても人気があります。

この記事では、スターサファイアの基本的な特徴や種類、他の宝石との違い、そして石に込められた意味や象徴性までを丁寧に解説します。神秘的な輝きに惹かれた方が、自分に合った一本を見つけるための手がかりになれば幸いです。※あくまで参考程度にご覧ください。

スターサファイアとはどんな宝石?星の光を宿す神秘的なサファイアの魅力に迫る

スターサファイアの魅力と基礎知識まとめ 星の光を宿す神秘的なサファイアの魅力に迫る
英語表記STAR SAPPHIRE
和名蒼玉(そうぎょく)、青玉(せいぎょく)
硬度
宝石言葉誠実、信頼、希望、運命、知性、守護、成功 など
原産地スリランカ、ミャンマー、タイ、マダガスカル、オーストラリア、タンザニア、インド、アメリカなど
※宝石品質として評価が高いのは主にスリランカ産とミャンマー産

深いブルーの中に、星のような光がふわりと浮かび上がる——そんな幻想的な輝きを放つのが「スターサファイア」です。

通常のサファイアと同じくコランダムという鉱物に属しますが、光を当てることで6本の光の筋が交差して星形の輝きを見せるのが最大の特徴です。この現象は「スター効果」または「アステリズム」と呼ばれ、見る角度や光の当たり方によって、その光が滑らかに動くように変化します。

古代より「導きの星」「運命の石」として崇められ、持ち主に正しい道を示す力があると信じられてきたスターサファイアは、パワーストーンやお守りとしても根強い人気を誇っています。この記事では、その神秘的な魅力と希少性、スターが現れる仕組みや通常のサファイアとの違いについて詳しく紹介していきます。

スター効果(アステリズム)とは

スターサファイアの最大の特徴である「スター効果」とは、宝石の表面に6本(六条の星)または12本(十二条の星)の光の筋が星のように交差して現れる現象のことです。この光は見る角度により動いて見えるため、静かな輝きの中にも生きたような存在感があります。

この神秘的な光は、カボションカット(ドーム状の研磨)によって引き出されるもので、ファセットカットでは現れません。まさにカットと内包物が生み出す自然の奇跡といえるでしょう。

スターが浮かび上がる理由

スター効果は、サファイアの内部に含まれる「ルチル」という鉱物の針状インクルージョンが、光を特定の方向に反射・干渉させることで生まれます。このルチルの並びが三方向に整っていることで、光が交差し、6本の筋が星の形になるのです。

ルチルの配列や密度が不十分な場合、スターがぼやけたり、均等に現れなかったりするため、鮮明で美しいスターを持つ石は非常に貴重とされています。

サファイアとスターサファイアの違い

どちらもサファイアであることに変わりはありませんが、その評価基準には明確な違いがあります。通常のサファイアは「透明感」「色の均一さ」「輝き」が重視される一方、スターサファイアでは「スターの鮮明さ」「位置」「対称性」などが重視されます。

スター効果を引き出すために、スターサファイアは一般的にカボションカットが施され、透明度よりもスターの出方や全体のバランスが価値の判断基準になります。つまり、輝き方のベクトルがまったく異なる2つの魅力を持つ宝石なのです。

スターサファイアの魅力と希少性

スターが明確に浮かび上がるスターサファイアは、限られた条件下でしか生まれません。ルチルが理想的な形で含まれ、適切なカットが施された個体だけが、美しい星を見せてくれます。

とくに、星の線が中央にくっきりと集まり、角度を変えても滑らかに動くようなものは非常に稀少で、高く評価されます。また、ブルーだけでなく、ピンク、ブラック、グレー、ホワイトなど多彩な色が存在するのもスターサファイアの魅力のひとつです。

その神秘的な輝きとスピリチュアルな意味合いから、スターサファイアは単なる宝飾品を超えた「導きの星」として、多くの人々に選ばれ続けているのです。

色と種類のバリエーション

スターサファイアは、その名の通り「星の光」を宿す特別な宝石ですが、注目すべきはその色の多彩さと個体ごとの表情です。

一般的なサファイアに見られるブルー系だけでなく、ピンクやバイオレット、グレー、ブラック、ホワイトなど、さまざまなカラーでスター効果が現れるのがこの宝石の大きな特徴。

それぞれの色がもつ印象の違いや、スターの現れ方の個性、希少性との関係など、スターサファイアならではのバリエーションを詳しく見ていきましょう。

青・ピンク・バイオレットなど豊富な色展開

スターサファイアの中でも最もよく知られているのは、深みのあるブルー。古くは聖職者が愛用し、「誠実」や「貞操」の象徴とされてきました。

ブルー以外にも、柔らかな印象を与えるピンクや、落ち着いた雰囲気のグレー、神秘的なバイオレット、さらにホワイトやブラックといった多彩な色が存在します。

色ごとにスター効果の見え方にも違いがあり、たとえば濃い色調のブラックスターでは金色のスターが際立って見える一方、ホワイトやグレーでは光が柔らかく広がるように浮かび上がります。スターの線がくっきり現れるか、ふんわりとした印象になるかは、地色とのバランスによって決まるのです。

半透明〜不透明まで透明度による希少性

スターサファイアは通常のサファイアと異なり、透明度よりも「スターの見え方」が重視されます。特にスター効果がはっきりと現れるのは、やや不透明〜半透明程度の石で、内部にルチルなどのインクルージョンを多く含む個体です。

一方で、透明度が高すぎるとスターが見えづらくなり、逆に不透明すぎると光がうまく抜けず、輝きが鈍く感じられることも。鮮明なスターを保ちつつ、色味やツヤ感も兼ね備えた石はごくわずかで、希少性が高くなります。

スターの見え方に影響する要素

スター効果は石そのものの性質だけでなく、カットや照明の条件にも左右されます。

もっとも一般的なのは、スター効果を最大限に引き出す「カボションカット」。ドーム状に滑らかに研磨されたこの形が、光を反射させて中央にスターを浮かび上がらせます。

また、スターは光源の種類や角度によって見え方が変わります。太陽光ではくっきり、屋内照明ではやややわらかく見えるなど、環境による表情の違いもスターサファイアの醍醐味。まさに“光と影の芸術”と言えるでしょう。

スターサファイアに見られる「ルチルインクルージョン」とは?

スターサファイアの最大の特徴である「星の輝き」は、偶然の産物ではありません。宝石内部に存在する“インクルージョン(内包物)”のうち、特に重要なのが「ルチルインクルージョン」と呼ばれるチタンの針状結晶です。

このルチルが規則的に並んで内包されていることで、光が当たった際に干渉を起こし、サファイアの表面に6本の光の筋が浮かび上がるのです。これが、いわゆる“スター効果(アステリズム)”と呼ばれる現象。

インクルージョンは通常、宝石の価値を下げる要因とされることもありますが、スターサファイアにおいてはこのルチルインクルージョンの存在こそが美しさの源。むしろ均一かつ密に分布することで、より鮮明なスターが現れ、高く評価される要素となっています。

自然由来の輝きを生む要素

このルチルインクルージョンは、地中深くで長い年月をかけて結晶化した際に自然に形成されるものであり、人工的に完全再現することは非常に困難です。

そのため、スター効果を持つサファイアはすべてが唯一無二の存在であり、まさに「自然が生み出した奇跡」といえるでしょう。

さらに、インクルージョンの状態や角度はひとつひとつ異なり、それによりスターの見え方も微妙に変化します。同じように見える石でも、光の入り方や向きによって印象が大きく異なるため、選ぶ楽しさもまたスターサファイアの魅力のひとつです。

スターサファイアのスピリチュアルな意味と効果

スターサファイアは、ただ美しいだけの宝石ではありません。夜空に浮かぶ星のように光を放つその姿から、「導きの石」「運命の石」として古くから人々に大切にされてきました。

その輝きは持ち主の内面に静かに作用し、混乱や迷いの中でも正しい選択へと導いてくれると信じられています。特に、精神的なターニングポイントや新たな挑戦を前にしたとき、そっと背中を押してくれるような存在として親しまれてきました。

ジュエリーとしてだけでなく、パワーストーンやお守りとしての人気も高く、誠実さや冷静な判断力、集中力を引き出す効果を期待して身につける方も多く見られます。

信頼・希望・運命を象徴する石~3本の光に込められたメッセージ~

スターサファイア最大の特徴である3本の光の筋は、「信頼」「希望」「運命」の3つの象徴とされています。これは単なる装飾的な美しさではなく、深い精神的な意味をもったシンボルとして、世界各地で語り継がれてきました。

古代インドではこの3本の筋が「三位一体」を表すものとされ、持ち主に強い精神力と明晰な判断を与える宝石として、王侯貴族や聖職者に愛用されていたと伝えられています。

また17世紀のドイツでは「勝利の石(ジークシュタイン)」とも呼ばれ、試練を乗り越えるための支えとなる石とされていました。

“運命の石”としてのスターサファイアは、未来への不安や人生の岐路に立つとき、「正しい選択肢へ導いてくれる存在」として心強い味方になるでしょう。

魔除けや守護石としての役割~古代から伝わるお守りとしての歴史的背景~

スターサファイアは、外的な災厄から身を守る「魔除け」としても広く信じられてきました。

特に旅人や探検家たちの間では、道中の危険や災難から身を守ってくれる護符として重宝され、実際に19世紀の英国人探検家リチャード・フランシス・バートンも、スターサファイアを護符として持ち歩いていたことが記録に残されています。

また、スリランカやインドの一部地域では、スターサファイアは“凶眼”やネガティブなエネルギーから持ち主を保護する力があるとされ、魔術や呪術から身を守る目的でも用いられていました。

さらに興味深いのは、「スターサファイアの力は最初の持ち主を離れてもなお持続する」と信じられていた点です。これは、スターサファイアが単なるパワーストーンではなく、時間を超えて持ち主の魂に寄り添う特別な存在であることを意味しているのかもしれません。

スターサファイアは、過去の伝承や逸話の中で育まれてきた信仰を今に伝える、数少ない宝石のひとつ。

目に見えない力にそっと守られたいとき、未来への一歩を自信を持って踏み出したいとき、この石があなたの心を照らしてくれるかもしれません。

実在する著名なスターサファイアの逸話

スターサファイアは、その神秘的な輝きと希少性から、歴史的にも数多くの逸話に彩られてきました。中でも特筆すべきは、博物館に所蔵されている超大型のスターサファイアや、歴史上の人物にまつわるエピソードです。ここでは、実際に確認されている著名なスターサファイアの逸話を紹介します。

インドの星(Star of India)

スターサファイア最大級の原石として知られる「インドの星」は、世界的にも有名なブルーのスターサファイアです。

その重さはなんと563カラットにものぼり、アメリカ自然史博物館の「モルガン・コレクション」の一部として展示されています。

この石の特徴は、両面に明瞭なスター効果が見られる点で、非常にまれな構造を持つことから宝石学的にも貴重な存在とされています。

その幻想的な輝きは、宝石愛好家だけでなく、多くの来館者を魅了し続けています。

探検家バートンの護符

19世紀の英国人探検家、サー・リチャード・フランシス・バートンは、旅の安全を祈願して大きなスターサファイアを護符として身につけていたと伝えられています。

彼は「どこに行っても良い馬が手に入り、迅速な対応が得られる」と語り、その効果を信じていたほど。実際、スターサファイアを見せることで幸運が訪れるとされ、大切に持ち歩いていたと言われています。

このような歴史的背景から、スターサファイアは旅人のお守りとしても人気が高く、現代においても“持ち主に幸運と守護をもたらす石”として、多くの人に選ばれています。

これらの逸話は、スターサファイアが単なる装飾品にとどまらず、人々の信仰や希望を託されてきた特別な存在であることを物語っています。

サファイアの和名は「蒼玉(そうぎょく)」とされており、日本においては青色の宝石の代表格として知られています。

和名は「蒼玉(そうぎょく)」

サファイアの和名は「蒼玉(そうぎょく)」あるいは「青玉(せいぎょく)」と呼ばれ、日本においては青色の宝石を象徴する存在として古くから親しまれてきました。

この呼び名は鉱物学的な分類ではなく、宝石の持つ色彩や印象に基づいた日本独自の表現です。「蒼」は深みのある緑がかった青を、「青」はより澄んだ清らかな青を意味し、どちらもサファイアが湛える色の美しさを言い表しています。

とりわけスター効果をもつ個体は、光を受けて星が浮かぶその姿から「星を宿す蒼き石」とも呼ばれ、通常のサファイア以上に幻想的な印象を与えます。古来より日本では、青色の宝石には清廉さや誠実さといった意味合いも込められてきたことから、蒼玉・青玉という呼称には、見た目の美しさだけでなく精神性の高さも重ねられていたのかもしれません。

その名称にふさわしく、スターサファイアは見た目の美しさだけでなく、持ち主の心にも静かな光を灯してくれるような存在として、多くの人々に選ばれ続けています。

スターサファイアの硬度は「9」

スターサファイアは、モース硬度9という非常に高い硬度を誇ります。これはルビーと同じくコランダムという鉱物に分類されるためで、ダイヤモンドに次ぐ硬さを持つ宝石として知られています。

この高い硬度により、リングやペンダントなど日常的に使用されるジュエリーにも適しており、キズがつきにくいという点も魅力のひとつです。ただし、スター効果を生み出すルチルなどの内包物(インクルージョン)を多く含む場合は、構造的にやや脆い部分もあるため、落下や強い衝撃には注意が必要です。

また、超音波洗浄器の使用は避けた方が無難です。クリーニングの際は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯と柔らかいブラシで優しく洗い、仕上げに柔らかい布で拭き取る方法が推奨されます。大切な輝きを保つためにも、日々の丁寧なお手入れが長く愛用するポイントとなります。

宝石の硬度 モース硬度 ビッカース硬度 ヌープ硬度について

スターサファイアの宝石言葉は「誠実、希望、運命」

スターサファイアには、「誠実」「希望」「運命」といった象徴的な意味が込められています。これは、石の表面に浮かび上がる3本の光の筋が、それぞれ「信頼」「希望」「運命」を表していると伝えられていることに由来します。まるで星のように光るこの輝きは、迷いや不安の中でも自分の進むべき道を照らしてくれる“導きの星”として、古くから人々に愛されてきました。

また、「誠実」はスターサファイアの核となる石言葉ともいえ、持ち主に真実を見抜く力や、揺るがぬ信念を与えてくれると信じられています。恋愛や人間関係において信頼を深めたいときや、人生の選択に迷いが生じたとき、心の支えとなってくれる存在です。

こうした意味合いから、スターサファイアは単なる装飾品としてだけでなく、お守りや贈り物としても人気を集めています。特にブルーのスターサファイアは、冷静さや判断力をもたらすとされ、知性や内面の成長をサポートする石とも言われています。

カラーごとに異なる、スターサファイアの石言葉

スターサファイアには、ブルーやピンク、ブラックなどさまざまなカラーバリエーションがあり、それぞれに異なる意味や力が込められています。

「誠実さを大切にしたい」「新たな挑戦を支えてほしい」など、自分の想いや願いに合った色を選ぶことで、身につける意味がより深まります。

ここでは、カラーごとの石言葉を紹介します。石が持つメッセージに耳を傾けながら、心に響く一色を見つけてみてください。

カラー石言葉・意味合い
ブルー誠実・貞操・冷静な判断力
ホワイト知恵・未来・やすらぎ
グレー幸運・暁の吉報・浮気封じ
ピンク可愛らしさ・儚さ・恋愛成就
ブラック中心的な存在・守護・挑戦への安心感
バイオレット成功・原動力・直感力

ブルー:誠実さと精神の安定をもたらす王道カラー

スターサファイアと聞いてまず思い浮かべるのが、深く澄んだ青。古代より聖職者や賢者に愛されてきたこの色は、「誠実」「貞操」を象徴し、持ち主の心をまっすぐに導いてくれるとされます。

また、青の持つ落ち着いた波長は、集中力を高めたり、緊張を和らげたりする効果があるとされ、精神的な支えとなる力を秘めているともいわれています。

ホワイト:未来を見据える知性と安らぎの石

白いスターサファイアは、光の筋が浮かび上がる様子がとても神秘的で、「知恵」「未来」「やすらぎ」を象徴する石とされています。

古代エジプトでは神聖な守護の象徴「ホルスの目」とも結びつけられ、洞察力や判断力を高めるパワーストーンとして珍重されてきました。物事を冷静に捉えたいときや、未来へのビジョンを明確にしたいときにおすすめのカラーです。

グレー:静かに幸運を引き寄せる洗練のトーン

スターグレーサファイアとも呼ばれるグレーの個体は、産出量が少なく希少性が高いことで知られています。石言葉には「幸運」「暁の吉報」などがあり、穏やかで落ち着いた雰囲気を持ちながらも、明るい未来へと導いてくれる存在です。

結婚記念の贈り物としても人気があり、人生の節目にふさわしいスピリチュアルな意味を持っています。

ピンク:愛と可憐さを表現する恋のサポーター

淡く優しい色合いのピンクスターサファイアは、「可愛らしさ」「儚さ」「慈愛」といった石言葉を持ち、特に恋愛運を高めたい方に人気の高いカラーです。

愛情を育てる力があるとされ、恋人同士や夫婦間の絆を深めるお守りとしても重宝されています。優しさや思いやりを大切にしたい人にぴったりの宝石です。

ブラック:揺るがぬ意志と守護を象徴する色

漆黒のボディにゴールドのようなスターが浮かぶブラックスターサファイアは、その力強い見た目と同様に「中心的な存在」や「守護」の意味を持ちます。

外的な悪影響から身を守りたいとき、挑戦の場に臨むときなど、頼れる護符として活躍するでしょう。集中力や判断力を高める効果も信じられており、内なる強さを引き出してくれる石ともいわれています。

バイオレット:インスピレーションと前進力の象徴

スミレの花のように神秘的で透明感のあるバイオレットカラーは、「成功」「原動力」「目覚め」といった石言葉を持ちます。

直感や霊的な感受性を高め、目標に向かって前向きに進むエネルギーをもたらすとされるこの石は、精神的な成長を求める方や、変化を望むときのサポートにも適しています。

スターサファイアの宝石言葉は「誠実、希望、運命」

スターサファイアには、「誠実」「希望」「運命」といった象徴的な意味が込められています。これは、石の表面に浮かび上がる3本の光の筋が、それぞれ「信頼」「希望」「運命」を表していると伝えられていることに由来します。まるで星のように光るこの輝きは、迷いや不安の中でも自分の進むべき道を照らしてくれる“導きの星”として、古くから人々に愛されてきました。

また、「誠実」はスターサファイアの核となる石言葉ともいえ、持ち主に真実を見抜く力や、揺るがぬ信念を与えてくれると信じられています。恋愛や人間関係において信頼を深めたいときや、人生の選択に迷いが生じたとき、心の支えとなってくれる存在です。

こうした意味合いから、スターサファイアは単なる装飾品としてだけでなく、お守りや贈り物としても人気を集めています。特にブルーのスターサファイアは、冷静さや判断力をもたらすとされ、知性や内面の成長をサポートする石とも言われています。

カラーごとに異なる、スターサファイアの石言葉

スターサファイアには、ブルーやピンク、ブラックなどさまざまなカラーバリエーションがあり、それぞれに異なる意味や力が込められています。

「誠実さを大切にしたい」「新たな挑戦を支えてほしい」など、自分の想いや願いに合った色を選ぶことで、身につける意味がより深まります。

ここでは、カラーごとの石言葉を紹介します。石が持つメッセージに耳を傾けながら、心に響く一色を見つけてみてください。

カラー石言葉・意味合い
ブルー誠実・貞操・冷静な判断力
ホワイト知恵・未来・やすらぎ
グレー幸運・暁の吉報・浮気封じ
ピンク可愛らしさ・儚さ・恋愛成就
ブラック中心的な存在・守護・挑戦への安心感
バイオレット成功・原動力・直感力

ブルー:誠実さと精神の安定をもたらす王道カラー

スターサファイアと聞いてまず思い浮かべるのが、深く澄んだ青。古代より聖職者や賢者に愛されてきたこの色は、「誠実」「貞操」を象徴し、持ち主の心をまっすぐに導いてくれるとされます。

また、青の持つ落ち着いた波長は、集中力を高めたり、緊張を和らげたりする効果があるとされ、精神的な支えとなる力を秘めているともいわれています。

ホワイト:未来を見据える知性と安らぎの石

白いスターサファイアは、光の筋が浮かび上がる様子がとても神秘的で、「知恵」「未来」「やすらぎ」を象徴する石とされています。

古代エジプトでは神聖な守護の象徴「ホルスの目」とも結びつけられ、洞察力や判断力を高めるパワーストーンとして珍重されてきました。物事を冷静に捉えたいときや、未来へのビジョンを明確にしたいときにおすすめのカラーです。

グレー:静かに幸運を引き寄せる洗練のトーン

スターグレーサファイアとも呼ばれるグレーの個体は、産出量が少なく希少性が高いことで知られています。石言葉には「幸運」「暁の吉報」などがあり、穏やかで落ち着いた雰囲気を持ちながらも、明るい未来へと導いてくれる存在です。

結婚記念の贈り物としても人気があり、人生の節目にふさわしいスピリチュアルな意味を持っています。

ピンク:愛と可憐さを表現する恋のサポーター

淡く優しい色合いのピンクスターサファイアは、「可愛らしさ」「儚さ」「慈愛」といった石言葉を持ち、特に恋愛運を高めたい方に人気の高いカラーです。

愛情を育てる力があるとされ、恋人同士や夫婦間の絆を深めるお守りとしても重宝されています。優しさや思いやりを大切にしたい人にぴったりの宝石です。

ブラック:揺るがぬ意志と守護を象徴する色

漆黒のボディにゴールドのようなスターが浮かぶブラックスターサファイアは、その力強い見た目と同様に「中心的な存在」や「守護」の意味を持ちます。

外的な悪影響から身を守りたいとき、挑戦の場に臨むときなど、頼れる護符として活躍するでしょう。集中力や判断力を高める効果も信じられており、内なる強さを引き出してくれる石ともいわれています。

バイオレット:インスピレーションと前進力の象徴

スミレの花のように神秘的で透明感のあるバイオレットカラーは、「成功」「原動力」「目覚め」といった石言葉を持ちます。

直感や霊的な感受性を高め、目標に向かって前向きに進むエネルギーをもたらすとされるこの石は、精神的な成長を求める方や、変化を望むときのサポートにも適しています。

スターサファイアの主な原産地は「スリランカ、ミャンマー、タイ」

スターサファイアの産地として広く知られているのが、スリランカ、ミャンマー、そしてタイです。これらの地域は、長年にわたって高品質な宝石を産出してきたことで知られており、それぞれに異なる個性があります。

スリランカでは、深みのある美しいブルーのスターサファイアが多く産出される傾向があり、スターの出方も比較的はっきりしているものが見られます。透明感と色のバランスに優れた石が多いのが特徴です。

一方、ミャンマーではやや紫がかった色調や落ち着いたブルーなど、多様なバリエーションが見られます。古くからルビーやサファイアの名産地として知られており、スター効果を持つサファイアも伝統的に高く評価されています。

タイやオーストラリアなどでは、黒を基調としたブラックスターサファイアが多く産出されます。これらの石は独特の雰囲気と存在感を持ち、中央に浮かび上がるスターとのコントラストが美しいのが魅力です。

このように、産地によって色味やスターの鮮明さ、雰囲気に違いが見られるため、産地を意識した選び方もスターサファイア選びのひとつの楽しみ方といえるでしょう。

まとめ|スターサファイアは「誠実さ・希少性・神秘性」を備えた宝石

スターサファイアは、宝石としての美しさに加え、誠実さや精神的な導きといった深い意味を内包した存在です。3本の光が浮かび上がるスター効果は、「信頼」「希望」「運命」を象徴するとされ、古来より多くの人々に守護石として愛されてきました。

また、鮮明なスターが現れる個体は限られており、その希少性の高さも魅力のひとつです。多彩なカラーバリエーションや産地による個性も相まって、見る人の心を惹きつける神秘性を放っています。

内面の強さを支え、人生の指針となるような意味合いをもつスターサファイア。自分の願いやスタイルに合った一石を見つけて、長く寄り添うパートナーとして取り入れてみてはいかがでしょうか。