ロレックス(ROLEX) シードゥエラーの歴代モデル一覧。ステンレスモデルの歴史を完全網羅

ロレックス(ROLEX)の誇るプロフェッショナルシリーズの中でも、その高い防水性能で深海探査の最前線で活躍するプロダイバーたちから選ばれてきたモデルが、「シードゥエラー(SEA-DWELLER)」です。

シードゥエラーは、当時のダイバーズウォッチとしては圧倒的な610m防水を誇り、革新的なヘリウムエスケープバルブを搭載することで、多くのダイバーに貢献してきました。

この記事では、後に複数の上位モデルを生み出した本格ダイバーズウォッチ、シードゥエラーのステンレスモデルに焦点を当て、その歴史を紐解いていきます。

本記事は、できるだけ正確な情報を掲載するよう努めていますが、古いモデルについては、製造年や仕様などについて、複数の説が存在するため、事実と異なる可能性があります。そのため、本記事の情報は、あくまでも参考程度にご活用ください。

ロレックス シードゥエラーとは

最初に、シードゥエラーの特徴をご紹介します。

シードゥエラーの誕生

20世紀中盤、人類は深海探査という新たな領域への挑戦を開始しました。潜水技術の進歩は目覚ましく、より深く、より長い時間、海中を探索することが可能になってきました。この時代背景の中で、ロレックスはプロフェッショナルダイバーたちの要求に応えるべく、新たなダイバーズウォッチの開発に着手します。

飽和潜水技術の進歩

飽和潜水技術とは、深海での長時間作業を可能にするために開発された潜水技術です。潜水時間が長くなると、人体には窒素やヘリウムなどの気体が蓄積され、減圧症のリスクが高まります。飽和潜水では、潜水前に人体を深海の水圧に相当する高圧環境にさらし、ヘリウムを含む体内の気体を飽和状態にすることで、減圧症のリスクを低減します。これにより、ダイバーは深海で長時間にわたって作業を行うことができるようになりました。

飽和潜水技術の進歩は、ロレックスがシードゥエラーを開発する上で大きな影響を与えました。ヘリウムガスの原子はとても小さく、体内から溶け出したヘリウムガスが時計内部に侵入してしまうことがあり、深海の高圧状態で時計内部に侵入したヘリウムは、地上へ上がる際に膨張し、時計を内部から破損してしまう事故が起こっていたのです。

潜水時間には制限があり、その時間を見極めるための時計の破損は命に関わります。そこで、深海での作業に耐えうる、より高性能なダイバーズウォッチを求める声が、ロレックスに寄せられていました。

シードゥエラーの誕生とCOMEX(コメックス)の存在

ロレックス「シードゥエラー」は、深海探査の最前線で活躍するダイバーたちと共同で開発された、極限の環境に耐えうるプロフェッショナルダイバーズウォッチです。その誕生には、フランスの潜水専門会社COMEX(Compagnie Maritime d'Expertises)が深く関わっています。

コメックスは、1961年に設立された海洋調査のパイオニアであり、深海での作業に特化した技術と経験を有しています。同社のダイバーたちは、深海の高圧下で長時間にわたり作業を行うため、極めて高い信頼性と耐久性を備えた時計を必要としていました。

コメックスが採用していたロレックス「サブマリーナ Ref.5513」は、当時最高のダイバーズウォッチの一つでしたが、深海での飽和潜水には限界がありました。飽和潜水では、ダイバーの体内にヘリウムガスが充填されるため、地上へ戻る際に時計内部に侵入したヘリウムガスが膨張し、時計が破損してしまうという問題が発生していたのです。

この問題を解決するため、ロレックスはコメックスと共同で、ヘリウムガスを安全に排出する「ヘリウムエスケープバルブ」を開発しました。このバルブを搭載したサブマリーナ Ref.5514が、コメックスのダイバーたちのために特別に制作されました。

さらに、ロレックスはサブマリーナ Ref.5514をベースに、防水性能を大幅に向上させ、様々な機能を改良することで、1967年にシードゥエラー Ref.1665を誕生させました。シードゥエラーは、610mの防水性能とヘリウムエスケープバルブを装備し、「海の居住者」を意味する名にふさわしい、究極のダイバーズウォッチとして誕生したのです。

1971年、ロレックスはコメックスとの専属パートナーシップを結びました。この協力関係は、シードゥエラーの進化を加速させ、より高度な技術が搭載されることになります。

COMEXとのWネームモデル

COMEXモデルとは、ロレックスがCOMEX社向けに特別に製作したシードゥエラーのことで、一般市場には流通しないモデルでした。現在では、中古市場にて流通しています。

COMEXモデルには、一般モデルにはない特徴がいくつかあります。

「文字盤のCOMEXロゴ」

文字盤の6時方向、SEA-DWELLERの印字の上に「comex」の大きなロゴがプリントされています。これが、COMEXモデルであることを示す最も分かりやすい特徴です。

「裏蓋のCOMEX刻印」

裏蓋にもCOMEXの刻印がされており、特別なモデルであることを証明しています。

シードゥエラーにおけるCOMEXとのWネームモデルは、初代Ref.1665から、三代目のRef.16600に存在します。COMEXモデルは流通数が限られているため、プレミア価格になることも珍しくありません。

防水性能の進化

1967年に誕生した初代シードゥエラーは、当時のダイバーズウォッチとしては圧倒的な610 m(2,000フィート)の防水性能を実現しました。この数字は、ロレックスのみならず、すべての時計メーカーの中でも非常に高いものでした。

初代の登場から約10年後に登場したシードゥエラー Ref.16660では、防水性能が1,220m(4,000フィート)へと大幅に強化され、世界中を驚かせました。

その後、派生モデルであるディープシーでは3,900m(12,800フィート)、ディープシーチャレンジでは11,000m(36,090フィート)を達成するなど、シードゥエラーシーズは誕生以来、その記録を更新し続け、防水性能における新たな基準を打ち立ててきました。

シードゥエラーの派生モデルについて

シードゥエラーから生まれたモデルに「ディープシー」「ディープシーチャレンジ」という上位機種があります。

ディープシー ~深海の王者~

シードゥエラーの系譜を継ぎ、さらなる深海への挑戦を可能にしたのが「ディープシー」です。リングロックシステムと呼ばれる特殊なケース構造を採用することで、従来のシードゥエラーを大きく上回る3,900m(12,800フィート)の防水性能を実現しました。この革新的な技術は、深海探査の新たな可能性を切り開き、プロフェッショナルダイバーたちから絶大な支持を集めました。

ディープシーチャレンジ ~深海の果てへ~

ディープシーをさらに進化させたのが「ディープシーチャレンジ」です。ジェームズ・キャメロン監督がマリアナ海溝へ単独潜航した際に着用したモデルとしても知られており、その圧倒的な存在感は世界中の時計愛好家を魅了しました。ディープシーチャレンジは、11,000m(36,090フィート)という深海への挑戦を可能にし、時計製造における新たなマイルストーンを打ち立てました。

この記事では、シードゥエラー3兄弟の長男にあたる「シードゥエラー」のステンレスモデルに絞って紹介します。

シードゥエラー 歴代ステンレスモデル年表

シードゥエラーのステンレスモデルは5モデルあります。

※アンティークモデルの製造期間に関しては正確な情報がないため、事実とは異なる場合がございます。あくまでも参考程度にご覧ください。

モデル年代ムーブメントサイズ
シードゥエラー Ref.16651967年~1980年頃Cal.157040mm
シードゥエラー Ref.166601978年~1990年頃Cal.303540mm
シードゥエラー Ref.166001990年頃~2008年Cal.313540mm
シードゥエラー4000 Ref.1166002014年~2017年Cal.313540mm
シードゥエラー Ref.1266002017年~Cal.323543mm

シードゥエラー 歴代ステンレスモデル一覧

シードゥエラー 歴代ステンレスモデルを紹介します。

シードゥエラー Ref.1665

製造年代1967年~1980年頃
キャリバーCal.1570
防水性能610m
ケース径40mm
ポイント初代シードゥエラー、スーパードーム風防、赤シード、白シード、COMEXモデル

シードゥエラー Ref.1665は、1967年に登場した初代モデルです。

Ref.1665は、ロレックスが誇るプロフェッショナルダイバーズウォッチ「シードゥエラー」シリーズの初代モデルとして、1967年に誕生しました。その圧倒的な防水性能と革新的な機能は、当時の時計業界に大きな衝撃を与え、様々な仕様違いのある奥深いモデルとして、現在でも多くのコレクターを魅了し続けています。

シードゥエラー Ref.1665誕生の経緯

Ref.1665が誕生した背景には、深海探査における新たなニーズがありました。当時のダイバーズウォッチの代表格であったサブマリーナは、200mの防水性能を誇っていましたが、より深海での作業を要求されるプロダイバーたちにとっては、その性能は不十分でした。

そこで、ロレックスは、フランスの潜水専門会社コメックスと共同で、より過酷な環境に対応できるダイバーズウォッチの開発に着手。その結果生まれたのが、610mの防水性能を実現したRef.1665なのです。610mという防水性能は、当時200m防水だったサブマリーナの3倍という驚異的な数字でした。

Ref.1665の特徴

Ref.1665には、数々の革新的な機能が搭載されています。

「ヘリウムエスケープバルブ」

飽和潜水時に時計内部に侵入したヘリウムガスを安全に排出することで、時計の破損を防ぎます。

スーパードーム風防

厚くドーム状の風防は、高い視認性と耐圧性を両立させています。この特徴的な形状から、「スーパードーム」という愛称で呼ばれています。

赤シードと白シード

ダイヤルの「SEA-DWELLER」や「SUBMARINER 2000」の文字色が赤色か白色かで、大きく「赤シード」と「白シード」に分けられます。さらに、それぞれのバリエーションとして、マーク0からマーク4までの異なるディテールが存在します。これらの違いが、コレクターの間で熱い議論を呼ぶ要因となっています。

アンティーク・ヴィンテージウォッチとして愛されている

シードゥエラー Ref.1665は、その歴史的な背景、革新的な技術、そして多様なバリエーションによって、多くの時計愛好家から熱烈な支持を集めています。特に、赤シードと白シードの様々なバリエーションは、コレクターたちの探求心を刺激し、コレクターズアイテムとしての価値を高めています。

シードゥエラー Ref.16660

製造年代1978年~1990年頃
キャリバーCal.3035
防水性能1220m
ケース径40mm
ポイント2代目、トリプルシックス、トリプル6、フチあり、フチなし、シードゥエラー初のサファイアクリスタル風防、初の逆回転防止ベゼル、COMEXモデル

シードゥエラー Ref.16660は、1978年に登場した2代目モデルです。

Ref.1665の後継機として登場したRef.16660は、シードゥエラーの歴史において重要なモデルであり、深海探査の新たな境地を開きました。初代を大きく上回るスペックと、より実用的な機能が盛り込まれたRef.16660は、プロダイバーだけでなく、コレクターからも高い人気を集めています。

初代の2倍の防水性能

シードゥエラー Ref.16660最大の特長は、1220mという圧倒的な防水性能です。初代の610mから大幅にスペックアップし、より過酷な環境での潜水に対応できるようになりました。この性能向上は、より丈夫なサファイアクリスタル風防の採用や、ヘリウムエスケープバルブの大型化など、様々な改良によって実現されました。

実用性の向上

Ref.16660は、防水性能だけでなく、実用性も大きく向上しています。逆回転防止ベゼルの採用により、潜水中のベゼルの誤回転を防ぎ、日付のクイックチェンジ機能により、日付の調整が容易になりました。また、ムーブメントもCal.1570からCal.3035へと変更され、振動数が向上し、精度と信頼性が大幅に向上しました。

トリプルシックス

Ref.16660は、「トリプルシックス」や「トリプル6」といったニックネームで親しまれています。このニックネームの由来は、型番の末尾3桁が「666」と、数字の「6」が3つ連続していることにあります。

「フチなし」と「フチあり」

Ref.16660には、「フチなし」と「フチあり」という、文字盤のインデックスに違いが見られる2つのタイプが存在します。

「フチなし」

 1978年~1985年頃までに製造され、インデックスにフチがありません。ヴィンテージ感あふれるシンプルなデザインが特徴です。

「フチあり」

1985年頃~1990年頃までに製造され、インデックスにメタルのフチがあるのが特徴です。

経年変化によるプレミア個体

Ref.16660では、経年変化による個体差を楽しむことも一つの醍醐味となっています。

「ゴーストベゼル」

ベゼルの塗料が経年変化によって薄れ、文字が幽霊のように浮かび上がる現象。

「トロピカルダイヤル」

ブラックのダイヤルが、経年変化によって変色し、味のあるブラウンになる現象。

シードゥエラー Ref.16660は、1220mの防水性能など、現代においても十分に実用的なスペックを持ちながら、「フチなし」や「フチあり」といった違い、「ゴーストベゼル」や「トロピカルダイヤル」など、経年変化による独特の味わいを堪能できる点が魅力です。ヴィンテージロレックスならではの魅力を凝縮したモデルとして、コレクターから熱い支持を集めています。

シードゥエラー Ref.16600

製造年代1990年頃~2008年
キャリバーCal.3135
防水性能1220m
ケース径40mm
ポイント3代目、ツインブリッジ化、タコシード、最後のCOMEXモデル

シードゥエラー Ref.16600は、1990年頃に登場した3代目モデルです。

Ref.16660の後継モデルとして登場したRef.16600は、シードゥエラーの歴史において重要なモデルの一つです。初代モデルであるRef.1665から受け継いだ高い防水性能と耐久性を維持しつつ、内部機構を大幅に進化させ、より信頼性の高いモデルへと生まれ変わりました。

ムーブメントの進化と高精度化

Ref.16660に搭載されていたCal.3035から、Cal.3135へとムーブメントが変更されたのが、Ref.16600の大きな特徴です。Cal.3135では、ムーブメントのブリッジがシングルブリッジからツインブリッジへと変更されたことで、より安定した動作を実現しています。

最後のCOMEXモデルと希少性の高まり

シードゥエラーではお馴染みのCOMEXとのWネームモデル。Ref.16600の生産期間中も、COMEX社とのWネームモデルが製作されていましたが、1997年にCOMEX社が倒産したことで、COMEXモデルの生産は終了しました。そのため、Ref.16600のCOMEXモデルは、非常に希少な存在となっています。

タコシード

Ref.16600のレア個体の中でも、特に有名なのがシードゥエラー オクトパス、通称タコシードです。これは、イタリア警察のダイバーチームが創立50周年を記念して、カスタム依頼したもので、わずか78本しか存在しない超レアモデルです。文字盤の9時方向に描かれた「タコ」のイラストが特徴的で、コレクターの間では伝説的な存在となっています。市場に出回ることは稀ですが、非常に価値の高い1本です。

カタログ落ち

シードゥエラー Ref.16600は、2008年に生産が終了。より深海探検に特化したシードゥエラー ディープシーが新たにラインナップに加わったことで、従来のシードゥエラーシリーズは一旦その役目を終えたかに見えました。しかし、6年という歳月を経て、シードゥエラーは再びロレックスのカタログに復活を果たしました。

シードゥエラー4000 Ref.116600

製造年代2014年~2017年
キャリバーCal.3135
防水性能1220m
ケース径40mm
ポイント4代目、モデル名に4000が付いた、短命、最後のサイクロップレンズ無し、最後の40mmケース

シードゥエラー4000 Ref.116600は、2014年頃に登場した4代目モデルです。

Ref.116600、通称シードゥエラー4000は、ロレックスの歴史において特異な存在感を放つモデルです。2008年に一旦カタログから姿を消したシードゥエラーが、6年ぶりに復活を遂げたモデルでありながら、わずか3年で生産が終了されたという、非常に短い生涯を送りました。

モデル名の由来と特徴

モデル名に含まれる「4000」は、1220mという防水深度をフィートで表したものであり、シードゥエラーの圧倒的な防水性能を象徴しています。同時期に防水性能3,900m(12,800フィート)の初代シードゥエラー ディープシーが販売されていたことから、この「4000」という数字は、ディープシーとの差別化を図るための意図もあったのではないか、と推測されています。

Ref.116600は、シードゥエラーシリーズにおいて最後のサイクロップレンズなしモデルであり、最後の40mmケースを採用したモデルでもあります。これらの特徴は、後のモデルとの明確な違いとなり、コレクターにとっては非常に魅力的なポイントとなっています。

短命に終わった理由

なぜRef.116600がわずか3年で生産終了となったのか、その理由は明確にはされていません。しかし、いくつかの要因が考えられます。

「ディープシーとの競合」

同時期に販売されていたディープシーが、より深海に対応できるモデルとして注目を集め、Ref.116600の影を薄くしてしまった可能性があります。

「市場の反応」

 Ref.116600は、従来のシードゥエラーのデザインを踏襲しつつ、現代的な要素を取り入れたモデルでしたが、市場の期待に応えられなかったのかもしれません。

「ロレックスの戦略」

ロレックスが、シードゥエラーシリーズの新たな方向性を模索していた可能性も考えられます。

コレクターからの人気

短命に終わったモデルであるにも関わらず、Ref.116600はコレクターから非常に高い人気を集めています。その理由は、以下の点が挙げられます。

「希少性」

生産期間が短かったため、市場に出回っている数が少なく、希少価値が高いです。

「デザイン」

伝統的なシードゥエラーのデザインを継承しつつ、現代的な要素も取り入れた洗練されたデザインが魅力です。

「最後の○○モデル」

サイクロップレンズなし、40mmケースなど、最後のモデルであるという点が、コレクター心をくすぐります。

シードゥエラー4000 Ref.116600は、短命に終わったモデルですが、その希少性と独特のデザインから、多くの時計愛好家から愛されています。ロレックスの歴史において、重要な一ページを飾るモデルと言えるでしょう。

シードゥエラー Ref.126600

製造年代2017年~
キャリバーCal.3135
防水性能1220m
ケース径43mm
ポイント5代目、初のサイクロップレンズ、初の43mmケース、赤シード復活、パワーリザーブ70時間

シードゥエラー Ref.126600は、2017年頃に登場した5代目モデルです。

Ref.126600は、ロレックスのダイバーズウォッチとして名高いシードゥエラーシリーズの50周年を記念して2017年に発表されたモデルです。初代シードゥエラーのスポーティな魅力を継承しつつ、現代的な要素を取り入れた、非常に魅力的なモデルとなっています。

シードゥエラー Ref.126600の特徴

「ケースサイズのアップ」

従来の40mmから43mmへとケースサイズが拡大され、より存在感のあるデザインになりました。

「赤シードの復活」

ダイヤル上の「SEA-DWELLER」の文字が赤色になり、初代シードゥエラーを彷彿とさせるデザインとなっています。この赤文字は、シードゥエラーの歴史と伝統を象徴する要素の一つです。

「王冠マークの有無」

2018年以降の個体には、文字盤6時位置の「SWISS MADE」の単語の間に、王冠マークが入るようになりました。そのため、2017年製の個体には王冠マークがなく、「ノークラウン」の通称でコレクターの間では非常にレアな個体として扱われています。

「バックル部分のエクステンションパーツ廃止」

2022年以降の個体では、バックル部分のエクステンションパーツが廃止されました。この変更により、よりスリムなデザインになりました。

パワーリザーブが大幅に延長

最新のCal.3235を搭載し、精度が上がるとともに、パワーリザーブが48時間から70時間に大幅延長されました。

モデルの背景と魅力

Ref.126600は、シードゥエラーシリーズの50周年を記念して発表されたということもあり、多くの時計愛好家から注目を集めました。初代シードゥエラーのデザインを彷彿とさせる赤文字や、ケースサイズの拡大など、伝統と革新が見事に融合されたモデルと言えるでしょう。

また、王冠マークの有無や、バックル部分のエクステンションパーツの有無など、細かい仕様の違いがコレクター心をくすぐり、現役のロレックスには珍しいポイントが多いのも魅力の一つです。

5代目のシードゥエラーでは、はじめてのゴールドコンビモデルが登場したことも話題となりました。そちらに関してもご紹介予定なので、ぜひご覧ください。

三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではシードゥエラー ステンレスモデルを高価買取中!

三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」では、シードゥエラーを高価買取しております。

ロレックス シードゥエラーは、潜水専門会社COMEXとのコラボレーションにより、プロフェッショナルダイバーの要求に応えるべく開発されたモデルです。極限の深海での作業を想定し、高い防水性能と耐久性を備えたシードゥエラーは、その後、ディープシーやディープシーチャレンジといった、さらに深海に特化したモデルを生み出す礎となりました。シードゥエラーは、その歴史と性能から、プロフェッショナルダイバーだけでなく、多くの時計好きからも高い評価を得ており、中古市場でも需要のあるモデルです。

三重県鈴鹿市・津市・四日市市を中心に、多くのお客様にご愛顧いただいている大蔵屋では、ロレックス シードゥエラーの高価買取を実施しております。

現金が必要な時でも、大切なシードゥエラーを手放したくないとお考えでしたら、質預かりもおすすめです。電話での簡易無料査定も実施しておりますので、お気軽にご相談ください。質預かりは、商品を手放さずに現金を得られるなど、様々なメリットがあります。

手前味噌とはなりますが、「大蔵屋」の特徴は以下の通りとなります。

「顧客第一主義」

お客様の立場に立ち、丁寧に対応いたします。強気な営業などは行いませんので、安心してご相談ください。

「豊富な経験」

リユース営業士、遺品整理士、遺品査定士などの資格を持つ店主は、リユース業界に長く従事しており、シードゥエラーの価値を正確に査定できます。

「スピード査定」

最短5~10分で査定結果をご案内いたします。もちろん、正確に査定を行います。

「地域密着」

三重県鈴鹿市にて15年以上、地域のお客様にご愛顧いただいております。

「リピーター多数」

一度ご利用いただいたお客様から、再びご利用いただくことも多く、その品質とサービスに定評があります。

また、プライバシー保護にも力を入れておりますので、安心してご利用いただけます。 大蔵屋では、ロレックス(ROLEX)やオメガ(OMEGA)といった高級時計から、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)、シャネル(CHANEL)などのバッグや財布といったブランド品、K18喜平ネックレスやプラチナリングといったジュエリーまで、幅広い品物を高価買取しております。iPhoneやiPadなどの電化製品、JCBギフトカードなどの金券も取り扱っておりますので、ぜひご利用くださ