
指輪やネックレスなどのジュエリーを売ろうと思ったとき、「金やプラチナの重さだけで値段が決まるの?」「ダイヤモンドやブランドにも値段が付くの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
ジュエリーの買取価格は、金・プラチナなどの素材だけで決まるとは限りません。ダイヤモンドや色石、ブランドやモデルなど、品物によって評価できる部分が異なります。
また、古くなった指輪や切れたネックレス、片方だけのピアス、刻印が読めないジュエリーでも、素材や宝石などに価値が残っている場合があります。
この記事では、ジュエリーの買取価格がどのように決まるのか、素材・宝石・ブランドそれぞれの見方から、大蔵屋の査定方法まで分かりやすくご説明します。
ジュエリーの買取価格は何で決まる?

ジュエリーの買取価格を考えるときは、大きく分けて次の3つを見ると分かりやすくなります。
・金・プラチナなどの素材価値
・ダイヤモンド・色石などの宝石価値
・ブランドやジュエリーとしての製品価値
もちろん、すべてのジュエリーにこの3つの価値が付くわけではありません。
素材を中心に評価するものもあれば、宝石にも価値があるもの、ブランドや製品そのものとして評価できるものもあります。
金・プラチナなどの素材価値

K18やK24などの金、Pt900やPt850などのプラチナで作られているジュエリーには、素材そのものの価値があります。
貴金属としての価値を考えるときは、素材や純度、査定対象となる重量、査定日の買取単価などを確認します。
ただし、宝石付きジュエリーや複数の素材を組み合わせた製品では、製品全体の重量を一つの素材としてそのまま計算できるとは限りません。
そのため、まず何の素材が使われているのかを確認することが基本になります。
ダイヤモンド・色石などの宝石価値

ダイヤモンドやエメラルド、ルビー、サファイアなどが付いているジュエリーでは、宝石も確認します。
宝石自体に評価できる価値があれば、金やプラチナなどの素材価値に加えて査定できる場合があります。一方、宝石が付いているという理由だけで、必ず査定額が上がるわけではありません。
ブランドやジュエリーとしての製品価値

ジュエリーによっては、素材や宝石だけではなく、ブランドや製品として評価できる場合があります。
同じ素材や重量のジュエリーでも、ブランドやモデル、中古市場での需要などによって査定の考え方が異なることがあります。
もちろん、ブランド名が付いていないジュエリーでも通常どおり査定できます。
ブランドジュエリーとノンブランドジュエリーでは、査定で見るポイントが少し異なります。
金・プラチナ・コンビ製品は素材によって査定方法が違う

ジュエリーに使われる代表的な貴金属には、金やプラチナがあります。さらに、一つのジュエリーに金とプラチナを組み合わせた「コンビ製品」もあります。
素材によって査定するときの見方が少し異なりますので、まずは基本的な違いを整理してみましょう。
| 種類 | 主な刻印例 | 基本となる査定の考え方 |
|---|---|---|
| 金製品 | K24・K18・K14など | 純度・重量・査定日の買取単価を確認 |
| プラチナ製品 | Pt1000・Pt950・Pt900・Pt850など | 純度・重量・査定日の買取単価を確認 |
| 金×プラチナのコンビ製品 | K18×Pt900・K18×Pt850など | 使用素材・製品構造・重量割合などを確認 |
金製品は純度・重量・当日の買取単価が基本

金製品では、K24、K18、K14などの純度によって1gあたりの買取単価が異なります。
単一素材の金製品であれば、基本的にはその日の買取単価と査定対象となる重量をもとに地金価値を計算します。
ただし、宝石付きジュエリーや異素材を使用した製品などは、製品全体の重量をそのまま金として計算できるとは限りません。
プラチナ製品も純度によって買取単価が異なる

プラチナも、すべて同じ1g単価で査定するわけではありません。
Pt1000、Pt950、Pt900、Pt850など、純度によって適用する買取単価が異なります。
単一素材のプラチナ製品では、純度、査定対象となる重量、査定日の買取単価を確認して基本となる地金価値を計算します。
金とプラチナのコンビ製品は重量割合も確認する

K18×Pt900など、一つのジュエリーに金とプラチナが使われているコンビ製品は、単一素材のジュエリーとは査定方法が異なります。
見た目では金とプラチナが半分ずつに見えても、金とプラチナでは比重が異なるため、重量まで同じ割合になるとは限りません。
大蔵屋では、使用されている素材や製品の構造を確認したうえで、査定に使う重量割合などを判断します。
ダイヤモンドや色石が付いたジュエリーはどう査定する?
宝石付きの指輪やネックレスでは、金やプラチナなどの貴金属部分だけでなく、付いている宝石も査定の対象になります。
評価できる宝石はプラス査定する場合がある

例えば、Pt900のリングに評価できるダイヤモンドが付いている場合は、プラチナ部分だけでなく、ダイヤモンドの価値も含めて査定します。
考え方としては、
プラチナ部分の価値
+
評価できるダイヤモンドの価値
となります。
K18などの金製ジュエリーでも考え方は同じです。ただし、宝石が付いていれば必ず査定額が上がるわけではなく、宝石の種類や品質、状態などを実物で見たうえで評価します。
ダイヤモンドは大きさだけで評価が決まるわけではない

ダイヤモンドは、大きさだけを見て価値を判断するわけではありません。
同じような大きさに見えるダイヤモンドでも、品質や状態などによって評価が異なることがあります。
購入時の鑑定書がなくても査定できますので、書類が見つからないからといって査定を諦める必要はありません。
鑑定書をお持ちの場合の扱いについては、後ほど「ジュエリーを売る前に確認しておきたいこと」で詳しくご説明します。
エメラルド・ルビー・サファイアなどの色石も確認する

ジュエリーには、ダイヤモンド以外にもエメラルド、ルビー、サファイアなどさまざまな色石が使われています。
こうした色石についても、評価できる価値があればプラス査定します。
ただし、色石は見た目だけでは宝石の種類や呼称を判断しにくい場合があります。そのため大蔵屋では、宝石そのものを確認したうえで査定します。
特殊な宝石と鑑別書の関係については、売却前の準備について説明する章で詳しくご紹介します。
ブランドジュエリーとノンブランドジュエリーの査定

ジュエリーは、ブランドやモデルとして評価できるものもあります。
ただし、「ブランド品だから必ず高くなる」「ノンブランドだから素材の値段しか付かない」と一律に決まるわけではありません。ブランドの有無によって、査定で見るポイントも少し変わります。
ブランドやモデルとして評価できる場合がある

ブランドジュエリーでは、金やプラチナなどの素材だけでなく、ブランドやモデル、状態、中古市場での需要なども査定のポイントになります。
例えば、同じ純度・同じ重量のK18リングでも、ブランドやモデルとして需要がある製品では、地金価値とは別に評価できる場合があります。
大蔵屋では、店頭やオンラインショップなどの販売ルートも活用し、その時点の市場での需要を見ながら査定しています。ただし、有名ブランドであれば必ず素材価値より高くなるわけではなく、製品ごとに状態やモデルなどを見て判断します。
ノンブランドジュエリーの査定ポイント

大蔵屋では、ノンブランドジュエリーについても、金・プラチナなどの素材や付いている宝石を確認して査定しています。
例えば、
・K18のリング
・Pt900のダイヤモンドリング
・昔購入した宝石付きネックレス
・ブランド名が分からないジュエリー
なども査定できます。
大切なのは、ブランド名があるかどうかだけではありません。素材や宝石など、そのジュエリーのどこに価値があるのかを見ていきます。
古い・壊れた・片方だけのジュエリーでも査定できる?

切れたネックレスや変形した指輪、片方だけになったピアスでも、金やプラチナなどの素材に価値が残っていることがあります。宝石が付いている場合は、その宝石も査定の対象になります。
「壊れているから価値はないだろう」と処分してしまう前に、一度確認してみることをおすすめします。
切れたネックレスや変形した指輪

金やプラチナのネックレスが切れていたり、指輪が変形していたりしても、それだけで素材そのものの価値がなくなるわけではありません。例えば、K18として確認できるネックレスであれば、チェーンが切れていてもK18としての素材価値を確認できます。Pt900などのプラチナ製品についても同様です。
留め具が壊れていても、チェーンが切れていても、指輪が変形していても、そのままお持ちいただいて構いません。
片方だけになったピアス・イヤリング

ピアスやイヤリングは、片方をなくしてしまうことがあります。
ペアでそろっていなくても、残っている片方だけで査定できます。
金やプラチナであれば素材としての価値を見られますし、宝石が付いていれば、その宝石も査定の対象になります。
「片方しかないから売れない」と決めて処分する必要はありません。
刻印がない・摩耗して読めないジュエリー

長く使用してきたジュエリーでは、K18やPt900などの刻印が摩耗して読みにくくなっていることがあります。
また、古い製品や海外で購入された製品などでは、見慣れない刻印が入っている場合もあります。
刻印は素材や純度を確認する大切な手掛かりですが、刻印がないからといって金やプラチナではないとは限りません。薄くなって読めない場合も、そのままお持ちいただいて構いません。
大蔵屋でどのように素材を確認するのかは、次の章で詳しくご説明します。
素材や宝石の種類が分からなくても相談できる

ご家族から受け継いだジュエリーや昔購入した品物では、「金なのかプラチナなのか分からない」「この石が何なのか分からない」「ブランド品なのか分からない」ということもあります。
査定にお持ちいただく前に、ご自身で素材や宝石の種類を調べる必要はありません。
見た目だけでは判断しにくい品物もありますので、「何か分からない」という状態のままでもご相談いただいて大丈夫です。
素材が分からないジュエリーを大蔵屋ではどう確認する?

刻印が読めないジュエリーや、何の素材か分からない品物でも確認する方法があります。
大蔵屋では、刻印や製品の構造を見たうえで、必要に応じて重量測定や比重計、蛍光X線分析装置「Vanta GX」などを使い分けています。
ジュエリーは形や構造が一つひとつ違うため、品物に合わせて確認方法を選びます。
まず刻印や製品の構造を確認する

最初に見るのは、K18・K14、Pt900・Pt850などの刻印や品位表示です。これらは、ジュエリーに使われている素材を判断するための大切な手掛かりになります。
あわせて、異素材の部品が使われていないか、金とプラチナを組み合わせたコンビ製品ではないかなど、製品の構造も見ていきます。
ただし、刻印だけで素材を決めるのではなく、品物全体を見ながら判断することが大切です。
金・プラチナなどの刻印について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
金色でも金製品とは限らない

金色のジュエリーでも、すべてがK18やK24などの金製品とは限りません。表面に金を使用したメッキ製品や金張り製品などもあります。
そのため、大蔵屋では見た目の色だけで素材を判断しません。刻印や製品の構造を見たうえで、必要に応じて比重計や蛍光X線分析装置なども使いながら素材を見極めます。
GPやGFなどの刻印や、金メッキ・金張り製品の見分け方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
金・プラチナなどの重量を確認する

金やプラチナなどの貴金属では、重量が査定額に関係する重要な数字になります。
大蔵屋では、貴金属は原則としてお客様の目の前で計量しています。商品のお預かりやお返しはカウンターで行いますが、実際の計量にはカウンター後方にある査定用の机を使用します。
秤はわずかな振動や風でも測定に影響することがあるため、人や品物が動くカウンターの上ではなく、安定した場所で正確に重さを測ります。
なお、宝石や異素材が使われているジュエリーでは、製品全体の重量をそのまま一つの貴金属の重量として計算できるとは限りません。こうした品物は製品の構造も見ながら、査定の対象となる重量を判断します。
必要に応じて比重計を使用する

刻印や製品の状態だけでは素材や純度を判断しにくい場合には、比重計を使用することがあります。
ただし、宝石付きや複数の素材を組み合わせたジュエリーなど、製品の形状や構造によっては比重測定が適さない場合もあります。
また、比重の数値だけで素材や査定額を決めるのではなく、刻印や製品の構造なども含めて総合的に判断します。
比重や測定方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
必要に応じて蛍光X線分析装置「Vanta GX」を使用する

刻印や見た目だけでは素材を判断しにくい場合には、蛍光X線分析装置「Vanta GX」を使用することがあります。
Vanta GXは、素材についてより詳しい情報を得るための装置です。ただし、分析結果だけで素材や査定額を決めるわけではありません。
大蔵屋では、刻印や製品の構造、重量なども含め、品物全体を見ながら総合的に判断します。
ジュエリーを売る前に確認しておきたいこと

初めてジュエリーを売る場合、「箱や保証書がない」「鑑別書をなくした」「査定前にきれいにした方がよいのでは」と心配される方もいらっしゃいます。
大蔵屋では、箱・保証書・鑑別書・鑑定書がなくても査定できますので、基本的にはそのままお持ちいただいて構いません。ただし、宝石によっては鑑別書が重要な確認材料になる場合があります。
箱・保証書は査定に影響する?

箱や保証書が査定に影響するかどうかは、ジュエリーによって異なります。
ノンブランドジュエリーでは、金・プラチナなどの素材や宝石を実物で見るため、基本的に箱や保証書がなくても査定額には影響しません。
一方、ブランドジュエリーは、ブランドやモデルによって付属品の有無が査定額に影響する場合があります。箱や保証書などが残っていれば、ジュエリーと一緒にお持ちください。
ブランド品かどうか分からない場合も、付属品があればそのまま一緒にお持ちいただいて構いません。
鑑別書・鑑定書がなくても査定できる

ダイヤモンドの鑑定書や宝石の鑑別書がなくても査定できます。大蔵屋では、書類の有無だけで判断せず、実物の宝石を確認します。
鑑定書や鑑別書がある場合も、記載内容だけで査定額を決めるわけではありません。発行機関や内容を確認し、実物と合わせて判断します。
そのため、書類をなくしてしまった場合でも、そのままジュエリーをお持ちいただいて構いません。
特殊な宝石では鑑別書が重要な確認材料になる場合がある

鑑別書がなくても査定できますが、パパラチアサファイアやパライバトルマリンなど、宝石の種類や呼称が評価に関係するものは、鑑別書が重要な確認材料になる場合があります。
実際に、パパラチアサファイアと思われていたものが薄いオレンジ系のサファイアだったり、パライバトルマリンと思われていたものがブルートルマリンだったりするケースもあります。
鑑別書をお持ちであれば、ジュエリーと一緒にお持ちください。ただし、書類の内容だけで判断するのではなく、発行機関や記載内容を確認し、実物の宝石と合わせて査定します。
査定前に無理にクリーニングする必要はない

査定前だからといって、ご自身で無理にジュエリーをクリーニングする必要はありません。特に宝石付きジュエリーは、宝石の種類や処理の有無、石の状態によって適したお手入れ方法が異なります。
例えばエメラルドには、表面まで達した傷にオイルや樹脂などを含浸しているものがあり、超音波洗浄機などを使用すると石や処理に影響する可能性があります。オパール、真珠、珊瑚、ターコイズなども、それぞれ性質や適したお手入れ方法が異なります。
「何の宝石か分からない」「どのような処理がされているか分からない」という場合は、自己判断で洗浄せず、そのままお持ちいただいて構いません。一方、汚れがひどくダイヤモンドの光沢などを確認しにくい場合には、査定時に洗浄することがあります。
最新の金・プラチナ買取単価はホームページで確認できる

「今日のK18はいくらなのか」「Pt900はいくらなのか」と気になる方は、大蔵屋のホームページで最新の買取単価をご確認いただけます。電話・メール・LINEでのお問い合わせも可能です。
金やプラチナの相場は動いているため、同じ日でも時間帯によって買取単価を変更する場合があります。
ただし、掲載している買取単価だけでジュエリーの最終的な査定額が決まるわけではありません。素材や純度、重量に加えて、宝石やブランド、異素材の有無、製品の構造なども実物を見ながら査定します。
ご来店前に現在の素材単価を確認したい方は、こちらをご覧ください。
査定額を確認してから売るか決めても大丈夫

大蔵屋では、査定だけ、現在の価値を確認するだけでもご利用いただけます。
「いくらになるのか知りたい」「売るかどうか迷っている」という段階でも構いません。査定額を確認してから、いったん持ち帰って検討したり、ご家族と相談したりして決めていただけます。
実際の査定・買取事例をご覧になりたい方は、こちらもご覧ください。
手放したくないジュエリーは質預かりという選択肢もある

「現金は必要だけれど、ジュエリーは手放したくない」という場合は、買取ではなく質預かりという方法もあります。
質預かりは、品物を担保としてお預かりし、その査定価値の範囲内でお金をご用意する仕組みです。期限内に元金と質料をお支払いいただくことで、品物を手元へ戻すことができます。
ご家族から受け継いだ指輪や思い出のあるネックレスなど、売却を迷っている品物についてもご相談ください。
まとめ|処分する前にジュエリー全体の価値を確認することが大切
ジュエリーの買取価格は、金やプラチナの重量だけで決まるとは限りません。素材だけでなく、ダイヤモンドや色石、ブランドやモデルなど、その品物にほかにも評価できる部分がないかを確認することが大切です。
切れたネックレスや変形した指輪、片方だけのピアス、刻印が読めないジュエリーでも査定できます。箱や保証書、鑑別書、鑑定書が見つからなくても、それだけで諦める必要はありません。
「古いから価値はないだろう」「何の素材か分からないから売れないだろう」と処分してしまう前に、まずはジュエリー全体の価値を確認してみてください。
三重県鈴鹿市でジュエリーの査定・買取なら大蔵屋へ

三重県鈴鹿市の大蔵屋では、金・プラチナをはじめ、宝石付きやブランド、ノンブランドなど、さまざまなジュエリーを査定しています。
「何の素材か分からない」「壊れている」「刻印が読めない」といった品物も、そのままお持ちください。査定額を確認してから、売却するかどうかを決めていただけます。
鈴鹿市はもちろん、四日市市・津市・亀山市などからも多くのお客様にご利用いただいています。
ご来店前に相談したい方は、LINE査定もご利用ください。




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