こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。
今回は1986年の登場から現在まで、ロレックスの人気スポーツデル「サブマリーナ デイト 168000」の最新買取価格相場をご紹介いたします。 ※あくまで参考程度にご覧ください。
【2023年 秋】高価買取が期待できるサブマリーナ デイト 168000 トリプルゼロ
ロレックスの 「サブマリーナ デイト 168000」 2023年09月時点の最新買取価格相場をご紹介します。
ブランド | ROLEX ロレックス |
商品名 | SUBMARINER DATE サブマリーナ デイト |
品番 | Ref.168000 |
文字盤 | ブラック |
ムーブメント | パーペチュアル 機械式 自動巻 |
キャリバー | Cal.3035 |
ケース | オイスター 40mm |
ベゼル | 逆回転防止ベゼル |
ブレスレット | オイスターブレスレット(3列リンク) |
素材 | オイスタースチール |
パワーリザーブ | 約48時間 |
A社 買取価格 | ~800,000円(税込) |
B社 買取価格 | ~870,000円(税込) |
大蔵屋 買取価格 | ~1,000,000円(税込) |
ロレックス(ROLEX) サブマリーナ デイト 168000 トリプルゼロ について
ロレックス(ROLEX) サブマリーナ デイト 168000は1986年頃~1988年まで製造されていたモデルです。
サブマリーナ 168000は1980年代に突如として出現した6桁リファレンスのモデルで、今なお謎多きモデルとして語られています。
1980年~2020年までのサブマリーナ デイト ステンレスモデルの系譜としては以下の通り。
モデル | 製造 |
サブマリーナ 16800 | 1980年~1986年 |
サブマリーナ 168000 | 1986年~1988年 |
サブマリーナ 16610 | 1989年~2010年 |
サブマリーナ 16610LV | 2003年~2010年 |
サブマリーナ 116610LN | 2010年~2020年 |
サブマリーナ 116610LV | 2010年~2020年 |
サブマリーナ 168000の後はリファレンスが5桁へ戻り、6桁へと変わったのは2010年のことなので、168000は正式に6桁に世代交代する20年以上前に登場したイレギュラーな6桁モデルとなります。
この記事では未だ謎が解明されていないモデル、サブマリーナ デイト 168000についてご紹介します。
サブマリーナ 168000の基本スペック
サブマリーナ 168000の基本スペックは、先代にあたる16800と同じです。
サファイアクリスタル風防、防水性能は300m、ハイビート使用のムーブメント Cal.3035が搭載されています。
サブマリーナ 16800の後継機ではあるものの、スペックは16800から何も変わっていません。
トリプルゼロ とは
トリプルゼロとはサブマリーナ 168000のニックネームで、リファレンスに0が3つ並んでいることから名付けられました。「トリプル0」と表記されることもあります。
オイスターパーペチュアル 116000も0が3つ並んでいますが、こちらにはニックネームが付けられていません。
シードゥエラー 16660はリファレンスに6が3つ並ぶことから「トリプルシックス」というニックネームがつけられています。
これらのことを踏まえると、ファンの多いスポーツモデルで数字が3つ並ぶと、ニックネームをつける対象になる、もしくはサブマリーナ 168000はイレギュラーな登場をしたことで注目を浴び、ニックネームがつけられることとなったと考えられますね。
サブマリーナ 16800 と 168000 ( トリプルゼロ ) の違い
サブマリーナ 168000 トリプルゼロは、先代モデルとの明確な違いが表面上では見えないため、相対的な比較をすることでしか説明が難しいモデルとなります。
ここでは、サブマリーナ 16800 と 168000 ( トリプルゼロ ) の違いについてご紹介します。
ステンレス素材の違い
サブマリーナ 16800 と 168000の違いとして真っ先にあげられるのが、ステンレス素材の違いです。
これはロレックスが公式に発表しているものではありませんので、正確な情報とはいえませんが、ステンレス素材を変更するにあたりリファレンスが変わったという説が濃厚とされています。
ステンレスとは、正式にはステンレス鋼と呼ばれ、鉄が50%以上、クロムが10.5%以上の割合で含まれている合金素材を指します。
ステンレスの中にも素材の割合などでグレードがあり、時計業界で一般的に使用されているのが「304」「316L」といったステンレスです。
サブマリーナ 16800にて採用されていたのは316L、168000では904Lに変わったので、リファレンスを変更したというのが、通説となっています。
ステンレス種類記号 | 特徴・用途 |
304 | キッチンのシンクなど幅広く工業用品で用いられているステンレスで、ステンレス全体の60%以上の割合が304と言われている。 |
316L | 304素材にニッケル含有量を高め、モリブデンを加えたうえで改良したステンレス素材。304と比べて耐食性に優れ、多くの高級時計ブランドが採用しているステンレス。 |
904L | 316L以上にクロム、モリブデン、ニッケルの含有量を増やし、更に耐食性を高めたステンレス。耐食性が高い反面、加工が難しいとされている。ロレックスのSSモデル全て、ジンやジラール・ペルゴの一部のSSモデルに採用されている。ロレックスでは904Lのことをオイスタースチールと呼んでいる。 |
ケースサイドのリファレンス刻印
サブマリーナ 16800 と 168000の違い二点目は、ケースサイド、12時方向のブレスレットを外した部分のリファレンス刻印の違いです。
サブマリーナ 168000では「168000」と刻印されています。
サブマリーナ 16800 と 168000の違いまとめ
サブマリーナ 16800 と 168000の違いはステンレス素材の違いとケースサイドのリファレンス刻印の違いです。
ステンレス素材に関しては専用の分析機で分析するしかなく、外観や触り心地でわかるものではありません。なので、見てわかるのはケースサイドのリファレンス刻印の違いだけとなります。
次の項目ではサブマリーナ 16800 と 168000の共通点をご紹介します。
サブマリーナ 16800 と 168000 ( トリプルゼロ ) の共通点
サブマリーナ 168000が謎多きモデルとされる理由は、16800との相違点が少ないからではありません。通常の世代交代では変更が行われる部分が、このモデルでは変更されていないというのが、謎を深めているのです。
バックケースの刻印
ロレックスのバックケース内側にはリファレンス番号が刻印されています。 サブマリーナ 16800 と 168000のバックケース内側の刻印は、どちらも「16800」で同じです。同じパーツを使っているならまだしも、ステンレス素材が異なるのだとしたら、不思議ですね。
ギャランティ(保証書)の表記
ギャランティ(保証書)の表記も、サブマリーナ 16800 と 168000のどちらも「16800」となっています。
ステンレス素材のことも公式に発表せず、複数の部分で16800表記を使うのであれば、もはや16800として販売すればよかったのでは…と思いますが、こればかりは永遠の謎になるかもしれません。
サブマリーナ 16800 と 168000 ( トリプルゼロ ) の買取相場の違い
サブマリーナ 16800は1980年から1986年までの6年間製造されたのに対し、サブマリーナ 168000は1986年から1988年までの3年間しか製造されていません。
サブマリーナ 168000は3年間しか製造されなかった短命モデルで謎の多いモデルとなると、16800よりも168000の方が高値で取引されていそうですが、実際はそうではありません。
その理由は、サブマリーナ 16800の1980年~1984年の個体にのみある「フチなし」の存在です。
フチなしインデックスの個体は希少で評価が高く、その希少性から相場が上昇する傾向があります。そのため、サブマリーナ 16800と168000の買取相場を比較すると、フチなしを含む16800の方が相場が高いという結果になります。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではサブマリーナ 168000 トリプルゼロ を高価買取中!
三重県鈴鹿市・津市・四日市市のお客様よりご愛顧いただいている質店「大蔵屋」では、サブマリーナ 168000 トリプルゼロを積極的に買取しております!
サブマリーナ 168000は約3年間という期間しか製造されなかった謎多きモデルで、その点にロマンを感じる方も数多くおられる需要の高いモデルです。
スポーツロレックスの需要の高まりとともに、セミヴィンテージであるサブマリーナ 168000の買取相場も上昇しており、2023年7月時点では、当時の定価(おそらく40万円台)を大きく上回る価格での買取も期待できるモデルとなっております。
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