こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。
今回は2007年の登場から現在まで、ロレックスの人気ロングセラーモデル「ミルガウス 116400GV」の最新買取価格相場をご紹介いたします。 ※あくまで参考程度にご覧ください。
【2023年 夏】高価買取が期待できるミルガウス 116400GV
ロレックスの 「ミルガウス 116400GV」 2022年10月時点の最新買取価格相場をご紹介します。
※追記 2023年04月時点の買取価格に更新しております。
ブランド | ROLEX ロレックス |
商品名 | MILGAUSS ミルガウス |
品番 | Ref.116400GV |
文字盤 | ブラック |
ムーブメント | パーペチュアル 機械式 自動巻 |
キャリバー | Cal.3131 |
ケース | オイスター 40mm |
ベゼル | スムースベゼル |
ブレスレット | オイスターブレスレット(3列リンク) |
素材 | オイスタースチール |
パワーリザーブ | 約48時間 |
A社 買取価格 | ~1,050,000円(税込) |
B社 買取価格 | ~1,130,000円(税込) |
大蔵屋 買取価格 | ~1,300,000円(税込) |
商品名 | MILGAUSS ミルガウス |
品番 | Ref.116400GV |
文字盤 | Zブルー |
A社 買取価格 | ~1,200,000円(税込) |
B社 買取価格 | ~1,300,000円(税込) |
大蔵屋 買取価格 | ~1,500,000円(税込) |
※Zブルーインデックス買取価格
ロレックス(ROLEX) ミルガウス 116400GVについて
ロレックス(ROLEX)のスポーツウォッチ、ミルガウス 116400GVは2007年~2023年まで製造・販売されていたモデルです。
ミルガウス 116400シリーズには、通常のサファイアクリスタル風防の116400、そしてこの記事でご紹介するグリーンサファイアクリスタル風防の116400GVがラインナップされていました。
ミルガウスは1980年代後半にモデルごと廃盤となったモデルです。そんなミルガウスの、約20年ぶりの復活モデルとして登場したのがミルガウス 116400シリーズで、その中でも特別なモデルとしてラインナップされたのがグリーンサファイアクリスタル風防の116400GVでした。
ミルガウス 116400GVはミルガウスの復活モデルである116400シリーズの中でも際立った存在でした。それまでのロレックスには存在しなかったグリーンサファイアクリスタルガラスはとてもインパクトがあったのです。
そのため、ミルガウス 116400GVは発売から間もなく、定価を大きく上回る約180万円というプレミア価格で取引されるモデルとなりました。
現在はロレックススポーツモデルを中心にプレミア価格で取引されることは珍しくありませんが、現在のような高騰は2019年以降の現象です。なので、2007年~2008年にミルガウス 116400GVが約180万円まで値上がりしたというのは非常にセンセーショナルな出来事でした。
その後、相場は落ち着き、2014年 Zブルー文字盤の登場で注目を集めることとなります。
この記事では2023年にディスコン(廃盤)となったミルガウス 116400GVについてご紹介いたします。
ミルガウスとは
そもそもミルガウスとはどういうモデルなのかを簡単にご紹介します。
ミルガウスは1956年に登場した時計で、放射線技師や研究者など磁気の影響を受けやすい環境で働く人達のために開発された特別なモデルでした。
1000ガウス(約80,000A/m)の磁気に耐えられる耐磁性に特化した時計ということで、フランス語で1000を表す「ミル」とCGS単位系の磁束密度を表す「ガウス」を組み合わせてミルガウスと名付けられました。
ロレックスの中でもニッチなユーザーへ向けた時計なので、販売数は少なく、過去に長期間廃盤になったこともあるモデルです。
ミルガウスの歴史
ミルガウスの歩んできた歴史をまとめます。
1956年~1960年代前半 | 初代ミルガウス 6541 |
1960年代前半~1980年代後半 | 2代目ミルガウス 1019 |
1980年代後半~2007年 | ラインナップから無くなる |
2007年 | ミルガウス 116400 / 116400GVが登場 |
2014年 | ミルガウス 116400GV Zブルーが登場 |
2015年~2016年 | ミルガウス 116400がディスコン(廃盤)に |
2023年 | ミルガウス 116400GVがディスコン(廃盤)に |
1980年代後半にラインナップから外れたミルガウスは、2007年に復活しました。そして、2023年、再度ラインナップから外れた形となります。
ミルガウス 116400GV と 116400の違い
ミルガウス 116400には、この記事で紹介しているグリーンサファイアガラス仕様の116400GVと通常のサファイアクリスタルガラスの116400があります。
ミルガウス 116400GVと116400で異なるのはガラスの色の違いだけかと思われがちですが、その他にも異なる点がいくつかありました。
ここでは、ミルガウス 116400GVと116400の違いについてご紹介します。
グリーンガラス
まずはミルガウス 116400GVと116400の決定的な違いとなっている、グリーンサファイアガラスについて。
ミルガウス 116400GVのGVはフランス語で緑のガラスを意味する「Glace Verte」の頭文字をとったものです。
通常、ロレックスの型番のアルファベットはベゼルカラーを表すものですが、116400GVではグリーンサファイアガラスを表すGVとなっていることから、グリーンサファイアガラスが特別な意味を持つことが伺えます。
グリーンサファイアガラスは、2023年時点ではミルガウス 116400GV専用のガラスとして存在しており、他のモデルには採用されていません。「採用されていない」というのは、ロレックスの中でという意味ではなく、全てのメーカーの時計でという意味です。
グリーンサファイアガラスはロレックスが開発した特別なガラスで、製造には非常に高度な技術を要するため、ロレックス以外では作れないと言われています。そのため、細かな点でも特許を取得するロレックスが、グリーンサファイアガラスでは特許を取得していません。
グリーンサファイアガラスは特許を取得する必要のないほど、製造が難しく特別なものなのでしょう。
ガラスの透かし彫り
2つ目のミルガウス 116400GVと116400の違いは、王冠透かし彫りの有無です。
2003年以降のロレックスの時計には、風防ガラスの6時方向に、クラウン(王冠)マークがレーザー刻印されています。クラウン(王冠)マークは目を凝らしても中々見えないぐらいの薄さと小ささで、模造品対策として入るようになりました。
ミルガウス 116400シリーズの登場は2007年なので、登場時から王冠透かし彫りが入っているはずですが、ミルガウス 116400には王冠透かし彫りが入っているものの、116400GVには王冠透かし彫りは入っていません。
なぜミルガウス 116400GVに王冠の透かし彫りが入っていないのかは公式発表されていませんが、グリーンサファイアガラスがロレックス以外には製造できない特別なガラスである点が理由のひとつかもしれません。
文字盤デザインの違い
3つ目のミルガウス 116400GVと116400の違いは文字盤デザインの違いです。
ミルガウス 116400シリーズでは、文字盤のカラー、バーインデックスのカラー、5分刻みのインデックスデザインの組み合わせにより、すべての文字盤デザインが異なります。
デザインのパターンは以下の通り。
文字盤カラー | 黒、白、Zブルーの3色 |
バーインデックスのカラー | 全て白、全てオレンジ、369のみオレンジの3種類 |
5分刻みのインデックスデザイン | スクエアドット、アラビア数字の2種類 |
ミルガウス 116400には黒文字盤と白文字盤があり、白文字盤は116400GVにはない116400のみの文字盤カラーです。Zブルー文字盤は116400GVにしかない文字盤カラーなので、共通してあるのは黒文字盤のみです。
しかし、同じ黒文字盤でもミルガウス 116400と116400GVではデザインが異なります。
116400の黒文字盤は、バーインデックスのカラーが全て白、5分刻みのインデックスデザインはスクエアドットです。
116400GVの黒文字盤はバーインデックスのカラーが369のみオレンジ、5分刻みのインデックスデザインはアラビア数字です。
116400の白文字盤はバーインデックスのカラーが全てオレンジで、その配色からトロピカルマンゴーのニックネームがつけられるなど、特別な個性があります。
このように、ミルガウス 116400シリーズは、それぞれのモデルに個性があるのです。
製造期間
4つ目のミルガウス 116400GVと116400の違いは製造期間です。
モデル | 製造 |
ミルガウス 116400 黒文字盤 | 2007年~2015年頃 |
ミルガウス 116400 白文字盤 | 2007年~2016年頃 |
ミルガウス 116400GV 黒文字盤 | 2007年~2023年 |
ミルガウス 116400GV Zブルー文字盤 | 2014年~2023年 |
ミルガウスは一部のユーザーに向けたニッチな時計として誕生しましたが、ミルガウス 116400シリーズの登場により一般ユーザーの関心も集める時計となりました。
ロレックスのラインナップの中でも唯一無二の個性を持つ時計として親しまれてきたミルガウス 116400シリーズですが、2023年にディスコン(廃盤)に。
今後、ミルガウスが復活する日がくるのかは今のところ不明ですが、耐磁インナーケース方式ではなく、姉妹ブランドのチューダーのブラックベイ セラミックのように、耐磁性の高いムーブメントを搭載したモデルとして復活する可能性は十分にあります。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではミルガウス 116400GVを高価買取中!
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」では、ミルガウス 116400GVを高価買取しております。
数年前より廃盤が噂されていたミルガウス 116400GV、2023年ついに廃盤となったことで話題となりました。廃盤発表後、買取相場は若干上昇し、現在は安定しています。
今後どのように相場が変動していくかは読めませんが、十分なリセールバリューが見込めるモデルです。
三重県鈴鹿市、津市、四日市市などのお客様よりご愛顧いただいている大蔵屋でも、ミルガウス 116400GVを積極的に買取中ですので、まずは無料査定だけでもお試しください。買取だけでなく質預かりも承っておりますので、売るか迷っている場合にもお気軽にご相談いただけると幸いです。
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