ロレックス サブマリーナとは
ロレックス サブマリーナは、1953年に誕生したロレックスの代表的なダイバーズウォッチです。水深300mまでの防水性能を備え、回転ベゼルを搭載することで潜水時間を正確に計ることができるのが特徴です。
サブマリーナは、ダイバーズウォッチの代名詞ともいえるモデルであり、世界中のダイバーから愛用されています。また、日常生活にも馴染みやすいデザインと高級感から、ビジネスシーンやフォーマルな場でも活躍する腕時計です。
サブマリーナの特徴は、以下のとおりです。
高い防水性能：水深300mまでの防水性能を備え、ダイビングやシュノーケリングなどのウォータースポーツでも安心して使用できます。
逆回転防止回転ベゼル：潜水時間を計測できる回転ベゼルを搭載しています。回転ベゼルには、誤作動対策のため逆回転防止機能がついています。
グライドロック・エクステンションシステム：ブレスレットの長さを2mmごとに最大20mmまで簡単に調整できる機構です。
洗練されたデザイン：シンプルながらも洗練されたデザインで、どんなシーンにも合わせやすいのが魅力です。
高級感：ロレックスが誇る、高級感と機能性を兼ね備えたダイバーズウォッチです。
サブマリーナは、その高い性能とデザイン性から、世界中の人々に愛されている、まさにロレックスを代表するモデルです。
サブマリーナ 回転ベゼルの使い方
ロレックス サブマリーナの回転ベゼルは、潜水時間を正確に計測する際に使います。
回転ベゼルの目盛りについて
サブマリーナの回転ベゼルにある目盛の起点は、丸い点が入った逆三角形のマークです。この丸い玉はルミナスポイントという名称で、蛍光塗料が入っているため暗闇で光るようになっています。
ベゼルの目盛りは、起点から15分までが1分刻み、15分以降は5分刻みとなっています。
サブマリーナ 回転ベゼルの使い方
潜水開始時、ベゼルを反時計回りに回して、分針の位置に起点である逆三角形のマークを合わせます。
こうすることで、潜水開始時からの時間経過をベゼルと分針で確認することができます。
逆回転防止機能について
サブマリーナの回転ベゼルは、反時計回り（左回り）にしか回すことができない逆回転防止機能が付いています。
サブマリーナの回転ベゼルは、潜水時間を計測するために備えられています。潜水時間を計測するということは、つまり、潜水可能時間を把握する機能とも言えます。
潜水可能時間とは、ダイバーが安全に潜水できる時間を指します。これは、酸素ボンベの残量や潜水深度によって異なります。サブマリーナの回転ベゼルは、潜水時間を正確に計測することで、ダイバーが潜水可能時間を把握するのに役立ちます。
では、なぜ逆回転防止機能によって反時計回り（左回り）にしか回すことができないかというと、時計回り（右回り）が可能な場合、潜水中に誤ってベゼルが右に回ってしまうと、実際の潜水時間よりも短く表示されてしまうからです。
例えば、限界時間が30分で、すでに20分が経過しているにも関わらず、ベゼルが右に回ってしまった場合、10分しか経過していないように見えてしまう可能性があります。
このような危険を防止するために、逆回転防止機能がついています。
ちなみに、逆回転防止ベゼルが装着されているのはサブマリーナだけではありません。ダイバーズウォッチの国際規格において、逆回転防止機能付きの回転ベゼルを有することが定められています。
逆回転防止機能がついていないモデルもある
サブマリーナの回転ベゼルに逆回転防止機能がついたのは、サブマリーナ デイト 第2世代にあたる1980年登場のRef.16800からです。
それ以前のモデルには逆回転防止機能はついていません。
回転ベゼルは日常生活でも役立つ
サブマリーナの回転ベゼルは、時間経過を計測するための機能です。そのため、日常のさまざまなシーンで利用することができます。
例えば、仕事のスケジュールや鍋の煮込み時間などを計測することができます。
もちろん、スマートフォンでもこれらの時間は計測できますが、せっかくサブマリーナを着用しているのであれば、あえて回転ベゼルで時間を計測するのも良いでしょう。
回転ベゼルを使うことで、サブマリーナの機能を楽しむことができるだけでなく、日常生活の中で時計をより身近に感じることができます。
サブマリーナ ブレスレット グライドロッククラスプの使い方
サブマリーナのブレスレットには、工具なしで簡単にブレスレットの長さを2mmごと最大20mmまで調整できるグライドロック・エクステンションシステムが備わっています。
ここでは、ロレックスが特許を取得したグライドロック・エクステンションシステムを可能にしているグライドロッククラスプの使い方を解説します。
手順1. セーフティキャッチを開く（バックルの王冠部分）
手順2. バックルの先端を引き上げ、クラスプを開く
手順3. バックルの裏側、ブレスレットの付け根部分を引き上げ、ロックを外す
手順4. ブレスレットが調整できる状態になったので、好みの長さに位置を調整する
手順5. 位置調整が完了したら、同じ手順で固定する
グライドロッククラスプは、20mmまで伸ばすことができますが、それ以上伸ばすと、ブレスレットが破損する可能性があります。また、クラスプを閉める際は、ロックがしっかりかかっていることを確認してください。
グライドロック・エクステンションシステムについて
ロレックスのグライドロック・エクステンションシステムが必要な理由について解説します。
サブマリーナを着用してダイビングする際、ダイビングスーツの上から着用する必要があります。ダイビングスーツは分厚い素材のため、通常のブレスレットサイズでは着用できません。
そんなときに役立つのがグライドロック・エクステンションシステムです。工具を使わずに、グライドロッククラスプの操作だけでブレスレットの長さを最大2cm調整できるので、手間なくダイビングを楽しむことができます。
また、グライドロック・エクステンションシステムは、日常シーンでも役立ちます。腕が浮腫んでいる日や、スポーツで汗をかいてブレスレットが緩んでしまうときなど、工具を使わずに簡単に調整できるので便利です。
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