こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。
中古であってもしっかりと査定額が出ると言われているロレックスですが、モデルによって買取相場は異なります。
ご自身が持っているモデルの値段が上がっているのか下がっているのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなロレックスの買取相場の推移について紹介します。売りどきの判断材料のひとつとして、ぜひ活用してみてください。
※あくまで参考程度にご覧ください。
ロレックスの買取価格を左右する要素とは?
ロレックスの買取価格は常に一定ではなく、時期によって変動します。まずは、値段を左右する要素について見ていきましょう。
1.為替相場
輸入品である海外ブランドの商品は、為替レートによって値段が影響されます。円安になると輸入品の国内価格は上がるため、より高く売れるようになるでしょう。
逆に円高になると輸入品の価格は下がるため、購入のときに有利となります。
2.需要と供給
ロレックスの人気モデルは需要が高く市場が確立されている一方で、職人による手作業で生産されているため、供給量が少ないところが特徴的です。
入手難易度が高いモデルであればあるほど、円高でも高く売れるようになります。
対して供給量が多いモデルの値段は大きな変動がなく、急激な相場の上昇は期待できないのが正直なところです。
2021年、ロレックスの買取価格は?
その理由としては、新型コロナウイルスの影響が考えられます。感染症の拡大により製造ラインが一時停止され、2020年新作モデルの発表も延期されました。
一時は緊急事態宣言で店頭取引が制限されていましたが、解除とともに相場は回復。その一方で製造ラインの停止や貿易縮小による品薄が続いているため、マーケット需要は急増しているのです。
上記の要素をふまえて、2021年におけるロレックスの買取価格はどのように推移していくのでしょうか。結論から言いますと、ロレックスの値段は以前に比べると高くなってきています。
以上の理由から、ロレックスの値段は現在上がってきています。2021年は、近年まれに見る売り手市場だと言えるでしょう。
ロレックスの今後の相場推移
次に、ロレックスにおける今後の相場推移予想をしてみましょう。
世界情勢が揺らぐと高騰する金と同様、資産価値の高いロレックスも相場は継続して上がっていくことが予想されています。
ただし、新型コロナウイルスの感染拡大や世界情勢の変動により、為替相場が変わる可能性は高いのが現状です。
いつ値段が下がるかわからないため、使わない時計を持っている場合はなるべく早く売っておくと安心かもしれません。
ロレックス人気モデルの買取価格の相場推移
1.コスモグラフ デイトナ
ほぼ全てのモデルで値段が上がっています。ここ一年では、70万円も価格が上がっているモデル「116500 」ホワイトも存在しています。
そのため、デイトナは今まさに売りどきのモデルだと言っても過言ではありません。
デイトナは2017年から相場上昇の兆しを見せ、そこから値段を伸ばし続けています。「さすがにもう落ちつくだろう」と毎年言われていますが、2021年に入ってもなお相場を上昇させています。
2.GMTマスターⅡ
GMTマスターⅡも、値段を上昇させ続けているシリーズです。定価が928,000円のモデル「126710BLRO」は、2020年には190万円、2021年には200万円にまで値段を伸ばしています。
ほかのモデルも相場が上がっており、高価買取を狙いやすいでしょう。
「126710BLRO」の他にもブラウン×ブラックベゼルとシックな色味とオイスタースチール&エバーローズゴールドの「126711CHNR」も値段が高くなっています。
3.サブマリーナ
モデルによって上がっているものと下がっているものがあるため注意が必要です。上がっているのは、「126610LV」・「126610LN」・「126613LB」・「126613LN」といったモデルです。
10万円近く変動があるため、高く売りたいなら今がチャンスでしょう。
4.シードゥエラー
シードゥエラー「126600」・シードゥエラー ディープシー「126660」・シードゥエラー ディープシー Dブルー「126660」の買取相場は、ほぼ横ばいで推移してきています。
一部数万円の値段上昇モデルもありますが、大きく上昇しているわけではありません。とはいえ、定価よりは価格が上がっているため、十分プレミア価値があるモデルです。
5.エクスプローラーⅡ
ファッショナブルで根強い支持を集めるエクスプローラーⅡ「216570」。デイトナやGMTマスターほどの価格上昇はないですが、少しずつ値段を上昇させているシリーズです。
なお、エクスプローラーIIは「もうじき生産が終わるのでは?」と噂されていましたが、2021年4月にムーブメントcal.3285が搭載された待望の新作「226570」が発表されました。
ゆえに、今後価値が上がっていくことは十分に予想されます。
6. エクスプローラー
2016年から継続的に値段を上昇させているエクスプローラー「214270」。定価の62万5000円から価格を上げ、今では100万円前後で取引されています。
エクスプローラーはモデルチェンジの可能性が噂されていましたが、2021年4月にムーブメントcal.3230が搭載された待望の新作「124270」が発表されました。今後の推移に要注目です。
7.ヨットマスター
モデルによって値段の上下幅に差があるシリーズです。値段が上昇しているモデルは以下のとおりです。
ヨットマスター40「126622」ダークロジウム・ヨットマスター40「126621」チョコレート・ヨットマスターⅡ「116680」といったモデルです。
ほかのモデルほど定価との開きはなく、比較的安定した値段で推移している点が特徴的です。
8.ミルガウス
ミルガウス「116400GV」は、残念ながら高額なプレミア価格がついていないシリーズです。定価が79万7,000円であるのに対し、現在の価格は84~90万円。
多少定価より高くはなっているものの、ほぼ横ばいで推移しています。
ただし、時期によって数万円の上下はあります。ミルガウスよりもミルガウス Zブルーのほうが、若干高値がつきやすいです。
ロレックスの買取相場の推移から、売りどきを見極めよう!
近年の世界情勢から、買取相場が上昇しているロレックス。今ロレックスは近年まれに見る売りどきなので、使わない時計がお手元にある人は、価値を知るために査定に出してみてもいいかもしれません。
ただし、すべてのモデルで値段が上昇しているわけではありません。モデルごとの相場推移をチェックし、売りどきを見極めていきましょう。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」は鑑定料・査定料は一切いただいておりません。
査定価格にご納得いただけない場合には無理に買取に出していただく必要はありませんので、「これいくらになるだろう?」と気になられたら気兼ねなくご持参くださいませ。
思いもよらないお品物に意外なお値段がつくかもしれません。鈴鹿市の近隣の四日市市や津市が職場で、お仕事帰りに寄られる方もいらっしゃいます。
ロレックスやタグ・ホイヤーの買い取り・質預かりなら大蔵屋へご相談ください。