こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。
今回は1984年の登場から現在まで、ロレックスの短期間のみ販売されたレアモデル「エクスプローラーⅡ 16550」の最新買取価格相場をご紹介いたします。 ※あくまで参考程度にご覧ください。
【2022年 秋】高価買取が期待できるエクスプローラーⅡ 16550
ロレックスの 「エクスプローラーⅡ 16550」 2022年09月時点の最新買取価格相場をご紹介します。
※追記 2023年04月時点の買取価格に更新しております。
ブランド | ROLEX ロレックス |
商品名 | EXPLORER Ⅱ エクスプローラーⅡ |
品番 | Ref.16550 |
文字盤 | ブラック、ホワイト |
ムーブメント | パーペチュアル 機械式 自動巻 |
キャリバー | Cal.3085 |
ケース | オイスター 40mm |
ベゼル | 24時間ベゼル |
ブレスレット | オイスターブレスレット(3列リンク) |
素材 | オイスタースチール |
パワーリザーブ | 約48時間 |
大蔵屋 買取価格 | ASK |
※買取価格はカラーや表記などで大きく変動します
ロレックス(ROLEX) エクスプローラーⅡ 16550について
ロレックス(ROLEX) エクスプローラーⅡ 16550は1984年より製造されていたエクスプローラー2の二代目であり第二世代にあたるモデルです。
初代である 1655 から大きな変化を遂げて登場した 16550 は、現在のエクスプローラーⅡのルーツと言える機種です。
この記事では、たった2年という短期間のみ販売されたレアモデル エクスプローラーⅡ 16550 をご紹介いたします。
エクスプローラーⅡ 16550は短命に終わった セミヴィンテージ
エクスプローラーⅡ 16550の製造期間は1984年~1988年ですが、販売された期間は2年間と言われています。販売期間が2年間だったというのはあくまでも一つの説であり、販売期間に関しては諸説あります。
16550の製造期間について
僅か2年間しか販売されていなかったとされているエクスプローラーⅡ 16550ですが、製造期間は4年間です。2010年以前のロレックスでは、シリアルナンバーよりおおまかな製造期間を割り出すことが可能で、16550は以下の期間のシリアルが確認されています。
シリアル | 製造年 |
8~( 8番台 | 1984年頃~1985年頃 |
9~( 9番台 | 1986年頃~1987年頃 |
R~( R番台 | 1987年頃~1988年頃 |
16550の販売期間について
通常、製造期間と販売期間には大きな違いはありませんが、エクスプローラーⅡ 16550は異なります。
16550は製造期間である1984年~1988年の4年間販売されていたという説、製造された4年間のうちの2年間販売されていたという説、そして1998年のみ販売されていたという説など諸説あります。
エクスプローラーⅡ 16550の実際の販売期間については定かではありませんが、4年間ではなくもっと短期間に販売されていたという説が有力で、販売期間が短い分、個体数も少なくレアリティが高くなっているという側面があります。
エクスプローラーⅡ 16550は短命が故に希少価値が上がったセミヴィンテージモデルなのです。
初代 エクスプローラーⅡ 1655と16550の違い
エクスプローラーⅡ 16550は、初代エクスプローラーⅡである1655と比べると大きく変化したモデルです。ここでは、1655と16550の違いをご紹介します。
針の違い
エクスプローラーⅡ 1655は長針・短針がペンシル針でした。16550ではベンツ針へと変わり、ルックス面で大きな変化をもたらしています。
GMT針(24時間針)に関しても、1655のオレンジのバーと枠に白抜きの二等辺三角形から、赤い単色のバーに正三角形の先端がついたものへと変わりました。
ちなみに2011年登場の216570や2022年の現行モデルである226570では、GMT針は1655に近いデザインへと回帰しています。
インデックスの違い
エクスプローラーⅡ 16550と1655ではインデックスデザインも大きく異なります。
1655は1970年代に誕生した腕時計ということもあり、今以上に遊び心とレトロ感のあるデザインが特徴で、インデックスについても1655以外のロレックスにはないデザインです。
ベゼルの24時間表示の、奇数時(1・3・5・7・9・11・13・15・17・19・21・23)を小ぶりなスクエアインデックスに、偶数時(2・4・6・8・10・14・16・20・22)をバーインデックスで表しています。12・18は大きなバーインデックス、24時は大きな逆三角形のインデックスです。
1655の大きさの異なるスクエアとバーのインデックスを交互に並べたデザインは、細いフォントの24時間目盛りと相まって戦闘機の計器のようなデザインとなっています。
16550では現行モデルと同じドット・バー・逆三角形を組み合わせたインデックスとなりました。
24時間ベゼルの表記の違い
エクスプローラーⅡ 16550と1655では24時間ベゼルの雰囲気もガラっと変わりました。
1655はシンプルな細身のフォントで2|4|6|8|10|12|14|16|18|20|22|24の数字を刻み、数字と数字の間には細身の縦棒が刻まれています。
16550では数字は四角く角張った太いフォントへと変化し、2▼4▼6▼8▼10▼12▼14▼16▼18▼20▼22▼24数字と数字の間には、小ぶりな逆三角形のポイントが刻まれるようになり、1655と比べるとポップな印象となりました。
文字盤ラインナップの違い
今ではエクスプローラーⅡのイメージカラーとなった白文字盤がラインナップされたのは16550からで、1655では黒文字盤のみの展開でした。また16550ではアイボリーダイヤルもラインナップされています。
風防の違い
エクスプローラーⅡ 1655ではプラスチック風防でしたが、16550ではサファイアクリスタル風防となり傷に強くなっています。
ムーブメントの違い
エクスプローラーⅡ 1655ではCal.1570だったムーブメントは、16550ではCal.3085へと変わりました。Cal.3085はロレックスメンズモデルでは初の 28,800振動/時 ハイビートムーブメントです。時針(短針)を単独で稼働することが可能で、第二時間帯の表示が可能なGMT機能も備わりました。
プレミア価格が期待できるエクスプローラーⅡ 16550のレア個体
エクスプローラーⅡ 16550は製造期間の短さから全体的に希少なモデルですが、その中でもプレミア価格のレア個体が複数存在します。ここでは16550のレア個体をご紹介。
エクスプローラーⅡ 16550の中で最も代表的なレアモデルがアイボリーダイヤルです。
アイボリーダイヤルはその名の通り文字盤カラーがアイボリーのモデルで、「ホワイトダイヤルが経年変化したもの」「ホワイトの亜種的モデルである」という説もありますが、そこはハッキリとはわかりません。
ホワイトダイヤルでは針とインデックスの縁取りがブラックなのに対し、アイボリーダイヤルではシルバーとなっており、文字盤の色味とあわせて、ホワイトとはハッキリとした見た目の違いがあります。
ただでさえ個体数が少ない16550の中でも、最も希少な文字盤がアイボリーダイヤルです。
センタースプリット / レイルダイヤル
エクスプローラーⅡ 16550の文字盤6時方向には、2つの単語が並んだ2段の印字があります。上段は「SUPERLATIVE CHRONOMETER」下段は「OFFICIALLY CERTIFIED」です。
センタースプリットは、それぞれの単語の隙間(■部分)が上段下段で揃っているものを指します。
・一般的な個体
SUPERLATIVE■CHRONOMETER
OFFICIALLY■CERTIFIED
・センタースプリットの個体
SUPERLATIVE■CHRONOMETER
OFFICIALLY■CERTIFIED
レイルダイヤルとも呼ばれるセンタースプリットの個体はかなり希少で、ヴィンテージロレックス好きの間では珍重されております。とくにアイボリーダイヤル×センタースプリットの組み合わせであれば、より高いプレミア価格にて買取することが可能です。
センタースプリットはシードゥエラーなどでも確認されているレア個体ですね。
スパイダーダイヤル
スパイダーダイヤルは、ブラックダイヤルに存在する”文字盤にひび割れが入った個体”です。
エクスプローラーⅡ 16550に関わらず、ヴィンテージロレックスではブラックダイヤルにヒビ割れが入る個体があり、そのヒビ割れが蜘蛛の巣のように見えることからスパイダーダイヤルと呼ばれています。
一見、修理対象のように見えますが、ロレックスファンはこのヒビ割れもレアリティの一つとして珍重しているのです。中々見えない細かいヒビ割れからザクザクとした大きなヒビ割れまで割れ方は様々ですが、より蜘蛛の巣のようにひび割れている個体が、ヴィンテージファンの間で評価されています。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではエクスプローラーⅡ 16550を高価買取中!
ロレックス(ROLEX) エクスプローラーⅡ 16550は、短い製造期間の間に数々のプレミア個体を生み出したモデルです。流通数自体が少ないので、プレミア個体以外であっても定価を上回る価格で買取・販売されることが多く、今後も高価買取が期待できるヴィンテージロレックスとなっております。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではアンティーク・ヴィンテージロレックスの高価買取にも自信があります!長年大切にされてきたコレクション、しっかりと価値を見極めてくれる買取店を探している場合は大蔵屋までご相談ください。
大蔵屋は三重県鈴鹿市を中心に近隣の津市や四日市市のお客様からもご愛顧いただいているアットホームな質店です。買取だけでなく質預かりも行っているので、売却するか迷っている場合もお気軽にお問い合わせください。
もちろん、ロレックス以外にもオメガ(OMEGA)やタグ・ホイヤー(TAG Heuer)などのブランド時計、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)やシャネル(CHANEL)などのブランド品も取り扱っておりますので、ご自宅で眠っているブランド品を現金化したいという場合は大蔵屋へお任せください!