こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。
今回は2001年の登場から現在まで、ロレックスの人気ロングセラーモデル「エアキング 14000M」の最新買取価格相場をご紹介いたします。 ※あくまで参考程度にご覧ください。
【2022年 秋】高価買取が期待できるエアキング 14000M
ロレックスの 「エアキング 14000M」 2022年11月時点の最新買取価格相場をご紹介します。
※追記 2023年04月時点の買取価格に更新しております。
ブランド | ROLEX ロレックス |
商品名 | AIR KING エアキング |
品番 | Ref.14000M |
文字盤 | ブラック、ブルー、シルバー、ピンク、ホワイト |
ムーブメント | パーペチュアル 機械式 自動巻 |
キャリバー | Cal.3130 |
ケース | オイスター 34mm |
ベゼル | スムースベゼル |
ブレスレット | オイスターブレスレット(3 列リンク) |
素材 | オイスタースチール |
パワーリザーブ | 約48時間 |
A社 買取価格 | ~325,000円(税込) |
B社 買取価格 | ~350,000円(税込) |
大蔵屋 買取価格 | ~400,000円(税込) |
※買取価格は文字盤カラーなどで変動します
ロレックス(ROLEX) エアキング 14000Mについて
ロレックス(ROLEX) エアキング 14000Mは2001年頃から2007年まで製造・販売されていたモデルです。
1950年代より30年以上販売されていたエアキング 5500の意匠をほとんど受け継ぐ形で1990年頃に登場した14000、そんな14000のマイナーチェンジモデルとして登場したのが14000Mです。
大型化しスポーツモデルへと進化した現行エアキングとは違い、14000Mは小ぶりでシンプルなフェイスのクラシカルな腕時計でした。
この記事では今もなお人気が高く、シーン・年代・性別を問わず使いやすいオールマイティなモデル、エアキング 14000Mとあわせてエアキングシリーズについてご紹介します。
エアキング 14000と14000Mの違いは?
エアキング 14000と14000Mの違いはムーブメント、王冠透かし彫りの有無、ラグの横穴の有無です。
Cal.3000とCal.3130の違い
エアキング 14000が14000Mへマイナーチェンジされるキッカケとなったのがムーブメントの進化です。
14000に搭載されていたCal.3000がシングルブリッジだったのに対し、14000Mに搭載されているCal.3130はツインブリッジ仕様となっています。
ムーブメントの中で振り子のように動くテンプを支えるブリッジが1本から2本になったこと、調整機構であるマイクロステラスクリューがマイクロステラナットに変更されるなど、Cal.3130では精度だけでなくメンテナンス性も向上することとなりました。
王冠透かし彫り
王冠透かし彫りとは、サファイアクリスタル風防の6時方向に極小サイズでうっすらレーザー刻印された王冠マークです。
王冠透かし彫りは極小サイズかつとても薄い刻印なので肉眼で確認することは難しく、ルーペなどを使用してやっと見えるぐらいの刻印です。
模造品対策として2000年頃から入るようになったので、エアキング 14000Mからの仕様となっております。
ラグの横穴
エアキング 14000Mでは、ラグ部分、ケースとブレスレットを繋ぐためのバネ棒の穴が、外側からは見えないように変更されました。横穴がないことでよりスタイリッシュなルックスとなっています。
エアキング 14000と14000Mは外観上ほとんど違いがなくスペック面でのアップデートが主となっております。
エアキング 14000と14000Mの買取価格差
エアキング 14000と14000Mの買取価格差は数万円で、14000Mの方が高値が付きやすくなっております。
ロレックス最古のペットネーム「エアキング」
デイトナ、サブマリーナ、GMTマスター、デイトジャストなどと比べると知名度で負けるエアキングですが、その歴史は他モデルよりも長くロレックス最古のペットネームとして知られています。 ロレックスの中で初めてペットネームが文字盤に印字されたモデル「AIR-KING -エアキング-」、そんなエアキングの歴史を紐解くには、航空業界の歴史を知る必要があります。
航空の黄金期 1920~1930年代
「航空の黄金期」と呼ばれた1920~1930年代は、軍事目的を主軸として発展してきた航空機が民間向けの旅客機として舵を切り始めた時代です。(1950年代の黄金期とはまた別です。)
アメリカやドイツといった国が現代的な旅客機を生み出し、民間人に「空の旅」を提供するようになりました。
1930年代後半~1940年代にかけては第二次世界大戦などの影響もあり、航空機は軍事利用されることになりましたが、終戦後は「人のための乗り物」として進化を遂げていくことに。
そんな軍需・民需が入り交じる時代に、パイロット達の腕で一緒に空を飛んでいたのがロレックスのオイスターであり、後のエアキングです。
1930年代、イギリス人パイロットのチャールズ・ダグラス・バーナード氏をはじめ、様々なパイロットが世界初の長距離飛行記録やエベレスト上空飛行などの記録を打ち立ててきました。
そして、人類初の偉業を次々と成し遂げるパイロット達はロレックスのオイスターを着用していたのです。
ロレックスは数々の偉業を成し遂げたパイロットや飛躍的な発展を遂げる航空業界へのオマージュとして「AIR-KING(空の王)」というペットネームを付けたといわれています。
文字盤にAir-Kingと印字されたモデルは1940年代より登場しはじめ、当初は「AIR-LION(エアライオン)」「AIR-GIANT(エアジャイアント)」「AIR-TIGER(エアタイガー)」などの印字が施された個体が存在しています。
メンズ・レディースを問わないエントリーモデル
航空パイロット向けの時計として誕生したエアキングですが、2016年にエアキング 116900が登場するまではドレスウォッチ・フォーマルウォッチのような立ち位置の時計として販売されてきました。
パイロット向けの時計としてGMTマスターなどが登場したことで、エアキングは路線変更となったのかもしれません。
エアキング 14000Mをはじめとした34mm時代のエアキングは、オイスターパーペチュアルと大きな差がなく、クラシカルでシンプルなフェイスをしています。
また、14000Mに関してはノンクロノメーター仕様となっているため、SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIEDなどの表記がなく、「正確」を意味する「PRECISION」だけの表記で、スッキリとした見た目となっております。
現在ではレディースウォッチとしてのサイズでも通用する34mmサイズ、TPOを選ばないシンプルなフェイス、確かな性能を持ちながらロレックスの中では手頃な価格で手に入るということもあり、エアキング 14000Mはメンズ・レディース問わず人気のモデルです。
レディース人気も高い34mm&ピンク文字盤
エアキング 14000Mには369インデックスのピンク文字盤がラインナップされています。
適度にアラビア数字が入ったインデックスでシンプルすぎないフェイス、小洒落た感じを演出する淡いピンク色のエアキング 14000M ピンク文字盤はレディースを中心に人気が高まってきている印象です。
大蔵屋ではピンク文字盤やブルー文字盤など、どの文字盤のエアキング 14000Mであっても積極的に買取させていただきます。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではエアキング 14000Mを高価買取中!
エアキング 14000Mは廃盤から約15年経ち、徐々に評価が上がってきているモデルです。買取価格相場も2010年代半ばと比べると着実にアップしております。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではエアキング 14000Mを高価買取中です!大蔵屋では1990年代~2000年代のロレックスの買取実績が多数あり、多くのお客様にご満足いただいております。
三重県鈴鹿市・津市・四日市市などのお客様よりご愛顧いただいている大蔵屋は、顧客第一主義がモットーのアットホームな質店です。
ブランド品の買取だけでなく質預かりも可能ですので、売るか迷っている場合でもお気軽にご相談ください。お電話での簡易買取査定も承っております。
大蔵屋ではロレックスをはじめオメガ(OMEGA)、タグ・ホイヤー(TAG Heuer)などのブランド時計、エルメス(HERMES)やルイヴィトン(LOUIS VUITTON)などのブランド品を高価買取しておりますので、高く売りたいとお考えのお客様はぜひお問い合わせください!