【2022年 冬】ロレックス(ROLEX) GMTマスター 16750 買取価格相場 情報

こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。

今回は1980年の登場から現在まで、ロレックスの人気ロングセラーモデル「GMTマスター 16750」の最新買取価格相場をご紹介いたします。 ※あくまで参考程度にご覧ください。

【2022年 冬】高価買取が期待できるGMTマスター 16750


ロレックスの 「GMTマスター 16750」 2022年12月時点の最新買取価格相場をご紹介します。

※追記 2023年04月時点の買取価格に更新しております。

【2022年 冬】ロレックス(ROLEX) GMTマスター 16750 買取価格相場 情報 高価買取が期待できるGMTマスター 16750
ブランドROLEX ロレックス
商品名GMT MASTER GMTマスター
品番Ref.16750
文字盤ブラック
ムーブメントパーペチュアル 機械式 自動巻
キャリバーCal.3075
ケースオイスター 40mm
ベゼル2トーンベゼル 赤×青(ペプシ)、黒(ブラック)
ブレスレットオイスターブレスレット(3列リンク)、ジュビリーブレス(5 列リンク)
素材オイスタースチール
パワーリザーブ約48時間
A社 買取価格~1,000,000円(税込)
B社 買取価格~1,080,000円(税込)
大蔵屋 買取価格~1,250,000円(税込)
※追記更新 2023年04月時点の買取価格
※買取価格はインデックスなどで変動します

ロレックス(ROLEX) GMTマスター 16750について

ロレックス(ROLEX) GMTマスター 16750は1980年頃~1988年まで製造・販売されていたGMTマスターのサードモデル(3代目)です。

【2022年 冬】ロレックス(ROLEX) GMTマスター 16750 買取価格相場 情報 GMTマスター 16750について

1960年~1980年頃まで、約20年間製造された2代目 GMTマスター 1675の後継機として登場した16750、最も大きな変更点は毎時 19,800 振動のロービートムーブメント    Cal.1570から毎時 28,800 振動のハイビートムーブメント Cal.3075へスペックアップした点です。

ムーブメントがハイビート仕様のものへ変わったことで精度が向上したというメリットもありますが、その他にも実用性の面で大きなポイントが加わりました。

GMTマスター 16750におけるスペックアップはムーブメントだけではありません。風防はプラスチック風防のままでありながら、防水性能が50mから100mにアップしています。ちなみに同世代の金無垢モデルであるGMTマスター 16758にはサファイアクリスタル風防が採用されています。40年以上前ならではの今では見られない差別化ですね。

この記事では機種、ムーブメントともに約8年間と短命に終わったモデル、GMTマスター 16750について紹介します。

三重県鈴鹿市・津市・四日市市などのお客様よりご愛顧いただいている大蔵屋では、ヴィンテージのロレックスも積極的に買取しておりますので、気になった方はお気軽にご相談ください。

ムーブメント Cal.3075 について

GMTマスター 16750に搭載されているムーブメントはGMTマスターシリーズとしては初のハイビートムーブメントであるCal.3075です。

【2022年 冬】ロレックス(ROLEX) GMTマスター 16750 買取価格相場 情報 ムーブメント Cal.3075 について

Cal.3075はサブマリーナデイト 16800や168000に搭載されていたCal.3035をベースとし、GMTマスターの特徴であるGMT機能を追加したムーブメントです。

Cal.3075の魅力はハイビート化による精度の向上だけではありません。このムーブメントよりカレンダーのクイックチェンジ機構が搭載されたのです。

クリックチェンジ機構とは、短針を何周もさせることなくカレンダーの早送りができる機能で、日付変更の際にはとても便利な機能です。

クイックチェンジ機構があるとないとでは、ほとんどの方にとって”ある”方が便利ですが、現行機のGMTマスター2ではGMT機能との兼ね合いでクイックチェンジ機構が廃止となっています。そのため、クイックチェンジ機構搭載のGMTマスターをお探しの場合は、GMTマスターⅠの三世代目にあたる16750など、そして四世代目であり最後のGMTマスターⅠである16700より選ぶこととなります。

四世代目のGMTマスターⅠ 16700ではムーブメントがツインブリッジ仕様のCal.3175へと変更、Cal.3075が搭載されたのはGMTマスターⅠ 16750のみとなったため、Cal.3075の生産期間も16750と同じ約8年間となりました。

GMTマスター 16750が短命であったように、ムーブメント Cal.3075も短命だったのです。

フチなしインデックス と フチありインデックス

GMTマスター 16750を語る上で必ず話題にあがるのがフチなしインデックス と フチありインデックスです。

フチなしインデックスとは

【2022年 冬】ロレックス(ROLEX) GMTマスター 16750 買取価格相場 情報 フチなしインデックスとは

フチなしインデックスとは、インデックスが夜光塗料のみで表現されているもので、現行モデルのようにメタルのフチが施されていません。

GMTマスター 16750におけるフチなしインデックスは、初期3~4年分に製造された個体の仕様で、フチなしの個体は「前期」と呼ばれます。

フチなしインデックスの個体は、ダイヤル塗装が艶のあるラッカー塗装でなくマットな質感で、「マットフチなし」などの通称でも呼ばれています。

マットな黒文字盤にトリチウム夜光のインデックスは非常に味があり、トリチウムが焼けてクリーム色となったパティーナダイヤルはヴィンテージロレックスファンに人気です。

GMTマスター 16750においては製造年の新しい後期と比べて、初期に製造された前期の「フチなし」の人気が高く、買取相場もフチなしのほうが高くなっております。

フチありインデックスとは

【2022年 冬】ロレックス(ROLEX) GMTマスター 16750 買取価格相場 情報 フチありインデックスとは

フチありインデックスとはインデックスが夜光塗料がメタルのフチで囲まれたものを指します。

GMTマスター 16750におけるフチありインデックスは、1983年以降の個体の仕様で、フチなしの「前期」に対し、フチありの「後期」と呼ばれます。

フチありインデックス個体のダイヤルは艶のあるラッカー塗装、そしてトリチウム夜光インデックスを囲むホワイトゴールド製のフチが特徴です。

1980年代など今ではヴィンテージ世代として扱われているロレックスのラッカー塗装には、稀に蜘蛛の巣のようなひび割れが入る個体があり、綺麗にクラックの入ったダイヤルは「スパイダーダイヤル」と呼ばれヴィンテージロレックスファンの間で個性の一つとして受け入れられています。

GMTマスター 16750 フチありは後期と呼ばれていますが、この後期の中でも初期モデルとそれ以降のモデルがあります。

最も簡単に見分けられるのは文字盤12時方向の「OYSTER PERPETUAL」の表記です。初期のモデルは「OYSTER PERPETUAL」途中から「OYSTER PERPETUAL DATE」の表記となっています。

GMTマスター 16750のフチありで「OYSTER PERPETUAL」表記の個体は、1983年頃製造のモデルだけに見られます。※明確な情報ではありません。

GMTマスター 16750の買取相場においては「フチあり」より「フチなし」の方が高値となっておりますが、フチありであっても十分に魅力のある時計です。

アメリカドラマ「マグナムP.I.」とGMTマスター 16750

GMTマスター 16750は「マグナムP.I.(私立探偵マグナム)」というアメリカドラマと不思議な縁のある腕時計でした。

【2022年 冬】ロレックス(ROLEX) GMTマスター 16750 買取価格相場 情報 アメリカドラマ マグナム

私立探偵マグナムにて俳優のトム・セレックが演じる私立探偵トーマス・サリバン・マグナムが腕に巻いていた時計がGMTマスター 16750だったのです。

ドラマの放映年代を考えると矛盾が生じますが、私立探偵マグナムの中で、主人公マグナムの父の形見として登場する赤青(ペプシ)ベゼルのGMTマスター 16750は、フチなしマットダイヤルでした。

ドラマの放映期間は1980年~1988年、GMTマスター 16750の製造期間と同時期だったというのも不思議な縁を感じますね。主人公マグナムを演じたトム・セレックは、赤青(ペプシ)ベゼルのGMTマスター 16750を気に入っており、ドラマ終了後も愛用していたとのことです。

1960年代の007 ジェームズ・ボンドにサブマリーナ・GMTマスター・デイトナの前身にあたるモデルが登場していたのは有名な話ですが、私立探偵マグナムにGMTマスターが登場していたという話はそこまで有名ではありません。

三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではGMTマスター 16750を高価買取中!

GMTマスター 16750は約8年間という短い製造期間の中で、マットフチなしの前期モデル、フチありの後期モデルに分かれているモデルです。買取相場はマットフチなしのほうが高値となっておりますが、どちらにしても定価を大きく上回るプレミア価格であることに違いありません。

三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではヴィンテージのロレックスも積極的に買取しております。それぞれの個体の価値をしっかりと見極め、お客様にご満足いただける買取価格を提示する自信がございますので、アンティーク・ヴィンテージのロレックスの買取なら大蔵屋にお任せください!

ロレックスはプレミア価格になることが多いブランドで、急激に高騰することもあれば下落することもございます。そんな状況の中、「今のタイミングで売っていいものか」と悩まれている方も。

顧客第一主義をモットーとしている大蔵屋としては、お客様に「手放すんじゃなかった」などの後悔をしてほしくないと考えておりますので、売るか迷っているお客様には時計を手放すことなく資金を調達できる質預かりをオススメしております。

もちろん買取もジャンジャン承っておりますので、今の買取相場を知りたいというお客様は店頭で無料査定やお電話での簡易査定など、お気軽にお問い合わせください。

もちろんロレックスやオメガ(OMEGA)などの時計だけでなく、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)、シャネル(CHANEL)などのブランド品、iphoneや任天堂Switchなどの家電の買取も行っております!