こんにちは、三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」です。
今回は1950年代の登場から現在まで、ロレックスの人気ヴィンテージモデル「エアキング 5500」の最新買取価格相場をご紹介いたします。 ※あくまで参考程度にご覧ください。
【2023年 春】高価買取が期待できるエアキング 5500
ロレックスの 「エアキング 5500」 2023年03月時点の最新買取価格相場をご紹介します。
ブランド | ROLEX ロレックス |
商品名 | AIR KING エアキング |
品番 | Ref.5500 |
文字盤 | シルバー、ブラック、ブルー、グレー |
ムーブメント | パーペチュアル 機械式 自動巻 |
キャリバー | Cal.1530 Cal.1520 |
ケース | オイスター 34mm |
ベゼル | スムースベゼル |
ブレスレット | オイスターブレスレット(3 列リンク) |
素材 | オイスタースチール |
パワーリザーブ | 約48時間 |
大蔵屋 買取価格 | ASK |
ロレックス(ROLEX) エアキング 5500について
ロレックス(ROLEX) エアキング 5500は1950年代から1990年頃まで販売されていた腕時計です。2023年現在で考えると60年以上前に登場した腕時計ということになります。
エアキング 5500は30年以上にわたるロングセラーモデルということで、ヴィンテージロレックスの中では比較的入手しやすいモデルとして人気があります。
エアキング 5500以前には4925や4365などといったエアキングも存在していますが、ヴィンテージのエアキングといったら5500というぐらいに有名かつ流通数の多いモデルです。4925や4365はエアキングのプロトタイプ的な立ち位置で、5500で成熟されていったという印象ですね。
エアキング 5500は1950年代に登場したモデルなので、風防は強化プラスチック、防水性能は50m、採用されたムーブメントはノンクロノメーターと、1990年以降のモデルと比べると性能面ではスペックダウンしますが、ヴィンテージロレックスならではの魅力に溢れた時計となっております。
この記事ではエアキングの基礎を作り、次世代エアキングに繋いだモデル、エアキング 5500をご紹介します。
エアキング 5500の特徴と魅力
ここでは、エアキング 5500の特徴と魅力についてご紹介します。
3種類のブレスレット
エアキング 5500のブレスレットは時代によって異なります。
1960年代には リベットブレス、1970年代は巻きブレス ( 巻き込みブレス )、1980年代はオイスターブレスと変更されています。リベットブレスには伸縮性のあるエクステンションブレスも存在しました。
2種類のムーブメント
エアキング 5500は製造期間が長いことから、製造中にムーブメント変更が行われているモデルです。
1950年代~1960年代中頃まではCal.1530、1960年代中頃以降はCal.1520へ変わりました。数字的に減るのでややこしいですが、後期がCal.1520です。
※Cal.1530はCal.1560のクロノメーター未認定版という立ち位置のムーブメントで、変更後のCal.1520もクロノメーター未認定となっております。
ムーブメント | Cal.1530 | Cal.1520 |
振動数 | 18,000振動 / 時 | 19,800振動 / 時 |
パワーリザーブ | 約36時間 | 約48時間 |
その他機能 | 1960年代前半までの初期モデルにはバタフライローターが採用されていた。 時期によって石数が17石→25石→26石と変更になっている。 | 1970年代よりハック機能が搭載される。 |
ロレックス(ROLEX) ヴィンテージ・アンティークの入門モデル
エアキング 5500は他のロレックス ヴィンテージと比べてお手頃な価格が魅力のモデルです。ヴィンテージ・アンティーク ロレックスの入門モデルとして選ばれる方も多くいらっしゃいます。
メンズだけでなくレディースも使いやすい「34mm」ケース
エアキング 5500のケースサイズは34mmです。
ロレックスで34mmサイズといえば、現在ではレディースサイズ・ボーイズサイズにあたる大きさで、現在主流のメンズモデルと比べてかなり小ぶりです。
34mmというケースサイズは、エアキング 5500をはじめ2016年以前に登場したエアキングの魅力の一つでもあります。エクスプローラーIのようなシンプルなフェイスに、エクワンより2mm小ぶりな34mmサイズということで、こぶりな時計をお求めの男性や、メンズライクな時計が好みの女性から支持を集めました。
2016年に登場したエアキング 116900では、スポーティーなルックスに変更となりケースサイズも40mmへサイズアップされたので、34mmサイズでクラシカルなフェイスのエアキングをお求めの場合は2016年以前のエアキングを選ぶ必要があります。
34mmエアキングは一定の需要があり、その中でもエアキング 5500はヴィンテージ入門機として人気の高いモデルですので、大蔵屋でも積極的に買取させていただきます。
文字盤・インデックス・針などのバリエーションが豊富
エアキング 5500は文字盤色、インデックス形状、針形状などの違いで様々なバリエーションがあります。
標準的なエアキング 5500はバーインデックスにペンシル針で、オーソドックスなルックスです。文字盤カラーはシルバー、ブルー、ブラックが主流で、それらの3色と比べて数は少ないですが、グレーダイヤルも見受けられます。
エアキング 5500の初期モデルにはアルファ針 ( アルファハンド ) やトライアングル / クサビインデックス、それらのインデックスとアラビア数字を組み合わせた個体などがありました。それらの個体の流通数は非常に少なく、必然的にレア個体として扱われています。
ヴィンテージのエアキング 5500をお探しの方はインデックスや針に注目するのも楽しいかもしれません。
エアキング 5500の派生モデル
エアキング 5500には実に多くの派生モデルが存在します。ここでは、それら派生モデルをいくつかご紹介します。
イエローゴールドコンビモデル
エアキング 5501はステンレスではなくイエローゴールドコンビモデルです。
イエローゴールドコンビといっても、ただK18YG素材を採用しているだけでなく、ベゼルはなんとフルーテッドベゼルで、デイト表示のないデイトジャストといった雰囲気です。
デイトジャストのような見た目をしていますが、文字盤には大きなサイズでAir-Kingの印字があり、かなり個性的な一本となっております。
ヴィンテージならではの特別仕様ですね。
GF ( Gold Filled ) 金張りモデル
エアキング 5500の派生モデルには、ロレックスの中でも珍しいGF ( Gold Filled ) 金張りモデルがあります。ステンレス素材に40ミクロンの金を貼り付けた仕様で、GP ( Gold Plate ) 金メッキと比べて金の層が分厚いのがGFです。
GF ( Gold Filled ) 金張りモデルにはエアキング 5502、エアキング 5520、エアキング 5506などがあり、流通数は少ないながらも価格自体はそこまでプレミアにはなっていません。
また、エアキング 5506には引っ張るだけで伸び縮みするエクステンションブレスが採用されたものもあります。サブマリーナなどに採用されているエクステンションブレスとは異なり、引っ張るとビヨンと伸びる作りで、1950年代にアメリカで流行した仕様だそうです。
ケースサイズ36mmの「ビッグエアキング」
エアキング 5504はケースサイズが36mmの派生モデルで、5500と比べて2mm大きなサイズとなっています。通常のエアキングと比べて大きいことからビッグエアキングという愛称で呼ばれることも。
エアキング 5504は初期に製造されたモデルで、2mm大きなサイズに加えアルファハンドである点も特徴です。非常に流通数の少ないモデルとなっております。
エクスプローラー 5500
エアキング 5500を語る上で外せないのがエクスプローラー 5500です。
エクスプローラー 5500はエアキング 5500をベースにしたエクスプローラーIで、エクスプローラーのボーイズモデルとして誕生しました。
機種は違うのに同じリファレンスということで、しばしば注目されるモデルです。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」ではエアキング 5500を高価買取中!
ロレックス(ROLEX) エアキング 5500は30年以上製造されたロングセラーモデルで、ヴィンテージロレックスの中でも入門機として人気の高いモデルです。
三重県鈴鹿市の質店「大蔵屋」では、エアキング 5500も積極的に買取しております。ヴィンテージ品は確認事項が多いため、査定にお時間をいただくこともありますが、そのぶん市場価値にそった最新の買取価格を提示させていただきます!
大蔵屋は三重県鈴鹿市・津市・四日市市などのお客様よりご愛顧いただいている質店で、買取だけでなく質預かりも承っております。売るか迷っている場合は質預かりも可能となっておりますので、安心してご来店ください。
大蔵屋では、ロレックス(ROLEX)だけでなくオメガ(OMEGA)やタグ・ホイヤー(TAG Heuer)などのブランド時計、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)やシャネル(CHANEL)などのブランド品買取も行っておりますので、ご不要になられたブランド品がありましたら時計と一緒にお持ちください。